Panasonicのコンパクトデジカメ「Lumix LX7」を購入しました。
LX7
▲クリックで拡大

まだ3~4日ほど触った程度なんだけど、そしてカメラ初心者の私がデジカメの事を語るのはおこがましいんだけれど、Lumix LX7の特徴を挙げるなら
 ・スナップカメラなんだけど、結構ボケを生かせる。
 ・室内・暗い所の撮影に、驚くほど強い。
 ・1280x720 60fpsモードなら、動画が30分以上撮れる。
この3点が最大のポイントになるかと思います。

センサーサイズは1/1.7型と、普通のコンデジよりちょっと大きめ。
レンズは24-90mm(35mm換算)の3.8倍ズーム、
レンズの明るさはF1.4-2.3と、普通のコンデジの2~3倍明るい。
普通のコンデジよりちょっと重く(298g)、ズーム倍率もチョット物足りないものの、高性能なレンズのお陰でなかなか楽しいデジカメです。

地元のカメラのキタムラで、古いデジカメを下取りに出したら5年保証を付けても38500円。保証込みで考えたら、ネットの最安値Shopで買うよりチョットだけお得になりました。

購入までの思考の流れ

実はPanasonic製のデジタル一眼カメラを買う気でいたのですが、以下の様な思考回路が働いてしまいました。

LX7は1920x1080サイズの動画撮影には30分縛りがあるので、FZ200にしようかと非常に迷ったけれど、「数ヵ月後にFZ200とG6の二台持ち」になっても仕方が無いよなあ・・・てな感じで、暗所性能とコンパクトさを重視してLX7に決定しました(^_^;

最終的には、GH3/GH2/G6 のいずれかを購入し「写真の様な雰囲気の動画」を撮ることが目的。

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とりあえず、テキトーに撮ってみる(スチル)

まずは家の周りで静止画撮影テスト。

適当に撮影していても、10枚に1枚くらいは良いもの・面白いものが撮れそうな気配。それにオートフォーカスの進化や、室内撮影した時の画質の進化は、2~3年で目を見張るものがありますねえ。
あと、被写体に近寄ればセンサーが小さくても結構ボケるので楽しい。

日陰での撮影
LX7
▲クリックで拡大(1280x720にリサイズ)
露出-1EV あとはオート
「日陰で撮影した写真をモニタ上で等倍に拡大したらノイズが・・・」とかそんな野暮な事を考える時代じゃなくなりましたねえ。

被写体までの距離が2mまでなら、それなりに背景がボケます。
そしてコンデジクラスのカメラでも、A4くらいまで拡大プリント出来る時代なんですねえ。

室内での撮影
LX7
▲クリックで拡大(1280x720にリサイズ)
露出+1EV あとはオート
室内撮影も、かなり明るく撮影できる。

色々と撮ってて気が付きましたが、フォーカスの「AF/MF切り替えスイッチ」が付いているのが便利です。AFが迷う被写体の時はサクっとMFに切り替えられるのが便利。「追っかけAF」とか「フォーカスエリア変更」は液晶パネルの操作で切り替えるのでメンドイ。

室内(窓際)
LX7
▲クリックで拡大
※この写真は後からトリミング&露出補正してます。

どうでもよいお話ですが、私は今から14~5年前に大奮発して、当時10万くらいしたデジカメ (CAMEDIA C-2000Z)を購入しました。その時に色々と頑張ったけど、ヘボい写真しか撮れなかった。。。「良い写真をバシバシ撮れるようになろう」って野望は、この時一度諦めているんだけど 、なんかもう一回頑張れそうな気がして来た。

カメラの操作パネルなど

LX7
▲裏面 (既に指紋でベタベタw)
他のPana製デジカメと殆ど変わらず。
今後G6/GH3/GH2のいずれかを購入しようと思っているので、各ボタンの操作感覚を掴むには丁度良いかも。

操作ボタン部分のアップ
LX7の操作方法
▲裏面

  • マニュアルフォーカス可能。
    NDフィルター内蔵。手動フォーカス可能。
  • Fnボタンに「ワンショットAF」を設定すると、マニュアルフォーカス中(動画撮影中もOK)でも何度もAFを作動させる事が出来る。すげー便利!
  • 私はコンデジ撮影でも露出の変更はしょっちゅう行っていた。専用のダイヤルが付いたら想像以上に撮影しやすくなった!使いやすい!
  • あとレンズ開放側でガンガン遊んでみたいので、「NDフィルター内蔵」ってのも地味に嬉しい。

動画撮影時も、シャッター速度、絞り、フォーカスを手動調整可能。
LX7
▲クリックで拡大
「クリエイティブ動画モード」搭載。
動画撮影時も、好みのシャッター速度・絞り・露出・ISO感度を指定する事が可能。
 ・シャッター速度・絞り・露出は動画撮影中も手動変更可能。
 ・ISO感度は、オートか固定のみ。撮影中に任意の変更はできない。
 ・その他、撮影前にコントラスト・彩度・シャープネス・ノイズリダクションなど画質の微妙な調整も可能。
購入前は、このモードが動画撮影にどれくらい重要なのか分かっていなかった。

動画撮影機能を色々と弄ってみて愕然。この「クリエイティブ動画モード」があると無いとでは大違い。このモード以外では、動画撮影時の細かいセッティングがほとんど出来ない。
「衝動的にG5買わなくて良かった・・・」と胸を撫で下ろしました。

これ買って良かった!と思えた機能(動画撮影時)

(以下は、ここまでで書いた内容と重複する項目あり。)
前に何度か書いているけれど、ライブステージの動画撮影をするのが主な目的。
以下の機能がスゲー良かった。

  • マニュアルフォーカスあり
    ライブ会場など、暗い中で照明効果が激しく変化する撮影では、AFは迷いまくる。MFが必須。
  • Fnボタンに「ワンショットAF」を設定すると、マニュアルフォーカス中(動画撮影中もOK)に何度もAFを作動させる事が出来る。
    レバーでのMF操作に不安を感じていたけど、この「ワンショットAF」があれば何の不自由も無かった。
  • 被写界深度が思ったより深かった
    F1.4とかなりの開放レンズなので心配したけど、センサーサイズが小さいお陰で思ったよりボケない。
    • 被写体まで50cm~3mくらいの距離なら、十分ボケてくれる。
    • F1.4~2.3でも、フォーカスを10mあたりに固定すれば、7~15mの範囲はW-T端共にある程度ピントが合ってる。
      スナップ用カメラとして扱いが難しくなる事はなさそう。
      離れた距離なら、大雑把な置きピンでも通用しそう。
  • 動画のシャッタースピードを1/8まで落とせる
    MF+クリエイティブ動画Mモードの時限定だけど、暗所で肉眼で見るより明るく動画撮影する事も可能。

ライブ撮影の際、「AFが迷いまくる問題」と「過剰なローライト演出」はこの機種でもフォロー出来そうな気配。

あとはピンスポ・サイドスポット利用時のハレーションが、マニュアル操作で何処まで解消できるか・・・が問題。(ダイナミックレンジがかなり狭く感じるので、これは解消できないかもしれない)
ちなみに音声は別撮りするので、録画操作時に入るカチカチ音は気にしない。そこを気にしていたら最初からこの機種は買っていない。

現在、動画撮影機能を色々と試している最中。その辺のお話は次回更新で。

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