2015.03.20: 本文とは全く関係ない情報を追記
サイト内過去記事「デジカメ動画: GH1長時間撮影時のエラーメモ」の続きにあたるページです。
ハック済みGH2/GH1が、特定の撮影状況でのみフリーズしてしまう現象を報告しているページをいくつか発見。
その状況が、私や知人が(GH1で)過去に経験した状況とそれなりに似ているのでメモとして残しておきます。
不具合報告ページ1
私の経験とほぼ一致する、カメラがフリーズする状況は以下- 非常に暗い状況下では、AVCHDのビットレートは非常に低い状態になる
- 1080p FHDモードなら、真っ暗闇でも撮影が続く。
※「should continue」をどう表現してよいか分からない - 720p SHモードは、10秒以上「真っ暗な状況」を撮影する場合、録画をストップさせるかも知れない。
- 1080p FHDモードなら、真っ暗闇でも撮影が続く。
※上記は100Mbps Max Latitude Patch V2を適用したGH1のお話
(私の場合は未ハック)
不具合報告ページ2
Hacking GH2 without freezes - Impossible! -GH2 HACK - EOSHD Forum
私の経験とほぼ一致する、カメラがフリーズする状況- リンク先はGH2ハック済み (EOS Vanilla Patchを適用)
- 暗い状況で撮影し、ISOが1250以上に増加した時
- 24Pシネマモード(ハイビットレート)で、手動でシャッタースピードを増加させた時(1/1000以上にするとクラッシュ)
私の場合、照明が激しく変化するステージ撮影が多く、確かに舞台が急に暗くなったり、明るくなったりした時にフリーズする事があります。
※それぞれのページの詳しい翻訳は、別途機会を設けて紹介する予定です。
その他
(日本語) gh2-hack:gh2-hack-faq-jap [Personal View FAQs Wiki]
GH2ハック関連の情報から
- 64 GB SDXCカードでは、ときどき「file limit exceeded(ファイル・リミット超過)」エラーが出ることが報告されています。これは既知のバグとして認識されています。
- ※個人的見解
これは1つのファイルが4GBを超えてしまう場合に発生するエラーなので、ビットレートを高くしすぎない限り発生しないと考えている。
- ※個人的見解
- 「95 MB/s 64 GB SDXC」カードは、最高ビットレートのパッチ利用時でも安定してスパニング(1ファイル4GB以上の連続撮影)できることが報告されています。その他のカードでは、スパニングできません。ただし、低ビットレートのパッチなら、すべてのSanDiskカードでスパニング可能です。
- SanDisk「Extreme HD Video 30MB/s」はその後、世代交代し、現在は「Extreme HD Video」、もしくは「Extreme 45 MB/s」になったようです。
- 新しい「45 MB/s」は問題なく使用できることが判明していますが、この新しい「Extreme 45 MB/s」と、GH2ハックには向かない旧式の「45 MB/s Extreme Pro」を混同しないようご注意ください。
- 「Extreme Pro 32 GB 95 MB/s」SHDCカードは、「Extreme HD」カードよりも高速です。ただし、「64 GB 95 MB/s SDXC」ほど速くはありません。
- SanDiskのメモリーカードは、ニセモノが多々出回っているそうです。Amazonなどの通販でもニセモノが横行していることが報告されていますので、くれぐれも正規販売代理店からご購入されることをお勧めします。
※GH1のhack Wikiページはこちら (検索で引っかかる方はこちら)
(SDカードに関する注意事項などの記載はなし)
補足(自分用メモ)
よく忘れるのでメモ。
GH1の録画モードは以下の4種類
FHD(1920x1080 17Mbps)
SH(1280x720 17Mbps)
H (1280x720 13Mbps)
L (1280x720 9Mbps)
GH2の録画モード
24p シネマ (23Mbps/17Mbps)
高ビットレート(30P)(1920x1080 17Mbps)
FSH(1920x1080 30i 17Mbps)
FHD(1920x1080 30i 13Mbps)
SH(1280x720 60p 17Mbps)
H (1280x720 60p 13Mbps)
2015.03.20: 本文とは無関係な追記
Raspberry Pi 2 にカメラのフラッシュを当てるとクラッシュする件 -あっきぃ日誌
本ページとは直接関係のある話ではないですが、はてなブコメ欄や本文中から貼られたリンク先を読むと「光で誤作動する」系のお話が色々と語られていて参考になります。
どうやら今回の場合は「キセノン系フラッシュがダメ」という事らしいです。
知人GH1ユーザーが、以前「ストロボ効果を多用したステージを撮影してたら、ストロボ効果のタイミングでGH1が落ちた」と言っていたので、非常に稀なことかもしれないけど、こういう誤作動もあるのかなあ・・・?と思い、このページにメモ。
(私もストロボ効果を多用した舞台を何度か撮影してるけど、GH1/GH2/GH3がそのタイミングで落ちた事は無い。ちなみに私が撮影した舞台のストロボは、ここ2~3年は全部LEDフラッシュだ。)
あとがき
私の大好きなステージ撮影は、
・暗転等で「10秒以上真っ暗な状態」は毎回発生する。
・照明がかなり暗くなり、ISO1250以上が必要になる状況はザラにある。
・逆光やフラッシュ演出などで、SS速度が急激に変化する、などの状況も発生しやすい
などなど、このページで紹介した情報内に思い当たる状況がたっぷりと含まれていて困ってしまいます。
疑わしい状況下での撮影を避けて通れない、かつ検証するには実践投入するしかないのがもどかしい。
※このページに追記を入れた2015.03.20の時点では、GH1の(2時間以上の撮影でAFとズーム多用による)熱暴走でカメラがハングした経験はあるものの、それ以外のハングは経験したことが無い。更に付け加えるとGH2/GH3が撮影中に落ちたという経験は今の所ゼロ。うーむ。心配のしすぎだったかもしれない。