2016.02.20: 2月17日配信分について追記(問題なし)
2016.02.15: 他サイトで拾った続報を追記
2016.02.11: 今月分には「更新に失敗する/時間がかかる」固有の問題はないと判断。
2016.02.10 16:15追記: KB3126593の注意点に情報追記
2016.02.10 15:30追記&ページ構成変更
KB3126587とKB3126593で Corel VideoStudio X8とX9がクラッシュする模様
毎月恒例の Windows Updateで発生するトラブルや不具合などをまとめたページです。このページでは、2016年2月のWindows Updateの情報をまとめています。
2016.02.20追記分
2016年02月17日配信分について
固有の問題は発生しないものと思われます。トラブルが発生した場合は、一般的な対処方法を試してみましょう。
2016.02.15追記分
当サイトでは2/11以降 情報収集していません。引き続き情報収集されている「 ニッチなPCゲーマーの環境構築」さんでは、以下の問題が報告されています。
- 32bit版Office2013 + KB3114717でくっそ重くなる不具合
32bit版のOffice2013 + KB3114717という環境で、CPU負荷が100%まで上昇し、まともにタイピングが出来なくなる場合がある。 - KB2952664/KB2976978の続報 [Update:2016/02/14]
KB2952664 および KB2976978 が「アンインストール出来なくなる」問題の続報。
追記終わり。以下本文
2016.02.10配信分の注意点: 概要
- 今月は (今の所) 大きな問題は少な目な感じですが、Corel の動画編集ソフト「VideoStudio」の X8 およびX9 ユーザーは注意。KB3126587 およびKB3126593 をインストールすると VideoStudio がクラッシュする模様。
- KB3126593は、Corel VideoStudio以外でも問題が出る場合があるかもしれません。
- ちなみに手元のマシンは 10/8.1/7 それぞれ、無事アップデート出来ています。
※ただしWindows7マシンは更新の確認にかかる時間は長めです
「更新に失敗する」または「更新の確認に時間がかかる」場合
今月の更新には、「更新に失敗する/時間がかかる」固有の問題はないと思われます。過去の一般的な対処方法で対応可能です。
※ただしWindows7の場合、システムが正常でも「更新の確認」に30分前後の時間がかかるケースが多いです。
サイト内の一般的な対処方法
・Windows7のWindows Updateが終わらない、遅い、進まない問題の解決方法
・Windows updateができない・失敗をくりかえす時の一般的な対処方法
・OSが起動しないなど 深刻な場合 (Windows7/Vista)
・OS が起動しないなど 深刻な場合 (Windows 10/8.1)
・Windows updateのコンポーネントリセットツールを試す
・Windowsがインストールされているドライブが、ロックされている場合
更新の確認に時間がかかる場合
2月3日にオプション配信されたKB3135445(Windows Update Client)を先に手動でインストールしてからWindows Updateしてみましょう。
KB3135445をインストールしたくない場合は
ニッチなPCゲーマーの環境構築さんのWindowsUpdateで入れなくても良いKBリストを参考に。
※注意: Windows Update Clientは、ほぼ毎月更新されます。
2017年5月17日時点、Windows Update Client の最新版は KB4019265 に含まれています。
※2017年6月、この問題は解消しました。特定KBの先入れは不要です。
2/10配信 以前の更新パッチについて
- 過去の「月例別」Windows Update 不具合対処方法まとめページ
- 2014年8月~2016年1月の記事をリスト化しています。
サイト内の「過去の月例別トラブル情報」を確認したい場合、上記リンク先を利用してください。
- 2014年8月~2016年1月の記事をリスト化しています。
- 2016年2月版:GWXアプリからの自動アップグレード防止&停止方法-その1
- 2016年2月版:GWXアプリからの自動アップグレード防止&停止方法-その2
- KB2952664 およびKB2976978
- 削除したり非表示化したりすると、問題が発生する。
- 中途半端に削除していると、「ゾンビ化」したり「重要とオプション両方に更新パッチが登場」したりする模様。
- 削除&非表示化したい場合は、インストール済み一覧に出なくなるまで繰り返しアンインストールする(途中再起動はしない)。
- Windows10への自動アップデートについて
- 2016年2月2日から、Windows 7/8.1 からWindows10への「無償アップグレード更新プログラム」が「推奨される更新」に昇格され、予約を行った一部のPCでは自動的にWindows10へアップグレードされるようになっています。
- うっかり操作でWindows10へアップグレードしいてしまうのを防ぎたい場合は、上記リンク先の手順を実行する。
- KB2952664 およびKB2976978
以下、2月10日配信分 固有の注意点
Corel VideoStudioユーザーの注意点
Corel VideoStudio X8およびX9ユーザーは、今月のWindows Updateを適用すると、VideoStudioが起動できなくなる(クラッシュする)模様。
原因のパッチ
KB3126593の注意点
KB3126593は、上記 Corel VideoStudio 以外にも、何やら問題が発生する (一部のアプリケーションが起動できなくなる?) 場合がある模様。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3126593
- リンク先の記述が難しいけれど、どうやら一部の実行ファイルおよびダイナミックリンクライブラリ(特にCOMサーバー関連のDLLファイル) の呼び出し方に変更があった模様。
- そのため「信頼できないファイル」と判定されたDLLファイルは読み込まれず、イベントビューアに関連したログが残される模様。
- リンク先には警告メッセージ例と問題発生したファイルの呼び出し方 (解決方法) の提示あり
- ただし解決方法は、ユーザーが自力で問題ファイルを特定し、レジストリを編集して問題のファイルを「安全リスト」に登録する、というかなり難しい内容。
- リンク先には警告メッセージ例と問題発生したファイルの呼び出し方 (解決方法) の提示あり
以下、手元のPCでWindows Updateしてみた結果など
手元のPC環境でのチェック状況
アップデート後のWindows7マシン
▲クリックで拡大
重要12個。
「更新の確認」にかかった時間はチョット長めで30分前後。
(1月24日から2月9日までは5分程度で「更新の確認」が終わっていた機体)
アップデート後のWindows8.1マシン
▲クリックで拡大
重要15個/推奨4個
アップデート後のWindows10マシン
▲クリックで拡大
累積1個
※30分後追記: この後、2/10 早朝4:50頃になって悪意のあるソフトウェア削除ツール(KB890830)の更新プログラムが来ました
※拡張子の関連付けが外れる現象が発生する場合があるようです?
(私の環境では2月5日~7日に外れているので、追跡不能)
一部Windows7マシンで変な挙動あり1
『一度Windows10へ無償アップグレードし、「元に戻す」ボタンでWindows7にダウングレードを行ったPC 』にて、以下のような挙動がありました。
2016年2月分の「更新プログラムの確認」リスト
▲クリックで拡大
「更新の確認」後、「更新プログラムの確認」を開くと、「重要」のチェックが全て外れている状態でした。
そして「Windows10にアップグレード」のファイルが見当たりません・・・?
「Windows10にアップグレード」はオプション側にありました
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オプション更新ですが、しっかりチェックが入ってました(^_^;
一部Windows7マシンで変な挙動あり2
本日のWindows Update検証用に、『新規にWindows7(無印)をインストールした機体』
▲クリックで拡大
- Windows 7 SP1化が終了した時点で、こんな感じのメッセージが出ました(初めて見た)
- (注)この機体はライセンス認証していない(期限が切れたら別OSをインストール予定)
- この後、予想通り「更新の確認」が進まない現象発生。
- そして今回は、Windows Update Agentやシステム更新ツールの導入ですら2時間かかる状態になっていました。。。
- その後の 今月分のWindows Updateの確認もなかなか始まらない (20~30分待った)という状態でした(^_^;