PowerDVDを12から15へアップデートしたら、ブルーレイの動画再生のみがカクカク再生(毎秒2フレームくらい)になってしまい、正常に再生出来るようにするのにチョット苦労してしまったのでメモを残しておく事に。

通常の対処方法

リンク先の対処方法

いずれの方法も、私の場合は効果はなかった。
その後 色々試してみて、以下の対処方法を発見。

どうやら私のPCの場合も ビデオカードやドライバに相性問題が発生している感じだけれど、ドライバやPowerDVD のアップデートでカクカク再生が解消しない場合は以下の方法で凌ぐのが良い感じです。

私の場合の解消方法

「ビデオ エンハンスメント」を開き、動画の補正機能(TrueTheater) をOFFにする事で「ブルーレイのカクカク再生」は解消しました。

手順解説画像
PowerDVDでブルーレイがカクカクする時
▲クリックで拡大
 1. 歯車マーク(設定ボタン)をクリック
 2. [プレーヤー設定]の[動画、音声、字幕]を開く
 3. [ビデオエンハンスメント]のボタンを押す
 ※この画面の「可能な場合ハードウェアの映像処理機能を利用して再生する」のチェックは入ったままでOK (OFFにしても構わない)

エンハンスメント設定画面
エンハンスメント設定画面
▲クリックで拡大
「動画」のチェックを外し、補正が掛からないようにする。
※音声側のチェックは外さなくてもOK。

これだけでブルーレイ動画がスムーズに再生できるようになりました。

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この現象はちょっとバグっぽい?もしくはドライバの相性問題?そのうち修正されるかも。

ブルーレイを再生しながら先ほどの「動画補正オプション」の画面を開くと・・・
ブルーレイ再生中の補正オプション画面
▲クリックで拡大
ブルーレイ再生の場合のみ、(補正を有効にしていた場合でも) 補正のチェックは外れた状態になって再生されています。
どうやら、ブルーレイ動画を再生する場合はTrueTheaterの動画補正オプションは外れるのが正しい挙動のようですが、現在は(ビデオカードやドライバによっては) それが上手く作動しない場合があるようです?

とりあえず、ブルーレイに収録された動画は、通常はフルHD(1920x1080)のサイズがあり、補正の必要が無いくらい美しい画像が収録されていますので、修正されるまでは 動画の補正機能は無効にして楽しむのが正解かも・・・・と思います。

 

以下、解消するまでに試してみた手段いろいろ

個人的に試してみて効果の無かった手段

  • ブルーレイをISO化してみる
    • 光学ドライブに問題が発生し、データ転送速度が落ちているのかも?とPC内にデータをリッピングしてみたが、効果は無かった。
    • エクスプローラーから[BDMV\STREAM]フォルダを開き、MTSファイルを直接指定してみると、カクカクせずに正常に再生できる。
    • 転送速度やコーデック類の不具合では無い感じ。
  • オリジナルのブルーレイを作成・再生してみる
    • Adobe Encore (CS5/CS6)でオリジナルのブルーレイDiscを作成してみたが、やはりカクカク再生になった。
    • 1920x1080 30P/24P、1280x720 60Pの3種類の動画を作成してみたが、全てカクカク再生になってしまった。
    • AACSなどの暗号化解除とは無関係の現象っぽい。

ネット上で拾った情報

PowerDVD15では同様の症状は少ないが、古いバージョンの情報ならば、同様の症状に関する情報はかなり沢山のページが見つかります。

ネットで拾った対処方法 (手元では効果なし or 未確認)

  • グラフィックカード ドライバを更新してみる
  • ビデオカードのハードウェアアクセラレーションがきちんと有効になっているか確認する。
  • 逆にハードウェアアクセラレーションをオフにしてみる
  • 光学ヘッドの汚れ等を疑ってみる
  • 音声の出力を変更してみる
  • USB接続の光学ドライブの場合、USB2.0以上の接続であることを確認する (USB1.1接続の場合、速度が出ない)
  • CPUやビデオカードがスペック不足でないか確認する