PowerDVDのアップデート方法をメモしたページです。
私は以前「PowerDVDでブルーレイ見たい場合は2年おきに買い替えないとダメなんでしょ?」と思っていましたが、パッケージ版もバンドル版も、アップデータを適用する事でかなり長い間 (少なくとも4~5年?) はブルーレイの再生に対応してくれます。
アップグレードとブルーレイの再生について
発売から3年以上経過し、サポートの切れた古いPowerDVDは、その年にサポート切れしたPowerDVDへ無償アップグレード可能な場合があります。
- 古いPowerDVDは、サポート切れした製品の中で最新の PowerDVD に無償でアップグレードできる
2016年2月時点では PowerDVD12 (アップグレードファイルは2015.09.08リリース。製品版より5~6か月遅れ)
最終アップデータの公開日から8~10ヶ月くらい、ブルーレイの再生が可能になる。 - 2016年1月まで所有していたPowerDVD9と10は、昨年秋ごろにPowerDVD12にアップグレードでき、ブルーレイの再生も可能となった。
- バンドル版の場合、無償アップグレード出来ない場合もある。
OEM先メーカーの対応による違いなのか、アップグレードの対応はまちまち。 - PowerDVD8 は PowerDVD12 にアップグレードできない。
無償アップグレードは3世代先までなか?
今後も3世代くらい先まで無償アップグレードできるのかどうかは不明 - 詳細はページ下段
アップデートの手順
アップデートの手順は、PowerDVDをインストールする時と同様。
>>PowerDVDのインストール方法
アップデートの注意事項
- PC再起動直後にアップデートするのが望ましい。
- 出来ればOSのクリーンブートを行い、余計な常駐ソフトが起動していない状態でアップデートする。
- アップデートに失敗した場合は、PC再起動する。 (システムの復元やPowerDVDのアンインストールなどは行わず)そのままアップデータを上書きでインストールしてみる
※PowerDVD9~11時代、上記を注意しなければかなりの確率でアップデートに失敗した。
※PowerDVD15の場合、現時点では手元の環境でアップデート失敗はない。
アップデータの確認方法
通常は、PowerDVDの設定画面からアップデートを確認する。
▲クリックで拡大
「アップデート」の確認の場合でも「アップグレード」ボタンを押す。
アップデートがある場合
▲クリックで拡大
こんな感じのメッセージが表示されている。リンクをクリックするとブラウザが起動してダウンロードページが開く。
- この時、PowerDVDのバージョンが古くなると、有料のアップグレード版の案内が出るようになる。
- しかしWebページを下の方までスクロールさせると無償のアップデータが用意されている。
Webページでの確認 (パッケージ版の場合)
PowerDVD をアップデート | CyberLink
店頭販売やネットでパッケージ版/ダウンロード版を購入した場合は、CyberLinkのアップデートページでも更新ファイルをダウンロードできる。
ブルーレイや地デジ録画Discが再生出来なくなったら確認してみる。
- PowerDVDの場合、製品リリースから2年ほどでブルーレイのAACSキーが切れてしまう。
- しかし、パッケージ版購入ユーザーは2~3世代後のバージョンまでなら無償でアップグレード可能っぽい。
- 2016年2月現在、
PowerDVD9~11はPowerDVD12へのアップデート可能。
- 毎年夏(7~9月)頃に「その年にサポート切れしたバージョン」への無償アップデートプログラムが提供されている。
- ただし、Windows10+Edge (またはIE11)の組み合わせでは上手くダウンロード出来ないケースがある。
- Windows10ユーザーは FirefoxやGoogle Chromeを利用してダウンロードする。
- Windows10の場合でも、インストールは出来る
- Windows10の場合、タッチパネル用の「シネマモード」が正常作動しない (最悪の場合はOSクラッシュする) 現象があるらしいので注意する
※シネマモードのクラッシュは、手元のPCでは未確認。
※シネマモード以外の作動は特に問題はない。
- PowerDVD8の場合
(PowerDVD12へのアップデート含め)アップデータの提供が完全終了している模様。
- このケースを例に考えると、PowerDVDパッケージ版の寿命は6~7年と考えるのが妥当か?
- PC本体やOSの乗り換え・買い替えのペースや、動画の主流フォーマットの進化を考えると、6~7年の寿命は妥当な所と思われる。
- ただし、今後PowerDVD9~11がどうなるかは不明
(私はPowerDVD15に乗り換えるので、今後の追跡もしない)
バンドル版の場合
※すでに手持ちのバンドル版は手放してしまったので、この項目はうろ覚えで書いています。
光学ドライブなどにバンドルされたPowerDVDの場合、上のCyberLinkのアップデータは適用できない。
- AACSキーの期限が切れ、市販ブルーレイが再生出来なくなったタイミングなどで、アップデータの通知画面が出る。
- アップデータの通知には、大きく有料のアップグレード版の案内が出ているが、ページを下の方までスクロールさせると無償のアップデータが用意されている。
- 過去の経験上、多くのバンドル版では 製品 (光学ドライブなど) のリリースから (少なくとも)3~4年の間は「通知先のリンク」に無償のアップデータが公開されている。
- 手持ちのバンドル版の場合でも、PowerDVD9はPowerDVD11まではアップグレード出来た (そこで手放したため、12にアップグレードできるかどうか未確認)
ネットで拾った バンドル版PowerDVD10ユーザーの記録
LGのBDドライブに付属するOEM版PowerDVD 9を無料で10→12にアップデート| 蜥蜴日記
リンク先の概要や補足
- LGの光学ドライブのバンドル版 PowerDVD10で、PowerDVD12の提供を受けていらっしゃる例です。
- どこまでアップグレードを保証してもらえるかは、バンドル先(パイオニア、LG、バッファローなど)のサポート体制で変わってきます。
このページの情報は 以上です。