Windows をクリーンブートする方法を紹介したページです。
注意事項
- 注意事項はページの最後の方にあります。
1. msconfigを起動する
まず以下の手順でmsconfig (システム構成) を起動します。
※ 起動には管理者権限が必要です。
- スタートメニューを右クリック
(Windows7の場合は通常のクリック) - 「ファイル名を指定して実行」を選択
- 表示されたダイアログに「msconfig」と入力
- 「OK」を押す
Windows 8.1の場合
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Windows 10 と同じ手順で実行できます。
Windows 7の場合
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こちらもスタートメニューから「msconfig」と入力します。
msconfig が起動したあと
- スタートアップの読み込みを中止する
- Microsoft以外のサービスの読み込みを中止する
上記の2点を実行し、余計なサービスや常駐プログラムが実行されない状態をつくりWindowsを起動させます。以下、実際のその手順です。
スタートアップの読み込みを中止する
Windows 10/8.1の場合
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「スタートアップ」タブを選択し「タスクマネージャー」を開きます。
タスクマネージャー上での操作
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一つずつサービスを選択し、すべて無効にします。
※後で元に戻す時のため、最初の状態は覚えておきましょう
- 「全般」タブを選択する
- 「スタートアップのオプションを選択」チェックを入れる
- 「スタートアップの項目を読み込む」チェックを外す
Windows7の場合、上記の手順で一気に無効化する事が可能です。
Microsoft以外のサービスの読み込みを中止する
- 「サービス」タブを選択する
- 「Microsoft のサービスをすべて隠す」チェックを入れる
- 「すべて無効」を選択し、表示されているサービス全てのチェックを外す
※後で元に戻す時のため、最初の状態は覚えておきましょう - 「適用」を押す
最後に「OK」を押すと、PCの再起動を促す画面が表示されます。
PCを再起動する
PCを再起動すると、Windows は 余計な「サービス」や「常駐プログラム」が実行されない状態で起動します。これがWindows の「クリーンブート」された状態となります。
元の状態に戻す方法
もう一度 msconfig を起動し、変更した箇所を元に戻してPCの再起動を行います。
Windows を クリーンブートする手順の解説は以上です。
以下、クリーンブートの概要や注意点、クリーンブート が必要な状況などについての解説です。