2016.01.16: Office関連のKB3114570追記。Outlookの問題が解消しています。
2016.01.15: KB3119142 に外部参考リンクを追加。
2016.01.14: KB3119142の項目に加筆。KB3126036追加。文末にSilverlightゼロデイ脆弱性を追記
毎月恒例の Windows Updateで発生するトラブルなどをまとめたページです。
今月は (今の所) 、大きな問題は発生しないように感じます。
通常のPCであれば、今月のWindows Updateが進まなかったり、失敗したり、適用後にPCの調子が悪くなったり・・・という問題は発生しないと見ても良さそうです。
参考: 過去のトラブル情報
過去の「月例別」Windows Update 不具合対処方法まとめページ
2014年8月以降の記事をリスト化しています。
このサイト内の「過去の月例別トラブル情報」を確認したい場合、上記リンク先を利用してください。
2016年1月分「更新パッチの個別」情報
このサイト内には個別のKB情報はありません。
以下2サイトの情報が読みやすいです。
- 今日は毎月恒例「Windows Update」の日、全部で9件 - GIGAZINE
- 【アプデ】 Windows Update 2016年1月度 注意事項と各KBメモ :ニッチなPCゲーマーの環境構築
Windows Updateがはじまらない場合、失敗する場合
ページ下段に[KB3119142]および[KB3126036]の更新でエラーが出る場合の対処方法あり。
それ以外では今月の更新で発生する固有のトラブルは無いと思われます。
過去の一般的な対処方法を試してみましょう。
サイト内の一般的な対処方法
・Windows Updateの失敗・トラブル・エラー「回避」方法まとめ
・Windows7のWindows Updateが終わらない、遅い、進まない問題の解決方法
・Windows updateができない・失敗をくりかえす時の一般的な対処方法
・OSが起動しないなど 深刻な場合 (Windows7/Vista)
・OS が起動しないなど 深刻な場合 (Windows 10/8.1)
・Windows updateのコンポーネントリセットツールを試す
・Windowsがインストールされているドライブが、ロックされている場合
手元のPCでWindows Updateした結果
VMware上の仮想PC含め、計4台のPCをアップデート完了。
今の所、問題は発生していない。
- Windows 10・・・・
5分前後でWindows Update完了。更新後も今の所問題なし - Windows 8.1・・・・
5分前後でWindows Update完了。更新後も今の所問題なし - Windows7
・・・・更新の確認に12~3分かかった。インストールに10分前後かかった。
他OSと比べれば長い時間がかかるが、ここ数か月の中ではマシな方かな?
再起動後も、今の所問題なし
※インストール時間は、CドライブにSSD、CPUにCore i7~i5、10~20Mbpsの通信回線を使った場合。
通信品質やPCスペックによっては、もう少し時間がかかる場合もあります。
Office関連
こちらも今月は大きな問題はないと判断しても良さそうです。
KB3114570を適用すると、先月発生した「Outlookがセーフモードでしか起動できない問題」が解消するようです。
Windows8(無印) および IE8~10の注意事項
本日の更新を最後に、Windows8(無印) および IE8~IE10のサポートが打ち切られます。
今後、セキュリティ関連のアップデートはありません。
Windows8(無印)ユーザーは、早急に8.1へアップグレードしましょう。
ハードやアプリの問題でアップグレード出来ない場合は、「ネットに繋がない」・「ガチガチにセキュリティを固める」・「Windows7にダウングレードする」など、何らかの対策を行いましょう。
IE8~10ユーザーも、IE11へアップグレードするか、Google ChromeやFirefoxなど 別のブラウザを利用するようにしましょう。
ネット経由で入手したトラブル関連の情報
- KB3119142
- ※今月の定例アップデートに含まれたパッチではない。
- Microsoft Visual C++ 2012 Update 4 再頒布可能パッケージの更新プログラム
- 同じバージョンが既にインストールされている環境でWindows Updateがループしたり、KB3119142が繰り返し Windows Updateに登場してしまう場合がある。
- RADEONのドライバアップデートツールで「Microsoft Visual C++ 2012」が最新ではないと判断される。
- 解決策
コントロールパネル「プログラムと機能」で「Microsoft Visual C++ 2012 Update 4 再頒布可能パッケージ」を全て削除し再インストールしなおしてからWindowsUpdateを行う。(修復インストールでも直る場合もある模様) - ※再インストールする場合のインストーラー入手先
Visual Studio 2012 更新プログラム 4 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ
- 2016.01.15追記
この件の外部参考リンク
・山市良のえぬなんとかわーるど: 1/13 以降、Visual C++ 2012 Update 4 の更新 KB3119142 が繰り返される問題 (解決)
「Microsoft Visual C++ 2012 Update 4 再頒布可能パッケージ」の「修復インストール」で解決している。
・1/13 アップデートのKB3119142が繰り返し実行される - マイクロソフト コミュニティ
黒翼猫・ω・)さんの回答を参考にする。
修復インストールでは直らない場合がある模様?
- 2016.01.15追記
- KB3126036 (Silverlight)
- KB3126036の更新が失敗する場合は、Silverlightを一旦削除、再インストールしてから更新してみましょう。
- または support.microsoft.com/ja-jp/kb/2608523 左記ページの手順を実行してみましょう。
- KB3126036の更新が失敗する場合は、Silverlightを一旦削除、再インストールしてから更新してみましょう。
その他の注意点
手元のPCでもネット上の報告でも、問題発生を確認したわけではない。
「こんな変更があったので、ちょっと注意しておこうね」レベルの内容。
- KB3123479
- IEやEdgeでSHA-1署名されたファイルをダウンロードしようとすると「信頼できないファイル」と警告がでる様になります。
- KB3109853
- Windows 8.1以降。TLSの機能強化や問題修正が含まれます。
- TLS・・・インターネットの通信暗号化やセキュリティを要求される通信に使われる技術
- Windows Update後、急にネット接続が不安定になった場合や、一部サイトに繋がらなくなった場合、これを中心に解決の糸口を探してみる。
追記: Silverlightのゼロデイ脆弱性について
実に4年もの間、Silverlightにゼロデイの脆弱性があった模様です。
- 参考リンク
「Silverlight」にゼロデイ脆弱性--カスペルスキーが発見した経緯は - ZDNet Japan - 今回、この脆弱性による攻撃をカスペルスキーが発見し Microsoft に報告、2016年1月12日のWindows Updateにて修正された模様です。
- 修正の詳細
マイクロソフトが1月の月例パッチを公開--6件が深刻度「緊急」 - ZDNet Japan
(MS16-002、MS16-006)
このページの情報は 以上です。