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2020.06.13: Windows10 v2004 で Windows to Go 提供終了の旨を記載

2016.08.20: 初出


追記メモ

Windows To Go が正式サポートされるのは v1903 まで。Windows 10 v1909まで搭載されるが、v2004 でこの機能は削除された。忘れないよう、ここにメモを残しておく。

Windows10 (RS1/Pro版) のコントロールパネルに登場した「Windows to Go」を試してみた結果を紹介したページです。

まず結果から書くと、期待したような結果にはなりませんでした。

試した結果

Windows10 Pro版の install.wim でWindows To Goしてみた結果
Windows10(RS1/Pro版)で Windows to Go
▲クリックで拡大
「Windows To Go ワークスペースの作成に使用できるのは、Windows 10 Enterprise のイメージだけです」

という事で、残念ながらPro版の install.wim ではWindows To Goは作れませんでした。

 

うん。何となく予想は出来ていたけれど、せっかく苦労してwimイメージを作成したのにこの仕打ちを喰らうと、やはり納得いかない(^_^;

このページのメインの情報はここまで。
ただし上の情報だけでは物足りない感じだし、折角なので今回試してみた結果の色々を以下でリポートしてみます。

install.esdからinstall.wimを作る方法

別ページで紹介しています
 → install.esdからinstall.wimを作る

Windows 10 Enterprise の「install.wim」を使った場合

Windows 10 Enterprise版 の場合、インストールDVDに格納されているのは「install.esd」ではなく「install.wim」。上記の手順は不要。

Windows 10 Enterprise 試用版の「install.wim」を入手して「To Go」を実行した場合、Windows10(Pro版/RS1) 上でも普通に外付けHDDから起動できるTo Goの作成ができた。

上段: Pro版で作ったWindows To Go
下段: Enterprise 試用版で作ったWindows To Go
Pro版で作ったWindows To Go
▲クリックで拡大
(私の場合Enterprise 版のライセンスは保有していないので) 出来上がったTo Goは90日試用が可能な状態です。

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Windows to Go とは

  • USB 外付けストレージ からWindowsを起動できる機能。
    • Enterprise版でのみ使える機能。
    • この機能が搭載されるのは、Windows 10 v1909まで。(正式サポートは v1903 まで。v2004 でこの機能は削除された。)
    • また普通のUSBメモリでは利用できない。
    • UEFIブート可能、USB ストレージからブート可能なPCであれば、外付けUSBストレージからWindowsが起動できる
    • 古いPCではブートできないケースが結構多い
  • 何故か、Anniversary Update (RS1) 以降の Windows10 では、Pro版でもコントロールパネルに「Windows to Go」が出現するようになっている。
    • IP版の頃から登場していたので、チョット気になっていたが試す機会がなかった。
  • 作成手順
    Windows8時代に細かい手順をメモしたページがサイト内にあります。
    Windows8をUSBブートできる新機能Windows To Goが面白い!Enterprise版のみの提供なんて勿体無い!

今回参考にしたサイト

「install.esd から install.wimを作る手順だけ知りたい!」という欲求で以下サイトをナナメ読みしただけでは、install.wimを上手く作成することが出来なかった。何か色々とお約束ごとがあるかも。
時間と心に余裕がある時にいずれ挑戦したい。