Windowsの場合、1つのフォルダに保存できるファイルの数は

となっています。
理論上はこれだけのファイルを保存可能です。
しかし、

jpegなどの画像ファイルを保存する場合、1フォルダあたり1000~2000個くらいを目安にした方が良いなあ・・・と痛感する体験をしてしまったので、今回はその辺の話題を紹介します。

このページの内容をまとめると

5700枚のjpgデータが入ったフォルダを「サムネイル表示を有効」にして開いて一気に閲覧したら、エクスプローラがハングし、HDDに不良セクタが発生しました。

15年位前、ブラクラ踏んでIEの窓が一気に開き、HDDが破壊された時のようなクラッシュの仕方でした(^_^;

事のはじまり

一つのフォルダに突っ込んで、サムネイル表示したらHDDクラッシュ

この5700枚のjpgデータを、ひとまず1つのフォルダに入れ、サムネイル表示しながら画像をジャンル分けしようと試みました。

エクスプローラーのサムネイル表示機能
エクスプローラーのサムネイル表示機能
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便利ですよねえ。大雑把に写真を分類する際、非常に重宝しています。

ところが。
画面をスクロールさせ一気に3000枚前後をプレビューさせた辺りで、explorer.exeがハングしてしまいました。
explorer.exeがハング
▲クリックで拡大
エクスプローラは5~10分ほどハングした状態が続き、その後は無事作動するようになりましたが、該当フォルダのプレビュー表示は常にハングするようになりました。

その後、エクスプローラ自体の挙動も不審になり、ファイルの移動やコピーにもやたら時間がかかるようになり、もしやと思いSMART値をチェックすると、HDDには不良セクタが発生していました。。。
不良セクタが大量発生
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おおう。もう取り返しがつかねえ。

エラーが発生したファイルを調べてみると、デジカメ画像をプレビューしていた際に引っ掛かりが発生していた3個のファイルでエラーが発生しています。
一連の「大量画像を一気にプレビュー」させたタイミングでHDDにダメージが加わったと見て間違いなさそうです。

 

「大量画像ファイルを一気にプレビューする」という行為は、ほどほどの枚数で行わないと、それなりに危険な行為になるのかもしれません(^_^;

その他メモ

教訓

とりあえず、プレビュー表示が必要になるファイルの場合、

1フォルダに保存するファイルの数は、このくらいを目安にしておいた方が良さそうだなあ・・・と思った次第です。

おまけ

本日の更新を行う為に色々と参考文献を漁っている時に見つけたサイト
 ・FAT ファイルシステムのしくみと操作法
 ・FAT32のファイルシステムで扱える最大ファイル数は65,535個?21,845個?