Windows8のモダンUIを無効化して、Windows7のスタートメニューを完全に移植するツール、「Windows 7 explorer for Windows 8」の紹介。

ツールはネット上で無料で入手可能ですが、インストールにはWindwos7のインストールDVDが必要です。DVD内の「explorer.exe」と「wrp64.dll /wrp32.dll」およびそれらの日本語化ファイルをWindows8内にコピーし、紹介する機能を実現しています。(つまりライセンス的に結構怪しい)

Windows7化したWindows8 の起動画面
Winsows8とWindows7化
▲クリックで拡大

特徴
注意点

 

正規のスタートメニューを移植するせいか、Classic Shell秀丸スタートメニューより作動が軽快です。ライセンス的にかなり微妙なコトをしている気がしますが、Windows7のスタートメニューに慣れた人やデスクトップ環境のみで利用するならば、これが一番しっくり来る感じ。

やはり電源のシャットボタンとコントロールパネルは、この形式で表示されるのが一番スッキリしますねえ。

スポンサー リンク

ダウンロード

Windows 7 explorer for Windows 8
▲ページ内で紹介されている [ http://tihiy.net/files/ex7forW8_1.0.zip ] が目的のファイルになります。

ここで注意
セキュリティーソフトによっては、ウイルスと判定されます。
  • 参考:オンラインセキュリティサービスでの検出結果
    ▲43サービス中、4サービスでウイルス判定。
     読者投票: ウイルスと思う4票 / 無害と思う24票
  • 当サイト管理人は、無害と判断して利用していますが、あくまでも自己責任でご利用下さい。(心配な人はダウンロードしないようにしましょう)
    • 有名所では、シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィー、ソースネクストなどのウイルス対策ソフトが反応しています。(ちなみにMSEでは無害判定)
    • 個人的な意見ですが、「OSの基本的な部分を改変する」または「ライセンス的に反社会的である」、「配信元サイトに信用性がない」てな所がウイルスと判定されているのだと予測しています。

インストール方法

Windows 7 explorer for Windows 8
▲コンピュータへの変更を許可します。
「はい」をクリック

Windows 7 explorer for Windows 8
▲クリックで拡大
ここでは特に変更はせず「Install」をクリックすればOKです。

Windows 7 explorer for Windows 8
▲インストールは、あっさり終了します。

続いて、Windows7のインストールDVDを求められます
Windows 7 explorer for Windows 8
▲クリックで拡大
通常はDVDをドライブに挿入したら上段の「Find automatically」を選択します。
参照するファイルは、\sources\install.wim だけっぽいので、それだけHDDに抜き出しておいて直接指定してもOKです。

Windows 7 explorer for Windows 8
▲必要なファイルが全て揃ったら、このような画面が表示されます。
これで[Windows 7 explorer for Windows 8]が利用可能になります。

Windows 7 explorer for Windows 8起動

Windows 7 explorer for Windows 8
起動するとこのような画面に。
 ・Windows7のスタートメニュー(メトロUIはロードされない)
 ・Windows8のスタートメニュー(Win8本来・通常のスタートメニューを利用)
どちらかを選択する事が可能です。

Windows 7 explorer for Windows 8
▲設定を有効にするには、一旦Windowsからログオフする必要があります。
「はい」をクリック。

Winsows8とWindows7化
▲クリックで拡大
Windows8のスタートメニューがWindows7化されました。
モダンUIが完全に無効化されるので、デスクトップオンリーで利用したい場合には、非常に便利です。

Windows8のスタートメニューに戻したい場合は、スタートメニューから「Switch shells」を起動させます。
Windows 7 explorer for Windows 8
▲再びこのメニューを表示し、「Use Windows8 explorer」を選択すればOKです。

タスクバーのIMEを復活させる

コントロールパネルを開き、
「言語」>「詳細設定」>「入力方式の切り替え」で、
「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」にチェックを入れると、タスクバー上のIMEメニューが復活します。