2014.11.17:リンク切れの修正

注意: 2012年10月1日から著作権法の一部が改正されます。「技術的保護手段」を回避して映像・音楽コンテンツを複製・録画・録音する行為は、個人用途や家庭内利用の範囲から外され、違法行為となります。(現時点では刑事罰はありません。)
このページで紹介する内容の一部には、「技術的保護手段を回避する手段」となる可能性が含まれています。
現在では、このページの内容をそのまま実行しTV録画すると(地デジなどの無料放送でも)違法となるかもしれません。ご注意下さい。
  • 違法となる可能性がある箇所
    このページでは、B25Decoderを用いてTV放送を視聴する方法が記載されています。
    この状態で録画する行為は、「技術的保護手段」を回避して複製する行為にあたる可能性があります。
  • このページの内容はTV視聴のみを目的とするか、または試験・研究・参考資料として活用下さい。

 - 以下、古い情報であり、入手不可能となったファイルも存在しています。本文は直接利用せず、参考程度に活用下さい。 -



MonsterTV HDUS
ようやくMonsterTV HDUSをx64Windows7RCで本格稼動させ始めたので、その手順(というか自分用まとめ)を公開しておきます。
いわゆる対策版・未対策版、どちらもこの方法でTS抜き可能です

x64 Windows7用とx86 XP用で手順分けました。

32bit Windows XPでのHDUS改造ドライバ導入手順はコチラ。 
32bit Vistaな方はドライバ署名無効化の手順がありますので、このページの内容を読み替えながら理解するほうが良いかもしれません。

このページの情報は以下の環境対象

OS側:
   Windows 7、Vista、各64bit版。
SK-NET地デジチューナー側:
   HDUSの対策版・未対策版(HDUSF)、
   後継バージョンHDUCやHDU2、
   OEMのQRS-UT100Bなど。
(一応x64 Windows7とHDUS用に書いているので、適時読み替えが必要です。)

久々にHDUS関連の情報を読み漁ると、様々な情報で溢れ返り、嬉しいやら面倒くさいやら。 この何が何だか解らない状態を打破してくれるステキなツールがあったのでそちらを利用させて頂きました。現時点で一番簡単な方法だと、HDUS(未対策版)とHDUSF(対策版)が同じ方法でTS抜きが可能になります。

便利ツール

Quixun:クイックサン QRS-UT100BとTVTest+TvRockで快適生活
http://aprilmoon.ddo.jp/dtv/QRS-UT100B/
 (残念ながら諸事情で公開終了されました)
▲こちらで作成された「32bit/64bit統合ダウンロードインストーラー」なるものが激しく便利です。

対応機種
    MonsterTV HDUS HDTV
    Logitec LDT-FS100U HDTV(いわゆる対策版は存在しません)
    MonsterTV HDU2 HDTV
    MonsterTV HDP2 HDTV
    MonsterTV HDP HDTV
    Quixun QRS-UT100B(いわゆる対策版は存在しません)
    MonsterTV HDP Gold HDTV
    MonsterTV HDUC Gold HDTV(旧型番のみ)
    MonsterTV HDPS HDTV
    MonsterTV HDP2 Gold HDTV
    MonsterTV HDUC HDTV(旧型番のみ)
    MonsterTV HDU2S HDTV

注意:上記リストは2009年10月のものです。その後で対策版が出回っていないか等々、ご自分で情報収集をお願いします。

といった感じで、インストーラーを起動させた直後に手持ちの機器を選択するだけで、あとは自動でネット上から最適なドライバやツール類をかき集めてくれるスグレモノです。

このインストーラーはTVTestやTVRockもダウンロードして来てくれるので、あとはVisual C++ 2005SP1ランタイムをインストールしてやれば、一気に視聴環境が出来上がります。

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参考にしたサイト

ドライバのx64用改造、インストール、及びこのページを書くに当たって、以下サイトを参考にさせて頂きました。

http://hdus.homeip.net/BonDriver_nnb.html
リンク切れ:SKNET MonsterTV HDUSBonDriver_nnb以降用インストール用メモ
http://nurumayu.way-nifty.com/kame/2008/07/monster_tv_hdus_1a12.html
リンク切れ: Monster TV HDUS 改造版 自分用まとめ

Windows7RC x64 でQRS-UT100Bを使う ≪もんろさん情報ありがとうございます。

大量の情報があります。
ここから自分に必要な情報を抜き出し、色々つまずいた部分を重点的にまとめたのが以下です。

ドライバ改造&インストール操作手順(Vista/7 x64用)

大雑把に書いておきます。同梱のREADMEを熟読をお勧めします。

  1. ReadyDriverPlusをインストール(事前準備。ドライバ署名制限を無効)
    (uusbd64.pfxを利用する場合は必要なし)
  2. Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0をインストール(事前準備)
    ※64bit OSの場合、インストールするのはmsxml6_x64.msiの方。
  3. 32bit/64bit用infファイルと統合ダウンロードInstaller(公開停止: http://aprilmoon.ddo.jp/dtv/QRS-UT100B/)をインストール
    1. uusbd64.infのチェック
      「Extract\MTVHDUC_*****(任意)_Vista64_Drv\Vista64」内の
      uusbd64.infの%USB.DeviceDesc%の項目を
      UUSBD64.Dev,USB\VID_3275&PID_6051&MI_00に書き換え
      または記載があるかチェック

      uusbd64.inf
    2. uusbd64.pfxのインストール
      uusbd64.pfxは署名無効ドライバの署名を自分で行う為のファイル。
      x64 WindowsVista/7の場合、x64フォルダのuusbd64.pfxを「1.」のフォルダに移動・ダブルクリックしてインストール(こちらもuusbd64.infの%USB.DeviceDesc%の項目をUUSBD64.Dev,USB\VID_3275&PID_6051&MI_00に書き換えを忘れずに)
      (注意:uusbd64.pfxを利用した場合、管理者権限でコマンドプロンプトを実行し
       bcdedit /set TESTSIGNING ONを実行しておく。)
      (uusbd64.pfxの導入で上手く作動しない人は自力で作ってみる。
       64biti署名無効化と署名の作り方 uusbd64.sys | USB Loader JP
       またReadyDriverPlusを利用するならuusbd64.pfxのインストールを行わなくても大丈夫。)
    3. ドライバの上書き&不要ファイルの削除
      「Extract\MTVHDUC_*****(任意)_Vista64_Drv\Vista64」内のファイルを手持ちの標準HDUSドライバのフォルダへ上書き。
      SKNET_HDTV_BDA.sys/infファイルを削除。(uusbd64.sys/infファイルが代用してくれる)
    4. HDUSを(B-CASをつけたまま)PCに接続
      ドライバインストールの際、ドライバの検索先は上書きした標準ドライバのフォルダを指定。

以上の改造でHDUS等々のSK-NET系地デジチューナーはWindowsに認識され、作動するはず。SKNET_HDTV_BDA.sysを利用しない方法なので、HDUS・HDUSF関係無しに改造が可能。
以前はx64でHDUSのリモコンは動かないって話でしたが、HDUCのVista64用ドライバ内のSKNET_HDTV_IR.inf/sysファイルを利用する事でリモコンも作動しました。

追記:試していないけど、「Extract\MTVHDUC_*****(任意)_Vista64_Drv\Vista64」内のファイルじゃなく、Extractフォルダの外の「x64」フォルダ内のファイルを利用しても作動するかもしれない。

補足

上記手順で当方でもMonsterTV HDUSは無事x64 Windows7 RCで作動するようになりました。

しかし何故か外付けカードリーダー(NTT-MESCR3310-NTTCom)側にB-CAS挿すと上手く作動してくれなかったり、それ以前の問題で動かないと勘違いしたりがあったので、以下色々追記してます。

※追記:こうしてまとめを書いて見ることで、当方でドライバ認識を失敗していたのは上記項目「1.」のみuusbd64.infを書き換え、「2.」の手順を正しく行えていなかったのが原因だと今更ながら気が付いた(^_^;

上手く動かなかった人の為に1

ダウンロードしたファイルに添付されているReadMeを10回くらい読み直してみる事。
このページで紹介しているツール・ドライバ類は「異なるツール・ハードでも使えるように」といった思想で発展し、「誰もがスグ使えるような親切設計ツール」とは少し系統が異なります。

ウチの他にも解説サイト、まとめサイトが沢山ありますが、ドコを読む場合にも繰り返し全文読む事。複数の方々が開発・改造されたツール・ドライバ類と情報の組み合わせで成り立っているので、何か見落としている部分がある筈。
(ここの文章に記載漏れがあるかも)

上手く動かなかった人の為に2

32bit/64bit統合ダウンロードインストーラーは起動・機種選択の後にネット上から最適なファイルをダウンロードしています。しかしここでエラーが出ている可能性があるので、もう一度インストーラーを起動してみましょう。
(インストーラーは最適ファイルのダウンロード&解凍を行っていて、インストールしているワケじゃない。ダウンロード先によってはエラーが出やすい所がある)

環境によっては、もっと最適なファイルがあるかもしれないので「ダウンロードインストーラー」が集めたファイルを自分でも手動で探してみる。

上手く動かなかった人の為に3

x86環境で使用していたBontestやTVTestを、そのまま利用してませんか?
新しいドライバ+古い視聴・録画ツールの組み合わせでは作動しない場合が殆どです。
ドライバインストール後デバイスマネージャに「!」マークが出ていなかったら、恐らくドライバのインストールは成功しています。視聴ツールも最新版を探して最初から設定し直してみましょう。
(リモコンドライバに「!」が付いていても視聴は問題ない)

ちなみに私はココでドツボにハマってました(^_^;
x86時代に使用していたBonTestとコマンドツールのcap_hdus.exeがマトモに作動しません。

考え方:
uusbd以前の改造ドライバ:BonDriver.dll    :cap_hdus.exe ⇒ セット
uusbd以降の改造ドライバ:BonDriver_nnb.dll:nnc4hdus.exe ⇒ セット
BonDriver.dllの替わりにBonDriver_nnb.dllを使用するとcap_hdus.exeは作動しません。
nnc4hdus.exeというツールがBonDriver_nnb.dll対応ツールです。

とりあえずTVTestは複数のBonDriver.dllを使い分け出来るので、様々な亜種のBonDriver.dllをダウンロードしまくって、一つずつTVTestでテストするとup0287.zipのBonDriver_nnb.dllで無事視聴出来るようになりました。

TVTestはリモコン無しで作動しますので、リモコンの問題・チューナーの問題・BonDriver.dllの問題を切り離して確認できます。

上手く動かなかった人の為に4

以下B-CASはカードリーダに差し込んで運用が上手く行かなかったり、手順は間違っていなかったのに何故かインストール出来なかった人の為に、最初に私の取ったインストール方法紹介。

環境
HUDS:未対策品
カードリーダ:NTT-ME SCR3310-NTTCom
OS:Windows7 RC(x64)
上記環境での方法として以下に紹介します。

入手するもの

手順

  1. (やり直している事前提で一応)DriverRemoverでHDUSのドライバを完全に消去
  2. ReadyDriverPlusをインストール(事前準備)
  3. Microsoft Core XML Services (MSXML) 6.0をインストール(事前準備)
  4. 標準ドライバのSKNET_HDTV_BDA.sysにXORcrlevel080701.EXEなどのパッチあてる。(必要ない。SKNET_HDTV_BDA.sys/infを削除する)
  5. 32bit/64bit用infファイルと統合ダウンロードInstallerをインストール。
  6. 「ダウンロードInstaller」のインストール先「Extract\MTVHDUC_090407_Vista64_Drv\Vista64」内のファイルを全て標準ドライバ側のフォルダに上書き
  7. 移動させたフォルダ内のuusbd64.infの%USB.DeviceDesc%の項目を
    UUSBD64.Dev,USB\VID_3275&PID_6051&MI_00に書き換え
  8. HDUSをPCに接続、ドライバの検索先を標準ドライバを保存したフォルダへ
  9. 完了(x64フォルダのuusbd64.pfxをダブルクリックしてインストールはやらなかった)

以上の改造手順でも外付けカードリーダ・ライタにB-CAS挿し込んでのTVTestからの視聴・HDUS付属リモコンでTVTestからの操作が可能になりました。

その他

HDUSを改造する方法、x64版Windowsで作動させる方法は、既に様々なサイトで情報入手可能です。色々なやり方が存在しており、どれを試しても作動するようです。
作動しないのは問題の切り分けが上手く行っていない場合が多いと思います。

上手く行かない場合は、関連ファイル・ツールを一旦全て避難させてから、再度全てのファイルをダウンロードからやり直し。複数のファイルをダウンロードして上書きしまくる作業ですので、そこで間違えてる可能性大です。

 

このページ記載に利用したハード

このページは以下ハードを利用して記載しました。

NTTコミュニケーションズ 接触型ICカードリーダー・ライター e-Tax Win&Mac対応 SCR3310-NTTCom
MonsterTV HDUS

▲今となっては少々古い組み合わせです。

  

現時点では、以下ハードがオススメ。

QRS-UT100B
▲現時点ではQRS-UT100Bの情報のまとまり方が素晴らしく、これから始める人にもオススメな状態になっています。ちなみにQRS-UT100BはVID=3275、PID=7020らしいです。
このページの内容から一部(主に赤字で書いたVID、PID情報部分)をハードに合わせれば、このページの記載内容も役に立つはず。また、ハード名で検索すれば同様の情報も得られるはず。
HDUS、HDUC、HDU2は現在、古い情報、新しい情報がゴチャゴチャになっており、これから始める人はチョット大変そう。

あとがき

実はようやく「日立ICカードリーダライタ HX520UJJをx64環境で作動させよう!」ってのが無謀だったと気が付き、諦めた次第です(^_^;

NTT-ME SCR3310-NTTCom
▲x64でも作動するNTT-ME SCR3310-NTTComを今更ながら購入しました。

今ではカードリーダを介さずにHDUSを作動させる方法が主流です。それでも安定性重視&TVキャプ以外の使い道も考えてカードリーダーは持っておこうと言う考え。

偉大なる先人達が当初から「無理だ」と言っていたのにそれでも頑張っちゃってた私。
2000円ほどで購入できるハードに何やってんだって感じです(^_^;

あとがき2(追記2009.09.11)

このページを記載した当初、uusbd64.pfxが何をするモノか分かっていませんでした。
64bitのVistaおよび7RCでReadyDriverPlusを不要にするためのモノなのですね(^_^;
本日uusbd64.sysを署名付きに改造しようとして初めて知りました。。。

「32bit/64bit用infファイルと統合ダウンロードInstaller」を利用するとHDUSドライバインストールに必要なファイルを一括で集めてくれるので、この辺全く気が付きませんでした。
DTV関係ツール - HDUSファイル置き場のup0370.zipを別途ダウンロードし、README読んでその役割を初めて知りました。

HDUSのドライバ改造が終わったら、TVTest(視聴・録画ツール)やTvRock(番組予約ツール)などの便利ソフトを導入してみましょう。