はじめに、本題とは関係ない個人的なお知らせから入ります(^_^;
高価なSDカードを3枚買ったぞヾ(*´Д`*)ノ
高価なSDカードを3枚買いました。
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憧れの SanDisk Extreme Pro(95MB/S) 64GB (国内正規品)を筆頭に、
Transcend のUHS-I U3 128GB と
Gigastone SDXC-I U1 Ultra Pro 128GB (ECC内蔵)の
3枚購入しました!
10月の多忙の中には、実はイベント参加も何件か含まれています。
今回購入したSDカードを使って、ガンガン動画を撮って来ますヾ(*´Д`*)ノ
イベントには、このブログの管理人としてでは無く、別人格として参加するので詳細は伏せますが、動画撮影時や編集時に何か気が付いた事があれば、Tips的なネタとしてこのブログで紹介する予定です。
本題ここから
先日公開した「ハック済みGH2/GH1がフリーズしてしまう現象メモ」内で紹介した海外サイトは、全文を読むと何が書いてあったのか?を紹介するページ。
(先日の更新では、特定の状況下でエラーが発生し、録画がストップしてしまう部分のみを紹介していました。)
まずは
Panasonic GH1 and GH2 HD video hacks for the best quality dSLR video quality available | Gary Ayton photography
上記リンク先のざっくりした翻訳を紹介。
注意:
リンク先は2011年頃のお話なので、所々に古いお話が入っています。
既に役に立たなくなっている情報も多々見受けられます。
一般的なお話、予備知識(GH1に限らない)
- フレームレートについて
- カメラのフレームレートは、NTSCの場合は24, 30, 60の中から、PALの場合は25, 50から選べる。
フィルムライクな映像を撮りたい場合、PALの場合は24または25fpsが好まれている。30fpsは好ましくない - 60/50fpsで撮影した場合、2倍のスローモーションビデオが作成できる。
720p 120fps撮影が可能なら、5倍スローモーションな24fps動画を撮影できる。 - プログレッシブで撮影した場合、全てのフレームが「完全なフレーム」であるが、インターレースの場合、1つのフレームの中に二つのイメージが入り、縦の解像度は半分になる。
- フルHDの解像度は1920x180 (1080i)であり、スタンダードHDの場合は720Pである。
- カメラのフレームレートは、NTSCの場合は24, 30, 60の中から、PALの場合は25, 50から選べる。
- MJPEGについて
- MJPEGは静止画のjpgイメージを連続で記録します。PCでフレーム単位の編集がしやすいという長所がある反面、大量のディスク領域を消費します。
- これは、低ビットレートのAVCHDでは破綻してしまうような激しいスピードの被写体を追いかける際に役立ちます。
- 非常に暗いシーンでの撮影 (AVCHDエンコーダーではビットレートが最低品質レベルを下回ってしまうような状況) でも、MJPEGは優れています。
- AVCHDについて
- AVCHDは、前後の静止画の違いを圧縮するフォーマットです。
最初のフレームをIフレームとして、それに続くフレームをPフレームとし、変化のあった部分のみを保存します。 - これは、カメラを移動させたり、高速にパンした時など、フレーム全体が移動するような撮影時に問題を起こします。
- 映像の品質は、GPOなどを含む様々な要因が関係しています。
「BフレームやDフレームを利用しているか?」という問題だけではありません。 - GOP感覚を小さくする事は、動画の性質をMJPEGに近づける事を意味します。
- AVCHD 2.0では、(1080iだけでなく) 30/50/60fpsの1080pもサポートされ、ビットレートの上限は28Mbpsまで引き上げられ、3D映像もサポートされます。(GH3からサポートされています)
- AVCHDは、前後の静止画の違いを圧縮するフォーマットです。
- 色空間、画質、互換性について
- 色空間は4:2:2と4:2:0がサポートされています。
(4:2:2で記録できるのはMJPEG。より多くの計算資源が必要) - 画質は通常、Mbps(メガビット/秒)で表示されます。
- ハックファームは、通常このレートを30~100Mbpsに引き上げています。ただしこれは、カードの書き込み速度の問題や、カメラ内の再生の互換性が無くなるなどの危険性を含んでいます。
- これは、高速なSDカードが必要である事を意味し、撮影前にフォーマットを行い、SDカードのフラグメントを最小化しておく必要があります。
- 色空間は4:2:2と4:2:0がサポートされています。
GH1はAVCHDに17Mbpsのビットレートしか与えておらず、これでは動体撮影時にのっぺりした映像しか得ることが出来ません。
GH2とGH1のハックについて
ファームウェアはすぐにハックおよび検証が進み、PToolのおかげで「実質的にリスクなし」で以下のような機能が提供されています。- (ハック済、未ハックに関わらず)すべてのGH1、GF1で利用可能
- NTSC/PALモードのスイッチ切り替えや、全ての言語のインターフェイスが利用可能
- AVCHDビデオの30分制限の除去
- パナソニック以外のバッテリーを利用可能にする
- 簡単に最初のファームウェアに戻す機能、ファームウェア間で切り替える機能(異なるバージョンのSDカードを持っているような感じ。インストール作業は必要)
- 40Mbps FHD mode – AVCHD 1920×1080 24p/25p video (interlaced)
- 40Mbps SH mode – AVCHD 1280×720 50p/60p video (progressive)
- 35Mbps HD mode – MJPEG 1280×720 30p video in 4:2:2 color
- 30Mbps VGA mode – MJPEG 960×720 30p video (iPad-compatible)
- 高密度な葉っぱ、流れる水などの撮影にオススメ。
- カメラ内での再生や、安定性を求めるつつ、高品質なビデオやiPadでの再生を求める場合、このパッチがピッタリです。
- MJPEG HD mode: 1280×720 HD videos in 4:2:2 color depth,
with peak bitrates up to around 60Mbps. - MJPEG VGA mode: 960×720 iPad-compatible videos,
with peak bitrates up to 30Mbps. - オプションで anamorphic lens (映画風に横長のアスペクト比で記録できる) settings あり