Windows10で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法

Windows10に「署名なしドライバ」をインストールする方法や、テストモードに移行する方法の紹介です。Windows8時代とほぼ同じ手順です。

Windows10,署名なしドライバ,テストモードなどについて。

Windows10で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法

2016.09.07: 「TH2 から RS1へ アップグレードした場合」を追記
2015.11.20: 「TH1 から TH2へ アップグレードした場合」を追記
2015.08.22: 実機上の製品版 Build 10240で確認。
2015.07.17: VMware上の IP版 Build 10240で確認。

Windows10に「署名なしドライバ」をインストールする方法や、テストモードに移行する方法の紹介です。
Windows8時代と同じ手順で導入可能です。

未署名ドライバの導入に成功した図
未署名ドライバ作動中
▲クリックで拡大
Windows10+未署名ドライバのHDUSでTV視聴している所

まえがき

Windows8の時は、かなり早い段階のCP 版で「署名なしドライバ」をインストールする方法を確認したら、その後で制限が厳しくなり、何度も検証をやりなおす等の苦い思いをしたので、Windows10では「IP版」の文字が消えるまで待って作動確認を行いました。

Windows7/8.1からアップグレードした場合

Windows7/8.1で署名なしドライバをインストールし、正常作動していた場合は、Windows10にアップグレードした後も多くの機器がそのまま利用可能と思われます。

  • アップグレード前にインストールしていた未署名ドライバは、アップグレード後、ハード接続前にマザーボード側で「セキュアブート無効」を行い、OS側で「テストモード有効」のみを設定すればあとは自動で認識された。
  • 当方の改造HDUSは、Windows10でそのまま利用可能だった。
    • ドライバは自動でインストールされた。
    • Windows7時代にインストールしたTvrockとTvtestは、チャンネル設定、番組表、Mpeg2スプリッター指定なども含め、一切の設定が不要だった。
  • Windows10 TH2→RS1へのアップグレードでは、未署名ドライバが削除された。
    ドライバの再インストールは、このページ内の手順でOKだった。

Windows10 TH1 から TH2へ アップグレードした場合

  • TH1時代にインストールした改造版 HDUS のドライバは自動では認識されなくなっていた。
    以下の方法でドライバインストール可能だった。
    • デバイスマネージャー上で右クリック
      ▲クリックで拡大
      • OSの「起動オプション」で「ドライバ署名の強制を無効化した状態」のみを実行し、デバイスマネージャー上で右クリック→「ドライバーソフトウェアの更新」すればOK
        (ドライバのフォルダは手動で指定する必要あり)
      • BIOSでセキュアブート無効にする必要なし
        テストモードに移行する必要なし
        スマートスクリーンを無効化する必要なし
    • 新たに署名なしドライバをインストールする場合
      • このページ下段で解説している以下4点、全部実行する必要があった。
      • BIOSでセキュアブート無効
        起動オプションの「ドライバ署名の強制を無効化した状態」
        テストモードに移行
        スマートスクリーンを無効化

Windows10 TH2 から RS1へ アップグレードした場合

未署名ドライバは削除された。
このページ内の手順を再度実行すれば未署名ドライバのインストール可能だった。

署名なしドライバをインストールする方法

Windows8/8.1と基本的に同じ。
 1. UEFIのセキュアブートが有効な場合は解除する。
 2. OSをテストモードにする
 3. 起動オプションで「ドライバ署名の強制」を無効化する
 4. スマートスクリーンを無効にする
この4点が必要です。

各メニューへのアクセス方法がWindows8時代とはかなり異なりますが、基本は同じです。
※OSのセキュリティがかなり落ちるので、その後の運用には注意を払いましょう。

この操作の注意点

「署名ドライバの強制」の無効化操作を行うには、キーボード操作が必要です。
タブレットPCなど、USBキーボードの無いデバイスでこの操作を行うことは出来ません。

以下、具体的なドライバ導入前の準備手順です。

1. UEFIのセキュアブートを無効にする

Windows10をGPTインストールしている場合、セキュアブート無効化が必要です。
セキュアブートが有効になっている場合、OSをテストモードに移行させることが出来ません。
(MBR形式でOSインストールした場合はセキュアブートは最初から無効)
また同時に、CSMやFast Bootの設定も確認しておきましょう。(署名なしドライバはUEFIに完全対応していないケースが多いため)

例) ASUS P9X79 Deluxeの場合
ASUS P9X79 Deluxeの場合、セキュアブート (OS Type)を「Other OS」に
▲クリックで拡大
UEFIを起動して、セキュアブート (OS Type)を「Other OS」に指定する。
(通常のマザーは「Enabled/Disabled」で「有効/無効」を切り替える)

ポイント
  • UEFI画面に入るには、高速スタートアップを無効にして再起動する必要がある。
    • もしくは「Shift+再起動」で「ブートオプションメニュー」を開き、[詳細オプション]>[UEFIファームの設定]を選択する
  • ちなみにWindows上からセキュアブート有効/無効を確認したいときは、「Win+R」(ファイル名を指定して実行)で「msinfo32」と入力すればOK
  • 自分用メモ(署名なしドライバと関係ない話)
    • セキュアブートを一度無効にすると、元に戻せなくなる機種があるらしい。
    • 手元のPCでは、セキュアブートを有効>無効>有効と切り替えても問題なかった。
    • マザーの「Fast Boot」で「無効化」または「USB機器は完全初期化する」を設定しないと、署名なしドライバはスリープ復帰が上手く作動しなかった。
      テストしたのはUSB機器だったので、CSM設定は気にしなくてOKだった。
    • 念のため、UACを最大レベルに上げて利用する事にした。

2.テストモードに移行する方法

これは過去のOSと同じ。

管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
bcdedit /set TESTSIGNING ON
と入力すればOK。

元に戻す方法
bcdedit /set TESTSIGNING OFF

3-1.「ドライバー署名の強制」を無効化する(簡易操作)

「Shift + 再起動」で「起動オプションの選択画面」へ行くことが出来ます。

また「ファイルを指定して実行」やbatファイルを作成し、
shutdown /r /o /t 0
と入力する事でも「起動オプションの選択画面」に直行出来ます。
今の所、Windows10 でもこのオプションは有効のようです。
(Windows8の時は、途中でshutdownコマンドのパラメータが変わってしまった)

以下は、通常操作で「起動オプションの選択画面」を出す方法です。

3-2.「ドライバー署名の強制」を無効化する(通常操作)

まずスタートボタンを押し、「設定」を選択します
スタートボタンを押し、「設定」を選択
▲クリックで拡大

「設定」画面が開いたら「更新とセキュリティ」を選択します
「設定」画面
▲クリックで拡大

設定画面が開いたら、「回復」タブを選択します
「設定」画面
▲クリックで拡大
右欄の「PCの起動をカスタマイズする」から、「今すぐ再起動する」を押します。
※再起動する前に以下の画面に変わります。

「オプションの選択」画面が出ます。
「オプションの選択」画面
▲「トラブルシューティング」を選択します

次に「トラブルシューティング」画面が出ます。
「トラブルシューティング」画面
▲ここで「詳細オプション」を選択します

「詳細オプション」画面
「詳細オプション」画面
▲「スタートアップ設定」を選択します

「スタートアップ設定」画面(仮)
「スタートアップ設定」画面
▲この画面では、スタートアップ設定の変更は出来ません。
「再起動」を選択します。
ここでようやく再起動が始まります。再起動後にもう一度「スタートアップ設定」が登場します。

PC再起動後の「スタートアップ設定」画面
「スタートアップ設定」画面
▲ドライバ署名の強制を無効化したい場合はキーボードの「7」を押します。
これで「ドライバ署名の強制を無効化した状態」でPCを起動できます。

4.スマートスクリーンの無効化

  • Windows8と同様、Windows10でもINFファイルにもデジタル署名が必要です。(恐らく64bit版のみ)
  • この操作はドライバのインストール時のみ行えばOKです。
    (ドライバ導入後は有効に戻してOK)
  • ドライバのインストールに成功した後は、PCのセキュリティを守るためにもスマートスクリーンを有効にしておきましょう。

手順:まずはコントロールパネルを開きます。
コントロールパネル
▲クリックで拡大
「セキュリティとメンテナンス」を選択します。

「セキュリティとメンテナンス」画面
「セキュリティとメンテナンス」画面
▲クリックで拡大
左欄の「Windows SmartScreeen 設定の変更」を選択し、開いたダイアログで「何もしない(Windows SmartScreeen を無効にする)」を選択します。

この後、設定はすぐに反映されます。
PCの再起動は不要です。

また設定後は、PCのセキュリティが弱くなります
PCのセキュリティが弱くなります
▲クリックで拡大
上記の様な警告が出ます。ネット経由の攻撃に非常に弱い状態になっています。
ドライバのインストールが終ったら、早めに元の設定に戻しておきましょう。

ドライバの導入

上記1~4までの手順を実行すれば、未署名ドライバのインストールが可能な状態になっています。

ドライバのインストール時の警告画面
インストールの途中で上図のような画面が出ますが、「このドライバーソフトウェアをインストールします」を選択可能な状態になっているはずです。
あとは基本的にとりつけたいデバイスのドライバー導入手順に従えばOKです。

ドライバーインストールに成功した後

懐かしの「MonsterTV HDUS」+「改造ドライバ」でテストした所、ドライバインストール後の接続ハードウェアの挙動は、以下の様になりました。

  • マザーボードの「セキュアブート」無効化は必須。
  • 「テストモード」、「署名ドライバ強制の無効化」どちらか一方を有効にしておけば、ドライバは作動した。
  • 「スマートスクリーン」を有効に戻してもドライバは正常作動した。

と言う事で、ドライバをインストールした後は、PCセキュリティの高めるために「スマートスクリーンは有効」に、「テストモードは無効」にし、署名なしドライバを使う時だけ「起動オプションで署名ドライバ強制の無効化」を選択すれば良いかと思います。
(常時利用するドライバの場合は、「テストモード」のみ設定し、それ以外の設定は元に戻しておくのが良いかと思います。)

おまけ: ドライバインストール時のスクリーンショット

署名なしドライバをインストールしている時の画面
署名なしドライバをインストールしている時の画面
▲クリックで拡大
「テストモード」および「署名ドライバ強制の無効化」が必要です
署名なしINFファイルをインストールしている場合、スマートスクリーンの無効化が必要です。

ドライバインストールに成功した画面
ドライバインストールに成功
▲クリックで拡大

Windows10+改造HDUSでTV視聴している所
未署名ドライバ作動中
▲クリックで拡大

余談ですが、Windows10も Windows8と同様、デフォルトではMpeg2の再生は出来ません。
Windows10もMpeg2の再生は出来ない
▲クリックで拡大
今回は、Mpeg2デコーダーとして ffdshow (rev4532_20140717_clsid) を使ってみました。64bit版Windows10 Proでも問題なく作動しています。

おことわり

  • 今回、Windows10の未署名ドライバをインストールする方法を検証する目的で、「手持ちのハードウェアの中でインストールが面倒なハードウェアとドライバ」である改造HDUSを選んでみました。
  • 2012年12月以降は、録画・複製目的で改造HDUS+改造ドライバを利用すると(「技術的保護手段」を回避して映像・音楽コンテンツを複製・録画・録音する行為とみなされると思われるため)違法となりますので注意です。
  • ※視聴目的の場合は法の範囲内になります。
  • なおこのページの検証で利用しているドライバおよびツールは、現在では入手不能となっています。


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更新日 2016/09/07(2015年07月公開)このページはリンクフリーです

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