2014.12.08: ページタイトルの変更、推奨設定を最近の情報に変更

このページは概要紹介のみです。
長くなったので4つのセクションに分けて紹介しています。

Windowsのシステムファイルには、ページファイル(pagefile.sys)とハイバネーションファイル(hiberfil.sys)というものが存在しています。
環境によりますが、数ギガバイトを超えるとても巨大なファイルになる事があります。

pagefile.sysやhiberfil.sysはPC環境によってはとても役立つ重要ファイルですが、PCの使用用途によっては、これらのファイルを無効化または小さな値に設定しても問題がない場合があります。

Cドライブの空き容量がひっ迫している場合などは、このページを読んで自身のPCのpagefile.sysやhiberfil.sysの設定を見直すようにしてみましょう。

ページファイルの役割

ページファイル(pagefile.sys)は大量のアプリケーションを起動したりしてメモリが足りなくなった場合、HDDやSSDをメモリ代わりにするための予約領域です。

メモリと比較すると読込・書込速度ともに大幅ダウンしてしまいますが、メモリの少ないパソコンはこれがあるお陰でアプリケーションがメモリー不足にならずに済みます。
Windows XPならばメモリ512MB以下、Windows Vista/7ならばメモリ1GB以下の場合、ページファイルは非常に重要な働きをしてくれます。

しかし、大量にメモリを積んだ最近のPCの場合は、利用用途がWebブラウジングや文書作成のみなど、仮想メモリの利用やスワッピングが滅多に起きない状況では、ページファイルは最小限の数値を設定しても大丈夫です。

お勧めの最小設定

ハイバネーションファイルの役割

ハイバネーションファイル(hiberfil.sys)は、Windowsをシャットダウンせず、休止状態(XP)やスリープ状態(Vista/7/8/8.1)にする時にメモリー内のデータを一時的にHDDに避難するための領域です。

ハイバネーションファイルは、パソコンに積んでいるメモリーと同じ容量をWindowsのシステムドライブ上に確保する必要があります。

ハイバネーションファイルの削除・無効化手順 解説ページ

OS別注意点

Windows 7/Vista/XPの場合
 ・XPで「休止状態」を利用しない
 ・Vistaや7のスリープ機能が「XPのスタンバイと同機能でも構わない」
と云う人は、ハイバネーション機能は不要とも言えます。
(停電やコンセントが抜けたりする場合はデータが失われます)

Windows8以降の場合
高速スタートアップを有効にしたい場合は ハイバネーションファイルは削除してはいけません。

Windows8.1updateの場合
ハイバネーションを無効にしたPC環境で様々なトラブルが報告されています。(現時点ではハイバネーション無効との因果関係に不明な点も多いのですが)ハイバネーションは無効にしない方が良いかもしれません。


余談: 私のPC(Windows7)環境の場合

ページファイルとハイバネーションファイル
▲ページファイルとハイバネーションファイル。
Windowsのフォルダオプションで
 ・「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」
 ・「保護されたオペレーティングシステムを表示しない」
 ・「登録されている拡張子は表示しない」
などを設定するとhiberfil.sys、pagefile.sysは表示されるようになります。

メモリを9GB積んだらハイバネーションファイルが7GB、ページファイルが9.5GB、合計16.5GB。とても巨大なモノになってしまいました。

 

ウチの環境では
pagefile.sys → 今の所はメインメモリを使い切る使い道ない
hiberfil.sys → スリープする前は各アプリしっかり保存する習慣が身に付いてる

という感じで、あまり役に立っていません。hiberfil.sysはシステム上から消えてもらい、pagefile.sysは最小限の数値を設定しています。
ただ私の場合、3~4ヶ月に1回はメインメモリを全て使い切る用途があるので、その時はpagefile.sysだけは復活させています。