セキュアブート有効にするならCSMは無効にする

セキュアブート有効にするなら「CSM無効にする」。こうしなければ GPTのWindows 10/8.1は正常に作動しない。手元のPCで「Windows回復環境」や「システム修復ディスク」の作動チェックを行っててようやく気が付いた。

セキュアブート,CSM,有効,無効などについて。

セキュアブート有効にするならCSMは無効にする

2016.12.01:「おまけ1」にサイト内リンク追加
2016.10.06: AsRockマザーのUEFI画面と補足を追加
2016.10.02: Anniversary Updateの問題追記
2016.09.12: 初出

Windows を UEFI (GPT) 形式でインストールした場合のお約束。
「セキュアブート有効」なら「CSM無効」に、
「CSM有効」なら「セキュアブート無効」にする。
この組み合わせでなければ、GPTのWindows 10/8.1/8は正常に作動しない。

  • Windows10、特に Anniversary Update (RS1 / Ver1607) 以降はかなり厳格になっている。
  • 「システム修復ディスク」や「インストールDVD」など、Windows PEメディアなどもこの影響を受けやすい。

今頃になって、ようやくこの事実に気が付きました・・・・という更新です。

BIOS上のセキュアブートとCSMの設定箇所
セキュアブートとCSMの設定 セキュアブートとCSMの設定
▲左:ASUS P9X79マザー、右: RsRock Z87マザー
セキュアブート・CSM、両方ともマザーボードのBIOS画面で設定します。
ASUS P9X79マザーの場合、Bootタブの所に設定項目があります。
RsRock Z87マザーの場合、CSMはBootタブに、セキュアブートはSecurityタブに設定項目があります。

※補足
このページの情報は、UEFI対応マザーの場合の話です。
  • 旧BIOSマザーのPCの場合や、MBRでインストールしたWindowsの場合、このページの情報は無視してOKです。
  • 2011~12年頃のPCでも、メーカー製PCだとセキュアブートやCSMが付いていない場合もあります。

ことのはじまり

手元のPCで、「Windows回復環境」や「システム修復ディスク」の作動チェックを行っている時、以下の現象に気が付いた。

  • 「セキュアブート有効/CSM有効」
    ・・・・Windows PEが起動しない、もしくは作動が不安定
  • 「セキュアブート有効/CSM無効
    ・・・・Windows PEは普通に起動する。作動も安定。

ちなみに、Windows10を通常起動した場合、どちらの組み合わせも問題なくPCは作動しているようです・・・・?
(追記補足: 手元のPCでは、RADEONのビデオカードでは問題でなかった。NVIDIAのビデオカードだと画面が真っ黒になるなど問題が出まくった。)

この挙動は何だろう?と、これに言及しているWebサイトを探してみたところ、Microsoftのサイトにしっかり注意文が載っていました。
なんで今までこれに気が付かなかったんや・・・・。

Microsoftのサイトの注意文

  • UEFI ファームウェア -technet.microsoft-
    引用 (CSMについて)
    従来の BIOS と互換性がある。一部の UEFI ベースの PC には、以前の BIOS をエミュレートする互換性サポートモジュール(CSM) が含まれており、エンド ユーザーにより高い柔軟性と互換性を提供しています。CSM を使うには、セキュアブートを無効にする必要があります

CSM (旧BIOS互換設定)を使うには、セキュアブートを無効にする必要があります。

手元のPCでチェックした結果

  • 手元のPCの場合、「CSM 有効/セキュアブート 無効」という設定でもWindows 10の作動には問題は出ないように見える。
  • しかしWindows PEはブート出来なかったり、たとえブートしても正常に作動していないケースがあった。

想定されるケース

  • 古いPCの場合
    • デバイスやマザーが古い場合は、CSM有効でなければWindowsが正常作動できないケースがある。
  • 新しいPC/古いPC関係ないもの
    • CSM有効でなければ意図通りにPCが作動しないケースがある。
      (ブート時、POST通過時の挙動など)

このようなケースでCSM有効にし、Windows 8/8.1/10をGPTインストールで利用するなら「セキュアブート無効」以外の設定は利用できないと思った方が良い。

結論

古いPC (Windows7時代) をWindows 10/8.1 にアップグレードした場合、無暗にセキュアブート有効にしない方が良い。

おまけ1: Fast Bootにも注意。

手元のPCの場合、マザー上の設定で「CSM有効」と「FastBoot有効」をセットで行うと、Windows 10の挙動がとても不安定になりました。「FastBoot有効」で利用したい場合は「CSM無効」にする必要がありそうです。

サイト内関連リンク: UEFIマザーの「Fast Boot」と「CSM」の組み合わせに注意

マザーボードや接続デバイスの相性によっては、この組み合わせが特に問題にならないケースもありそうですが、とりあえずこの組み合わせを行いたい場合、重要な作業を行う前に安定作動するかしっかり検証を行った方が良さそうです。

おまけ2: 古いマザーボード の場合

2011年以前に発売された古いUEFIマザーボードの場合、注意が必要です。
例えば手元のASUS P9X79 Deluxe マシンは、BIOSを4701までアップデートしUEFI対応させているのですが、この機体でCMOSクリアを行うと、
 Fast Boot 有効
 セキュアブート 有効
 CSM 有効
という状態になり、Windows8以降では正常作動しなくなります。
特にWindows10の場合、UEFI対応したNVIDIAビデオカード (特に6XX番台以降) を取り付けると、UEFIが初期設定のままでは、Windows 起動時に画面が真っ黒になり、全く操作ができない状態になります。

あとがき

システム修復ディスクを使う時は「セキュアブート無効」にする、というTipsが、果たして本当にそうなのか?という疑問が湧いてきたため、今回改めて調査してみました。

手元のPCでも、2014年頃と2015年8月頃に「セキュアブート無効」でなければシステム修復ディスクが正常に作動しないケースがあることを確認していたのですが、どうやったら「セキュアブート有効なまま」でも修復が出来るのか?何が原因なのか?という所までの調査は、今回がはじめてになりました(^_^;



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更新日 2016/12/01(2016年09月公開)このページはリンクフリーです

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