PCケースFAN [Coolink SWiF2-120P] 2個とファンコン [サイズ 風サーバー]を購入。
このページでは、SWiF2-120Pについてレビューしています。
(風サーバーブラック KS01-BKは前ページでレビュー済み)
(購入時に候補に挙げたケースFANリストを別途作成。後日アップ予定)
CWCH80標準ファンがあまりに煩いので、その代替品としてSWiF2-120Pを選択。
冷却性能はCWCH80標準FANの2300rpm近辺と同等と十分な能力がありました。
そんでもって騒音レベルは半分位です(・∀・)ノ
比較: CWCH80付属FAN v.s. SWiF2-120P
まずは文章で結果を書くと以下な感じ
フル回転時
冷却能力: SWiF2-120P (1700rpm) ≒ CWCH80付属FAN 2200~2300rpm相当
騒音: SWiF2-120P (1700rpm) ≒ CWCH80付属FAN 1800~1900rpm相当
音質は全く異ります。SWiF2-120P の方が低くて滑らかな音。
CWCH80付属FAN・・・掃除機みたいな音。ブォーン / ボボボボアアアアー
SWiF2-120P・・・空気清浄機みたいな音。サー / フォォォォー
回転を絞った場合
冷却能力: SWiF2-120P (1100rpm) ≒ CWCH80付属FAN 1400rpm相当
騒音: SWiF2-120P (1100rpm) ほぼ無音 / CWCH80付属FAN 1200rpm まだ風切音あり
CWCH80付属FAN 最低回転数より断然静か!
SWiF2-120Pで1100rpm以下に設定したら、CWCH80の水冷ポンプモーターの音が聞き取れるようになりました。なる程、微かにジィジィ鳴いています。これが水冷モーターの音かあ。
冷却能力 比較テスト(画像付き)
上記「SWiF2-120P ≒ CWCH80付属FAN 2200~2300rpm相当」の根拠となる具体的な数値は以下。
テスト内容
CPU: 3930K 4.3Ghz(100x43)
テスト実行前に15分ほどアイドリング状態にする。
負荷テスト: Prime95 v26.6b3 を45分ほど実行。
温度計測: CPU温度は OpenHardwareMonitorで計測
結果
▲クリックで拡大:
左から
[CWCH80付属FAN / 2300rpm / 室温14℃]
[SWiF2-120P / 1700rpm /室温13℃]
[SWiF2-120P / 1700rpm / 室温16℃]
です。(我が家の暖房設備はショボイので、室温を揃えるのが難しいです(^_^; )
温度部分を拡大した画像(4.3GHzで Prime95 v26.6b3 を45分 実行)
恐らくですが、SWiF2-120Pは、CWCH80付属FANの2300rpm前後とほぼ同じ冷却性能を持っているでしょう。それでいて、騒音レベルはCWCH80付属FAN(2300rpm時)の半分程度の騒音にしか感じないので大したものです。
ラジエータFANに求めるものは?風量?静圧?消費電力?
SWiF2-120P
・・・風量75.5cfd。風量と静音のバランスが良いが(多分)拡散系、静圧は低い。てなレビューがある(私には確認するスキル・環境・経験が無い)
CWCH80付属FAN
・・・風量(2300RPM付近は多分)80cfd。公称値でMAX 7.7mm/H2Oという破格の静圧を持つ。
で、この二つのFANにて、冷却性能は殆ど違いは無いんですよねえ。
なんか気になるので他のケースFANを1~2種類買ってみたいのですが、何を基準に選ぶと上手い買い物が出来るのか、まだよく分かりません(^_^;
あとがき
あちこちのレビューサイトやパーツ専門サイトを覗いていると「SWiF2-120は、拡散系のケースFAN」と言う噂で、水冷クーラーのラジエーターFANとしては不向きかもしれないな・・・と思っていましたが、CWCH80付属FANよりも全然良いものでした。同じ位に冷えて、かつ全然静かです。
「静音性と風量のバランスが取れたFAN」と評価されているのも頷ける結果でした。
最大風量ではCWCH80付属FAN(MAX2700rpm)より劣ると思いますが、2300rpm時と同等の冷却性能を得る事が出来、かつかなりの静音性を手に入れる事が出来ています。
とりあえず初めてのケースFANのチョイスは上手くいった模様。
2~3ヵ月後、また別のケースFANを購入して続きを書くかも・・・です。