「 Windows 7 64 bit 」
どうでもよいお話だけど、この単語をどう区切るかが国によってけっこう違うことを発見。英語圏の人でも、国によって違ったりするみたいです。なんか興味深かったので、記事にして見ます。
発見したキッカケ
Windowsの64bitと32bitで何が違うの?どっちを買えば良いの?
このページが時々海外からもアクセスを頂いているようで、気になってアクセス解析をしているウチに見つけました。
「 Windows 7 64 bit 」 ←国によってスペース区切りに特徴が現われる
- 日本・・・「Windows7_64bit」
- Windows、7は くっつける。
- 64、bitも くっつける
日本からはこのパターンが多い。
- 一般的な英語圏、ロシア語圏など・・・「Windows_7_64_bit」
- Windows、7、64、bit、すべて離す。
当然だけど英語圏ではこれがデフォ。
- Windows、7、64、bit、すべて離す。
- 例外英語圏(インド)「Windows7_64_bit」
- 英語圏でもなぜかインドだけはWindowsと7はくっつけるが、64とbitは離す。
- ドイツ語圏・・・「Windows7_64_bit」
- インドと同様。Windowsと7はくっつけるが、64、bitは離す。
- ちなみに日本からもこのパターン多い。
- スペイン・ポルトガル語圏
- Windows7自体の検索ボリュームが非常に少ない。
情熱の国の人々は細かい事は気にしないらしい。
- Windows7自体の検索ボリュームが非常に少ない。
調査にはGoogle Insights for Searchを利用。
この調査にはGoogle Insights for Searchを利用しました。
▲ Google Insights for Search
Google Insights forSearchは、Googleの提供するWeb検索における人気度を「検索クエリ」、「地域」、「期間」、「カテゴリ」などを指定して調査できるWebサービス。 使い方次第で色々なデータを入手出来るので、サイト運営者の方はチェックしておきたいサイトです。
以下、このGoogle Insights for Searchの地域別人気度グラフを利用した結果です。
「Windows7_64bit」 で検索した場合
▲「Windows7」 「64bit」という検索キーワードは、日本でしか使われていないようです。
他の国ではVistaの時代に64bit版が普及しちゃったの?
それとも64bit版のWindows自体に興味がないの?
と、色々と変な推測をしてしまいましたが、違ったようです。
「Windows_7_64_bit」で検索
▲「Windows」 「7」 「64」 「bit」とそれぞれの単語に正しくスペースを空けると、非常に多くの国で検索されることが分かります。英語・ロシア語圏の国ほとんどに色が付きました。
「Windows7」・「64bit」とくっつけちゃうのは日本だけって事ですね。
例外国? 「Windows7_64_bit」
▲「Windows7」 「64」 「bit」として検索すると、日本・ドイツ・インドの3カ国が濃い色に。とりあえず、「Windows」と「7」をくっつける国は日本・インド・ドイツのみらしいです。
ドイツ語は英語と殆ど同じ文法の言語なんですが、何故かWindowsと7をくっつけるんですね。そして英語圏のはずなんだけど、インドだけはWindowsと7をくっつけるんですね。
不思議!
ラテン系民族はこの単語に興味がないのか?
スペイン・ポルトガル・フランス語圏の国には、何故かWindows関連のキーワードでの検索結果が非常に少ないです。
「ひょっとしてWindowsは別の名前でリリースされているのか?」
って調べたけれど、そんな事もなかったです。 ⇒(ポルトガル語WikipediaのWindows項目)
ラテン系の人はPCの事なんかは あんまり気にしていないみたいですね。
言語学とかまったく詳しくないので、何故こんな結果が出るのか解らないのですが、なかなか興味深いです。