「安くて大容量で、かつ悪い評判が殆ど無い」cheero Power Plus 2を買ってみました。モバイルバッテリーチャージャーは既に2個ほど持っているけれど・・・うん、これ買って良かったです。
▲cheero Power Plus 2
大容量 10,400mAhで、実売3000円前後。メッチャ安いです。これさえあれば一日中スマホやタブレットを使い倒す事も可能です。
出力には1.0Aポートと2.1Aポートの2基が用意され、同時利用も可能です。
過充電・過放電・発熱時・短絡化時に自動停止するよう設計されています。一昔前の安物モバイルチャージャーとは一味違います。
オンラインストアでも好評価
▲2013年4月時点でのAmazonのレビュー
低評価はほとんど無し。
ちなみに私が評価すると、星4つかな?
10400mAhという大容量なのに入力ポートは1.0A。なので本体充電をゼロから行うと、満充電まで10~11時間かかります。これが結構長い。そこだけ減点対象(^_^;
個人的な利用用途
個人的には、GoPro HERO3 (HD画質の小型カメラ)で長時間撮影する目的で購入しました。朝から晩までコンセント充電できないような日も、コイツで楽々乗り切る事ができました(´∀`)ノ
使い方&利用時の注意
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側面に付いているポートは上図のような感じ。
基本的に自動で充電がスタートしますが、接続した機器によっては自動で充電が始まりません。
そんな時は、側面の電源ボタンを押して充電をスタートさせます。
修正:側面の電源ボタンを押して充電をスタートさせるのが仕様でした。
専用ポーチ付き
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発売当初のキャンペーン期間(今より300~400円安かった)は付属していなかったようだけど、現在は専用ポーチが同梱されているようです。厚手の高級感のある布地です。
LEDライトがスゲー助かった
cheero Power Plus 2にはLEDライトが付いています。
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電源ボタン2回押しでLEDの点灯/消灯が可能。
乾電池1個のLED懐中電灯と同レベルの明るさ。
GoPro長時間撮影の実践投入時、このLEDライトが思いもよらず大活躍しました。
大活躍した現場
・ライブステージの撮影(2時間半)
・GoPro本体のLEDや音は全てOFF(ステージ演出の関係)
・もちろん会場(客席)はほぼ真っ暗
撮影途中で「カメラちゃんと回っているかな~」と確認すること数回。
その度にLEDライトのお世話になりました。
バッテリー残量とLEDインジケータ1
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・LED3個点灯
・LED2個点灯
・LED1個点灯
・LED1個点滅
・LEDすべて消灯
上記のような5段階でバッテリー残量が表示されます。
完全に使い切るまでテスト
GoProで高負荷な撮影を約9時間、iPhone4の充電を2回可能でした。
テスト詳細1(最後まで使い切ってみる)機種 | 充電・使用条件 | 使用時間 | 使用容量 |
GoPro | 2.7K Protune | 約5時間 | 約5,000mAh |
GoPro | 1080P 30fps Protune GoProAPP | 約3時間 | 約2,500mAh |
GoPro | 1080P 60fps Protune GoProAPP | 約50分 | 約1,000mAh |
iPhone4 | 50% → 100% | 約700mAh | |
iPhone4 | 30% → 100% | 約1,000mAh | |
合計 | 約10,200mAh |
消費した放電容量を推定・計算してみてビックリ。ちゃんと公称値レベルまで使えました。(7000mAhあたりでパワーダウンして使えなくなると思ってた)
また、2.7Kや1080P 60fpsでの連続撮影などの高負荷なテストでも、問題なく使用できました。
機種 | 使用条件 | 使用時間 | 使用容量 | LEDの状態 |
GoPro | 1080P 30fps std | 2時間20分 | 1,500mAh | LED3個 点灯 |
GoPro | 1080P 30fps std | 2時間20分 | 1,500mAh | LED2個 点灯 |
GoPro | 1080P 30fps std | 2時間20分 | 1,500mAh | LED2個 点灯 |
GoPro | 1080P 30fps std | 2時間20分 | 1,500mAh | LED1個 点灯 |
合計 | 6,000mAh |
GoPro HERO3 の「1080P30fps」で2時間強の撮影4回、余裕でした。
余談だけど、撮影時は「半分スタッフ扱い」で会場に入っていたので、途中でモバイルチャージャーを充電する余裕ナッシング。大容量バッテリーは非常に助かりました。
バッテリー残量とLEDインジケータ2(予想)
注意:以下表はあくまで予想です。
実際に使ってみた感じでは、LEDインジケータの表示は以下のような感じになっているんじゃないかな?(LED1 個点滅より下は、かなりいい加減な測定。)
・LED3個 点灯 10400~8000
・LED2個 点灯 8000~5000
・LED1個 点灯 5000~3000
・LED1個目 点滅 3000~1500
・LEDすべて消灯 1500~0
LED3~2個点灯時はどれだけ充電しても減らないぜ!ってな感触なのに、LED1個点灯になってから充電切れになるまでは結構速い、って感じたので、5段階が2000mAh区切りじゃなく上記のようになっているんじゃないかな?
LED1個点灯になったら早めに充電を始めるほうが良いかも。
また、急速充電タイプの機器や2.1A出力を利用して充電している時は、cheeroのバッテリーに少し余裕(LEDがまだ1灯表示) であっても充電が終わっちゃう感じ。
でも容量全部使い切れないのは、どのバッテリーチャージャーを使っても同じ事。むしろ多くの局面で放電容量の8割~9割を使いきれるのは結構優秀かも。
その他、こういう使い方が便利だった
前述したライブステージの撮影時、こんな使い方もしました。
▲外出先のノートPCで、SDカードのデータを外付けHDDに転送。外付けHDD用のACアダプタ1個分、荷物が減らせます。
USB接続の外付けHDDの多くは、USBポートを2基使用します(そのうち1基は電源供給&作動安定用)。この電源供給側のポートをcheero Power Plus 2に接続し、「USBポートが2基しかないノートPC」で「SDカードから外付けHDDへ」データ移行を敢行。合計150GBのデータを移行させましたが、ノートラブルでした。
総評
スゲー良いものですが、他のモバイルバッテリーチャージャーと比べると結構デカくて重いです。
気軽に持ち運びできるバッテリーが欲しいのならば、4000~8000mAhのモバイルバッテリーチャージャーを選択するのがベストだと思います(と言いつつも、この容量で3000円前後の価格も非常に魅力的)。
また2~3日の間、コンセントから充電できるか解らない様な状況が発生する場合、こいつは非常に心強い味方になってくれます。
売り上げランキング: 2
これ持ってるお陰で助かった場面が結構ありました(´∀`)ノ