x264に限らず、変換設定を詳細に煮詰める事の出来るエンコーダーは、設定次第でかなり高画質・細部保持が可能になります。
超高画質設定のプロファイルを晒そうかと思ったけど、PC内に残っていなかった orz
そして再生負荷が高過ぎて実用的ではないので、再度作り直す気も無し(^_^;
「頑張ればこれくらい画質を良く出来ますよ」ってな読み物として掲載しています。
▲私はこんな感じの野球中継素材で画質テストしてます。
外野フェンスの金網の表現(モヤモヤしててh264が苦手な所)を基準に、エンコチェックかけ、フェンスの広告文字や選手名テロップで画質のシャープさを確認。
過去、PowerDirector 9 Ultra 64 購入時などにもこの素材を利用して画質比較を行っています。
まえがき
Video Converter Ultimate(ファイル変換!動画&音楽)というエンコードツールを手に入れて、久々に動画変換設定を煮詰めたり、画質比較したりして遊んでいます。
で、久々に動画変換の設定を煮詰めてみて気が付いた。
昔の私は、変態的に高画質にこだわってた(^_^;
そしてこの半年位で、自分の画質に対する要求・基準が、もの凄くゆるゆるに変わっている事に愕然。
「Video Converter UltimateのCUDA、すげー高画質だよ~」とはしゃいでいたけど・・・昔の自分基準で見たらそんなに高画質じゃなかったです('Α`)
2年前の設定でSD画質 x264エンコした動画
以下、クリックすると静止画が表示されます。
x264 1500Kbps(2年前の設定) x264 1500Kbps(現在)
x264 2500Kbps(2年前の設定) x264 2500Kbps(現在)
▲並べて画質を比較してみた図
画質を突き詰めると、1500Kbpsでも2500Kbps以上になる。
ビットレート同じでも、突き詰めるとここまで細部を保持出来ます。
x264スゲー。昔の俺スゲー。。。
ちなみに上記「2年前の設定」は再生負荷がもの凄く高く、Core i7 + NVIDIA 9600GT機でもHD画質はスムーズな再生ができません。カクカクです。
昔、480x272~720x480サイズに変換する時に多用していました。
HD動画で保存するようになった頃から全く使わなくなりました。
で、この超高画質のプロファイル、晒そうにもどこにも残っていない・・・('Α`)
(QVGA向けのプロファイルを元に設定を作れば、比較的簡単に高画質プロファイルが出来るはず)
ビットレートを上げずに高画質を極めると、今度は再生負荷とトレードオフが発生しますので、高画質設定もほどほどの所で満足するようにしておきましょう(^_^;
あとがき
SD画質メインで動画変換してた頃は、画質とファイルサイズにもの凄くこだわりを持っていたので、ビットレート比の画質がハンパじゃなかったです。
最近はSD画質で保存する事も無くなり、また様々な機器で汎用的に再生出来る動画を作るようになったので、かなりエンコ設定を緩めるようになっていました。しかし昔の自分基準と比較して、ここまで劣化した画質で満足するようになっていたとは思いもしませんでした・・・・
時の流れとは・・・残酷なものだな・・・。