GoPro HERO3 BlackEdition購入後レポート第二弾。
GoPro HERO3 BlackEditionは「BlackEdition」の名前通り、玄人向け・マニア向けの製品ですねえ。特性を掴んで使わないとすぐにトラブルが発生します。
だがそれが良い。それが良いのだ。
このページでは、数日触って心得たコツや感触などをまとめています。
詳細は後日、小出しにしながら紹介して行きます。
追記:
「数秒録画が止まる現象」と「10分~60分くらいで録画が止まる」現象の共通点見つけました。それについての項目はこのページにはまだありません。バッテリー云々で説明付きそうに無いです。やっぱSDカードの性能とか相性かも。。。後日まとめてみる予定 → 更新しました
2013/02/24さらに 内容修正。
「数秒録画が止まる現象」と「10分~60分くらいで録画が止まる」現象の共通点見つけました。それについての項目はこのページにはまだありません。バッテリー云々で説明付きそうに無いです。やっぱSDカードの性能とか相性かも。。。後日まとめてみる予定 → 更新しました
2013/02/24さらに 内容修正。
さらに追記:
2013/04/04リリースの新ファーム(3.03.02.37)で、HERO3 BEはかなり安定しました。このページに書かれたような「過剰な心配」はしなくても大丈夫な感じです。
2013/04/04リリースの新ファーム(3.03.02.37)で、HERO3 BEはかなり安定しました。このページに書かれたような「過剰な心配」はしなくても大丈夫な感じです。
- 大抵のトラブルは、バッテリー出力とカード書き込み速度(?)の問題
- 「バッテリー出力ギリギリの電力」を要求してくる撮影モードが多い。1A超える使い方は無理。詳細は後述。(USB1.5A供給テスト結構安定した)
- 発熱は確かに酷いものがあるが、Temperature Warningが出ない限り熱暴走の可能性は低い。
-
SDカードの相性も気にしなくて良さそう。
(たまたまかもしれんけど)私の手持ちでは「SanDisk UHS-1だけで発生する問題」ってのは無い。条件を揃えれば他のSDカードでも再現する。
- ウチでもSanDisk UHS-1で問題が出るようになりました。 購入から約1週間後。5~6回の全領域書き込み、2~3回のフォーマットを行った後くらいのタイミングです。
- 原因はまだ掴めていないけど、書き込み速度スゲー落ちています。。。
- ウチでもSanDisk UHS-1で問題が出るようになりました。 購入から約1週間後。5~6回の全領域書き込み、2~3回のフォーマットを行った後くらいのタイミングです。
- Wi-Fi (GoProアプリ)が上手く作動しない場合は、バッテリーとは別問題。
- 4K、2.7K、1080P-60fps などは高負荷モード。細心の注意を払う事
これらのモードは、撮影をするだけで「バッテリー出力の限界に近い電力」を要求してくる。他の機能は全部無効にしておく。
- 追記補足: 2013/04/04リリースの新ファーム(3.03.02.37)で、HERO3はかなり安定しました。以下に書いてある項目はほとんど心配しなくて大丈夫です。
- Wi-Fiはオフにしよう(特にGoPro APPの利用は控える)
- LCDバックパックも使わないようにしよう
- 出力の低い互換バッテリーを使うのはやめよう
(出力3.885Wh以上の製品を選ぶ)
(wasabiの4.4Wh出力は純正より安定する) - 1.0A出力のUSBバッテリーチャージャーでは給電録画時に出力不足になる場合もあり。
- 1.5A出力のUSBはほぼ大丈夫 (新ファームなら GoPro APP併用も大丈夫(失敗多発な報告もあるので、バッテリーチャージャーとの相性もあるかも))。
- 発熱も酷いので、防水ハウジングで長時間撮影は控えた方が良いかな?
- 今の所、発熱によるハングは経験していない。
USBチャージャーを使い、45Mbpモードで3時間連続撮影を2回、2時間連続撮影を3回成功。 - 目安
内蔵バッテリーのみで連続撮影75分以下の場合、バッテリー出力の余力はほとんど無い。連続撮影65分以下の場合、全く余裕が無い。- バッテリー出力は3.7V、1050mAh、3.885Wh、1050mA
新品かつ満充電からフル出力する場合、60分で電池切れ。 - 撮影時間が60分を切る(1050mA以上の出力)のような設定だと、録画は途中で止まる(でもそういうセッティングも可能になっている。
そして、たまーに最後まで撮影できる不思議(^_^;
- バッテリー出力は3.7V、1050mAh、3.885Wh、1050mA
- 1080P30fps、720P60fpsは、意外とバッテリーに余裕がある
- Wi-FiやLCDの利用も大丈夫。(LCD持っていないので解らんけど)
- 1.0A出力のUSBバッテリーチャージャーでも大丈夫。
- 万全を期す場合はこのモードを利用し、Wi-Fiもオフにしておこう。
- このモードは発熱も小さいし、長時間撮影する場合もあんまり心配する必要なさそう。
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- Wi-Fiは、利用直前にオンにしよう
- GoProは、Wi-Fi有効にした時に一番空いている無線チャンネルを探す。無効にするまでチャンネルは変わらない (iPhioneアプリ利用の場合、場所を移動するとチャンネルの混雑具合が変わる事がある)
- 電源投入直後はアクセスポイントの調整でバッテリーに負荷がかかっている。20~30秒ほど撮影は控えよう。ワンボタン録画機能も使わないようにしておこう。
- Wi-Fiは本当に180m飛ぶのかなあ・・・?
遮蔽物なしでも30~40mで限界な場合が多い。
日本の住宅街じゃこれが限界かな。近所に10箇所くらいアクセスポイントがあって、30m離れたら他の電波と干渉しまくり('Α`)
- 寒い日はカメラからバッテリーを外しておこう
- バッテリーウォーマーは、意外とバッテリー消費が大きい。
- 電源OFF中も、バッテリーウォーマーは作動している。
寒冷地では室内&電源OFFでも数日でバッテリーがゼロになる。
寒冷地の屋外だと、多分1日持たない。 - でも冷えたバッテリーは本気出さない。運用は計画的に。
- バッテリーウォーマーは、意外とバッテリー消費が大きい。
- 撮影開始15分前には、バッテリーを本体に入れておこう。
- バッテリーウォーマー作動中は、バッテリーにそれなりの負荷がかかっている。バッテリーは事前に装着し、暖めておこう。
- バッテリー冷えていると電源投入直後の撮影は数秒で止まってしまう。
- Wi-Fi併用時は、1080P 30fpsなど負荷の低いモードでも止まる。注意。
- 氷点下の気温の場合は、撮影開始30分前にはバッテリー装着する
- それでもバッテリーが本気出せない場合もあるみたい。
- スキー場などで利用する場合は、本番撮り前に10秒程度試し撮りする。試し撮りでバッテリーと本体を暖めるのだ!
- 10℃以上の環境ではバッテリーウォーマーは作動しない感じ?
- 自分ちの環境(室内)で、満充電バッテリー入れたまま3日放置でメモリ1個分電池減った。バッテリーが5~10℃以下になると、自然に暖められるんだろうと予測。
- バッテリーの温度低く、かつバッテリーウォーマー作動くらいの温度の時は、録画が数秒で止まる現象が良く発生する。
- そんな時は本番撮り前に10秒程度試し撮りし、バッテリーを暖める。
- 事前に暖めておく場合
満充電バッテリーを無理に暖めると、バッテリーの寿命が大きく縮む。満充電の予備バッテリーの保温は15~25℃程度を目安に。不必要に暖める行為は控えておこう。
- バッテリーウォーマー作動中は、バッテリーにそれなりの負荷がかかっている。バッテリーは事前に装着し、暖めておこう。
- まとめ: 要はバッテリー出力が足りていない。
というか、敢えて出力ギリギリの録画モードを搭載している。
- GoPro HERO3 BEは「コレ使って良いのは分かっているヤツだけ」という、BlackEdition冠を掲げた製品の典型的・・・いや、極端な例。
とりあえず以上。
うーん。
「ソニーから最新のCMOSを少し分けて貰える事になったので、無理を承知で上位バージョン作りました」的な。ソニー側からすると「過酷な環境テストするのに格好のサンプルになるわー」的な。
色々と無理を承知で商品化した製品ですねこれ。
でも、だからこそ、「ワクワク」が一杯詰まった製品でもあります。次世代カメラの試金石みたいなモノになるんでしょか。
GoPro
売り上げランキング: 1,276
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