このページのおもな対象は、2004~2005年頃にPCを購入です。
Windows XPの起動に3分以上かかる人も、以下情報を試すことで1分以上起動時間を短縮出来るかと思います。起動後のOSの作動も、かなり軽快になり効果バツグンです。

目標(目安)と結果(全部試すとこれだけ速くなります)

このページで紹介している小技・裏技を全て実践すると、このくらい高速化しましたよ
という目安数値を紹介しておきます。
いくつかのアプリケーションの起動時間を掲載しています。各種ソフト起動後も、ワープロなどの文字変換も、OSの作動自体もキビキビしてきて、明らかに軽くなります。

カスタマイズ前目標現在eBoostr併用
OS(XPSP3)の起動3分20秒くらい2分以内1分4秒
IE7の起動30秒くらい15秒10秒7秒
Firefox3.5の起動40秒くらい20秒11秒8秒
Word2000の起動7秒4秒3秒2秒
Excel2000の起動5秒3秒2秒1秒
Word2007の起動1分10秒くらい30秒23秒13秒
日本語文字変換変換にモタつくもたつかないもたつかない

計測に使ったPC:手持ちのノートPC(2005年購入)
OS:Windows XP SP3
CPU:Pentium M 1.7Ghz
メモリ:512MB
HDD:60GB、5400回転

※Word2007はテスト用に借りてきた物。既にアンインストールしています
※OS起動1分4秒は、チューンナップ直後の計測値。2~3日使用するとすぐに1分20秒程度まで遅くなります。今の所OS起動に1分30秒かかりません。

上記のようなスペックのPCも、まだまだ現役で頑張れる所まで効果を上げました。
ご自分のPCスペックと比較しながら上記を目標値として頑張って下さい。
OSの基本動作にかかわる部分も変更しますので、あくまで自己責任でお願いします

XP高速化Tips予定リスト(順次リンク貼っていきます)

  1. セキュリティソフトの設定を見直してみよう。ランクA
  2. 余分なファイルを削除してCドライブに余裕を作ろう。ランクAランクB
  3. 余分なドライバ、アプリケーションが残っていないか確認しよう。ランクA・ランクB
  4. デスクトップをカスタマイズして高速化しよう。ランクB・ランクC
  5. HDDの余分な回転を抑えよう。ランクB
  6. フリーソフトを使ってXPを高速化しよう。ランクB・ランクA
  7. フリーソフトを使って不要ファイルの削除・レジストリの整理をしようランクB・ランクA
  8. HDDをしっかりデフラグしてWindowsを高速化しよう:デフラグの豆知識ランクA
  9. 最強ツールeBoostrでXPを高速化しようランクB
  10. インターネットブラウザ(IE8)の設定を見直して高速化しよう。ランクC
  11. ブラウザを比較して最適な1本を見つけよう。ランクC

ランクAは効果抜群、または簡単なので是非やっておきたい技。
ランクBはスペック不足なPCならば是非やっておきたい技
ランクCはビデオカードがオンボード、またはノートPCの場合にやっておきたい技
無印は好みに応じて、または心当たりがある方なら必要に応じて行う技。
詳しくは次項「 このカテゴリを読んで幸せになれる人 」へ。

一応上から順に作業を進めて行くのが色々とオススメです。

このリストを試して効果があるのはこんな人です

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このカテゴリを読んで幸せになれる人

XP高速化カテゴリは、以下のようなPCをお持ちの方を対象に書いています。

  1. PC購入時期が2003~2006年ごろ(あくまで目安)
  2. 搭載メモリが512MB~1GBのPC
  3. CPUがシングルコア(当時のCeleron、Pentium M、CoreSolo、Athlon/AthlonXP・64などなど)で作動周波数1.3Ghz~3GhzのPC
  4. CPUがPentium Dの人(デュアルコアだけどかなり遅い)

該当する方はXP高速化カテゴリを上から順に実践してみましょう。

このスペックのPCをお持ちの場合は、かなりの高速化が望めます
ランクAランクBはとりあえずやっておきましょう
ビデオカードがオンボードの場合、ランクCも試してみましょう

このページの情報が少しは役に立つ人

十分速いマシンを持っている人はこのページの情報を全部試さなくてもOKです。OSから無駄な機能を省いてもそんなにスピードアップは望めません。

  1. メモリ2GB以上
  2. CPUがデュアルコア以上
    (Intel Core2Duo以降、AMD Athlon 64X2以上)

ランクAの項目だけで十分幸せになれます。

このページを読む前に、PCをパワーアップした方が幸せになれる人

  1. PC購入時期が2002年以前(あくまで目安)
  2. メモリが128MB~384MB
  3. CPUが1.3Ghz以下(セレロンなら2Ghz以下)
    (ネットブックなど最近のPCは他の性能でカバーしているので大丈夫)

上記の中で一番大切なのがメモリ。
Windows XPは、サービスパック2(SP2)以前と以降は、全く別物と考えた方が良いです。
Windows XPSP2以降は、OS起動だけで200MB程度のメモリを必要とします。
このスペックのパソコンはXP SP2以降は厳しいです。

最低でもメモリを512MB以上(できれば1GB以上)にしておきましょう。
このクラスのPC用メモリは現在では入手は困難ですが、PC専門店のジャンクコーナーやYahoo!オークションで数百円で入手できる可能性は十分にあります。

CPUが1.3Ghz以下な人はあまり最新のツールを入れないように、出来るだけPC購入当時のソフトを使用するようにしましょう。(ネットに接続するソフトはセキュリティ上最新に保つ必要があります)

このグレーのBOXは読み飛ばしてOK

ちなみにWindows XP発売当時(2001年10月)の作動要求スペックは以下

  • 300MHz以上のx86 (Pentium)互換プロセッサ(600MHz以上のPentiumIIIおよびAthlon 、700MHz以上のCeleronおよびDuronを推奨)
  • 128MB以上のRAM(256MB以上を推奨。ただし96MB以下の場合、一部機能の制限がある。最大4GB。ただしハードウェア的に4GBを搭載・認識できても、32ビット版Windowsの構造上から、実際には最大3.2GB程度までしか認識できない。)
  • 2.1GB以上のハードディスク
(ちなみに当時でもPentiumIII 1Ghz、メモリ256MB以上ないとXPを作動させるのはキツかった。)