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Windows XPのデスクトップ表示を軽量化し、OSの操作を軽快するTipsです。

メインメモリとビデオメモリを共有しているPCや、ノートPC・ネットブックでは非常に効果的な技です。
高性能なグラフィックボードを搭載していたり、高性能なCPUを搭載しているPCではあまり効果はありません。

チェック項目

  1. XPのGUI、「Luna」を停止させる
  2. 画面の色を16bit(6万5千色)にしてみる
  3. スクリーンセーバーはOFFにする
  4. デスクトップの壁紙を「なし」にする
  5. デスクトップに置くアイコンを減らす

デスクトップの表示が素っ気無くなるのが嫌な人にはお勧めしません。
ギリギリまで高速化したい人、シンプルな表示の方が好きな人向けです。

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XPのGUI、「Luna」を停止させる

(低スペックPC向け)CPUが2Ghz以下(Celeronなら2.5GHZ以下)な場合は、体感速度にも差が出るくらい高速化します。
デスクトップの表示を標準の「Luna」から「クラシックスタイル」に変更します。

方法・手順

  1. タスクバーをクラッシック表示にする
    「タスクバー」クリック > 「プロパティ」 > 「スタートメニュー」タブ > 「クラシックスタートメニュー」にチェックを入れる。
  2. デスクトップをクラッシック表示にする
    「マイコンピュータ」右クリック > 「プロパティ」 > 「詳細設定」タブ > 「パフォーマンス」 > 「設定」>「パフォーマンスを優先する」にチェック。
  3. さらに確認
    デスクトップ右クリック>「プロパティ」>「デザイン」タブで「ウィンドウとボタン」が「Windowsクラシックスタイル」になっている事を確認。「効果」ボタンを押して「メニューの下の影を表示する」のチェックが外れているのを確認する。

Luna
▲Windows XPのGUI「Luna」はこんな風に表示されている。

classic
▲Windows2000以前の「クラシックスタイル」はこんな感じ。
「見た目は気にしない・シンプルな方が好き」ならこっちの方が高速化でオススメ。

画面の色を16bit(6万5千色)にしてみよう

(低スペックPC向け)
画面の色を32bitから16bitに減らすと、画面描画はかなり高速になります。効果抜群。
ビデオカードがオンボードの場合は、利用できるメモリも増えます。
ただし写真や動画の色合いや質感が若干落ちてしまうので、それが嫌な人はこの設定をいじるのは控えましょう。

手順

デスクトップ右クリック>「プロパティ」>「デザイン」タブで
「画面の色」を16ビットカラーに変更する
16bitカラー指定

注意:

  1. 高性能なGPUを積んでいるPCでは体感上では全く高速化しません。
  2. 32bitカラーで作動するように設計してあるソフトの場合は、この設定を行うことで逆に描画速度が落ちたり、ソフトの起動が出来ない場合があります。
  3. PCによっては「24bitカラー」が選択出来るものがあります。しかし24bitカラーは殆どの場合で16bit、32bitカラーのどちらよりも低速です。

スクリーンセーバーはOFFにしちゃおう

低スペックPC向け・液晶モニタ向け)
液晶モニタは画面焼けを殆ど起こさない上、実は電源を小まめに切る方が長持ちします。
「モニタの電源を切る」を利用してスクリーンセーバーを使わないようにすれば、僅かですがメモリの節約にもなります。

手順

  1. スクリーンセーバーのOFF
    デスクトップ右クリック>「プロパティ」>「スクリーンセーバー」タブで
    スクリーンセーバーを「なし」にする。
  2. スクリーンセーバーの変わりにモニタの電源OFFを利用する
    同じく「スクリーンセーバー」タブで「電源」ボタンを押し、
    「モニタの電源を切る」の項目で適当に時間設定をする。

スクリーンセーバー

デスクトップの壁紙を「なし」にする

(低スペックPC向け)
これも僅かな量ですが、メモリの節約になります。
小さな節約を積み重ねることでメモリに余裕が出てくるので、デスクトップが素っ気無くなっても構わない人はやっておくべき。

手順

デスクトップ右クリック>「プロパティ」>「デスクトップ」タブで
背景を「なし」にする。

デスクトップ

非常に味気なくなる上、効果はほんの少しなので、やらなくてもOK。

デスクトップに置くアイコンを減らす。

低スペックPC向け
Windows XPは、デスクトップ上にアイコンを並べるだけでも 僅かだけどリソースを消費する。とことんまで高速化を目指す人は、なるべく数を減らすべき。

XPデスクトップ
▲ここまで減らすと逆にちょっと不便かも(^_^;
でもデスクトップのアイコンは10~20個程度に控えましょう。
(とか書きつつも、余程古いPCで無い限り関係ないと思います。)

Windows2000以前はデスクトップ上のアイコンの数で結構体感速度に差が出ましたが、XP機では体感できるほどの差は出ないように感じます。
(購入時のメモリが256MBのPCあたりは結構変わるかも)

あとがき

自分の知っている知識を補完&確認するつもりでWeb上でXP高速化のTipsを拾い集めています。
そしたら昨年あたりからXP高速化関連のサイトが再び増えている事が分かりました。
ネットブックが流行しだした事が非常に関係あるようですね。

色々探してみると、今まで知らなかったTipsや最近のPC向けの高速化Tipsも拾えそうです。
今頭の中にある高速化Tipsを出し尽くした後で、機会を見て追記していこうと思います。

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