昨日話題にした、読めなくなったCD-Rが再び読めるようになった件、色々とネットで検索して、同じような話がないか調べてみました。

水谷瞳のただの日記のお部屋
5月14日の日記の所で、雨が降ってきたら読み取りエラーが出ていたCD-Rが読めるようになる話が。
今回の私の場合、読めるようになる前、3日間雨が降り続いていた。
温度より湿度が影響するのか?

将来生き残る記録メディアは?
車のダッシュボードに一週間置きっぱなしでデータが消えた体験談があり。
私の場合の夏場3ヶ月間ダッシュボードに置きっ放しのCD-Rが復活したのは奇跡か?(笑)

CD-RやDVD-Rの構造を調べてみる

DVD-Rは記録層の両面にポリカーボネートを使っていて、実はその間はある粘着材で接着してある事は分かっているのだが、CD-Rの場合は私は良く分かっていない。CD-Rは記録面側がポリカーボネート、真ん中に記録面、レーベル面側を「保護膜」と呼んでいるのだが、やはり記録面の層と保護膜の層は粘着材で接着している…?

追記型光ディスク基板の製造方法
CD-Rの記録面、保護面はスパッタ法、スピンコート法で液体をポリカーボ層に塗る、又は記録面は蒸着を行うのが一般的らしいが。。。

激裏情報 メディア安価簡単破棄方法
CD-R等では、その上の保護面はやはり接着剤でくっつけているっぽい?

調べても良く解らないので勝手に仮説を立てる(笑)

2時間強アレコレ検索してもソレっぽい記事に出会わなかったので、CD-Rが突然復活して読めるようになったか大胆な仮説を立てる事にした。
ポリカーボ、記録面、保護膜、全て吸湿性と熱膨張率が異なっている為、CD-Rは本来、熱や湿度に非常に弱いのだが。。。。

仮説1.ある程度の湿度が、歪んでしまった記録面を奇跡的に復活させた
仮説2.微妙に反り返ってしまっていたCD-Rが、過酷な温度変化により元に戻った
仮説3.ある程度の高温が、粘着材部分のエイジングを促し、奇跡的にデータが復活した

まあ、どれも死ぬほど強引な仮説である(笑)
時間が経って読めなくなったCD-Rは今後、とりあえず以下の方法を試してみる事にします。

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仮説を元に、大胆で強引なCD-Rメディアのデータ復旧方法の提案

1.数日雨の続いた日、数日天気が良かった日、両方で読み込みを試す。
2.それでもダメなら夏なら車の中、冬ならコタツの中に数日放置してみる

ダメ元で上記を試してみましょう。
まったく責任は持ちませんが、ひょっとすると復活するかもです。

ちなみに、CD-R、DVD-Rは日光等の光に弱く、日光に当たっていると粗悪品は数時間でデータが読めなくなりますが、CD-RWやDVD-RWは熱に弱いので、車の中とかに置いておいたらスグ読み取り不可になっちゃいますので、まともに読み込み出来るメディアで上記の作業は絶対やったらダメですよ

光学メディアについて色々検索してみて、一番参考になったサイト

CD/DVDメディアの構造と寿命について
記録媒体の書き換え目安
色素系 : フタロシアニン系/アゾ系で10年
      ジアゾ系で5年
相変化系 : 20年

やっぱジアゾ系は大事に扱ってても寿命は5年程度っぽい。

○ 推奨メディア
CD‐R・・・・・・三菱、太陽誘電、imation
CD‐RW・・・・・三菱
DVD±R・・・・・三菱、Maxell
DVD±RW・・・・三菱、リコー(+RW)
DVD‐RAM・・・Panasonic、Maxell
DVDの台湾ブランドは買わないほうが良い。
“安物買いの記録失い”

う~む、太陽誘電、imationが推奨。。。私の中では太陽誘電とimationは3~4年前にダメブランドの烙印が押してあるのですが、また品質復活してきたんですかね?

まぁ、色々読んで行くと、光学メディアで保存しようと思ったら今の所DVD-RWが一番確実みたいですね

最後に

本日の記事は、ロクに検証結果の無い仮説の域を出ないモノですので、眉唾モノ程度に読んで置いて下さい。
本日は久々に1記事に3時間以上費やしてみました。疲れました(;´ω`)

おまけ

なんだかんだ言いながら、やっぱり愛着のあるメディアは太陽誘電。
メインで使用する光学メディアは太陽誘電製のDVD-RWにしよう!と決心したのですが。。。

太陽誘電
太陽誘電ホームページより。
ありゃりゃ?太陽誘電はDVD-RW製造販売していないのですか。。。