昨年のお部屋の引っ越し以降、無線LANの距離が大きく離れてしまい、電波の受信感度が壊滅的に悪くなってしまいした。
引っ越し後の電波状況はかなり劣悪な状態なので、本来は回線を引き直すレベルなのですが・・・・その前に、ちょっと試しに無線LAN中継器を買ってみましたヾ(*´Д`*)ノ

購入した無線LAN中継器
HDDの健康状態
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BUFFALO エアステーション ハイパワー WEX-733DHPです。実売4500円~6000円くらい。2.4Ghz帯、5Ghz帯、両方に対応しています。

製品外観

ボタンやスイッチ類はほとんどなく、シンプルな作りです。
HDDの健康状態
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前面はWOSボタン(右側)と各種ステータスランプ(左側)

HDDの健康状態
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側面には2.4Ghz/5Ghz切り替えスイッチと「設定リセット用」のピンホールが付いています。コンセント直付けタイプです。

その他の付属品は、取扱説明書と保証書、中継器のIDと暗号化キーが記されたカードの3点でした。

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設置方法

自動、手動、2種類の設置方法が用意されています。

  1. 自動接続する手順
    1. 親機の近くのコンセントに中継器を刺す
    2. 中継器と親機のWOSボタンを押し、自動認識させる
    3. 中継器を親機と子機の中間あたりに設置する
  2. 手動接続する手順
    1. 中継器を親機と子機の中間あたりに設置する
    2. 子機(PC)から中継器にアクセスする (http://192.168.11.100)
    3. 中継器のコントロールパネルで親機のIDとパスワードを指定する
      • 中継器が自動的に再起動する。2分待つ
      • こんなメッセージが出ます
        中継器と親機を手動接続する
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      • 設定に利用したブラウザを閉じる。
        無線LAN子機を接続しなおす
      • 接続終了ヾ(*´Д`*)ノ

自動設定、手動設定、いずれの場合も設定後に中継器をコンセントを外してもOK。設定を保存したまま別のコンセントにつなぎ直せます。

バッファローの詳細な解説ページは以下。
 中継機の設定方法(WEX-733DHP)
 WEX-733DHPの設定画面を表示する方法

 

無線LAN中継器の外観や設定方法の紹介終わり。
以下、我が家の通信環境に 中継器 を導入した結果。

現在の我が家の電波状況

昨年11月 (PC部屋引っ越し) 以降の我が家の見取り図。
我が家の電波状況
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田舎の昭和40年代の一軒屋。
何度か改築と増築を繰り返してるのでデコボコです(^_^;
そして無線LAN親機と子機が15m以上離れている上、間に別のWi-Fiが2つ、電子レンジが1台、(木造とは言え)壁が5~6 枚・・・・・Wi-Fi電波が受信できているのがチョット不思議なレベルです( ̄▽ ̄;)

中継器の設置場所

中継器の設置場所
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図中の ①②③④が中継ポイントとして利用できそうなコンセントの位置。
セオリー通り、中継器はやや高い位置(2mくらいの高さ)に設置してみました。

結果、の位置がもっとも速度が安定しました。
これ以外にも、(2階の部屋や屋外設置のコンセントなど)障害物やWi-Fiの電波を迂回できそうなポイントを色々試しましたが、これだけ障害がある場合はその障害を迂回するよりも 直線距離が一番短くなる ポイントの方が良い結果になる感じです?

無線LAN中継器導入の受信感度

inSSIDerで計測してみた図
HDDの健康状態
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電波状況が良い日でも-79~-85dB。
USB3.0ポートを利用している時や、夜20時前後は-88~-92db
-90dBを下回るとネット利用はかなり難しい状況になります。

無線LAN中継器導入の受信感度

HDDの健康状態
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電波状況が良い時間帯なら-55dB
USB3.0ポートを利用している時や、夜20時前後でも-70~-65db。
以前は平日20時~22時頃や土日の夕方以降は通信が極端に不安定になっていたのですが、これが一気に解消されましたヾ(*´Д`*)ノ

通信速度の変化

 以前の部屋  部屋引越し後  Wi-Fi中継器導入後
 メインPC  受信感度  -58~-70dB -80~-92dB -55~-70dB
   通信速度   35~45MBps   10~12Mbps  10~15Mbps
 サブPC 受信感度  -58~-65dB -80~-92dB -55~-70dB

 通信速度   30~45MBps   10~12Mbps  20~27Mbps

最初は電波状況は改善するものの、通信速度は中継器導入前と変わらない・・・?と思ったものの、サブのノートPCの方はしっかりと速度改善していました。

どうやらメインPCの方は、Wi-Fi子機が劣化して寿命間近になっているか、弱い電波の受信に不向きな機種を使っている感じですね(^_^;
ちなみに今利用している子機は購入から2~3年経っています。経験上、子機の寿命は2~3年ですし、こちらもそろそろ買い替えてみても良い時期になっているのかもしれません。

 

あとがき

とりあえず、お部屋引っ越し前の状態(35~45Mbps)が出ると思ったのは甘かった様ですが、中継器の威力はそこそこ実感できるものとなりました。

そして我が家の場合、これ以上の回線高速化を行おうと思うならば、やっぱり素直に回線を引き直した方が良さそうです。
それでも今回、親機と子機の間の距離や障害物の量を考えると、低速ながらも回線が安定する事の方を喜ぶべきかもしれないですね( ̄▽ ̄;)

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