2009年9月時点での情報としてお読み下さい。
恐らく半年もすればSSDの価格・性能・容量などのトレンドは大きく変わると思いますので。
そろそろSSDが欲しい
私は現在、SSD欲しい欲しい病にかかっています( ̄▽ ̄;)
・Windows7 RC、超安定してる! 製品版は発売と同時に欲しい!
・Windows7はSSD利用を念頭に設計されている(現状まだとの噂も)
・x86⇒x64はUPG版でもクリーンインストールのみなんだよなぁ。。。
てな感じで、じゃあこれを機会にメインドライブはSSDに移行しようかな。。。。
というのが私の中での流れ。
こんな感じで迷っています
・Windows7、とりあえずCドライブ32GBでもギリギリ運用出来そう
(アプリ・データは別ドライブで管理しないと32GBでは無理)
・現在人気の64~80GBあれば、余裕を持って運用できそう
・SSDの32GBモデルは数ヶ月前から安いものだと6~7千円。
・64~80GBモデルはまだ少し割高感あり。でもスグ安くなりそう。
(現在人気があるのはインテル製80GB SSD。2万5千円位と、かなり高い)
・32GB、64GBどっちにするかな。。。うっわ~。。。悩むわぁ
32GBにするか、64GBにするか、それともあと1年ほど様子を見るか、、、色々迷ったりWebページを読み漁ったり、そんな情報のまとめを以下に残しておきます。
SSDのメリット
HDDとの比較です。書くのも今更な気がしますが(^_^;
- 衝撃に強い
- 消費電力が少ない
(アクティブ時、HDD 20~40W、SSD 0.1~0.3W) - 作動音(HDD特有のカリカリ音)が無い。静か。
- 低温時・高温時の作動も安定。故障に強い
(BIOSで10℃以下なら起動しないとか設定してあると無意味かも) - データ読み込みが速い
(特にランダムアクセス時の読み込み速度はHDDに比べて圧倒的に速い) - 軽い(HDD 500~700g、SSD 70~100g)
どれもモーターなど可動部分が無いことによるメリットになります。
価格・性能がもう少しこなれてきたら、PCのシステムディスクは7~8割がSSDに切り替わって行くように感じます。
SSDデメリット(&購入の際の注意)
- 書き換え可能回数に上限あり。
- HDDに比べ高価
- ランダム書き込みの速度が遅い
上記は現在どんどん改良されています。しかし決して安い買い物では無い上に、噂を聞く限りアタリハズレが大きい製品だけにかなり慎重に。とりあえず、ここ2~3日で色々まとめて見たのが以下
- とりあえずSSDで一番心配される耐用年数の問題は現在では十分改善されているっぽい。
フラッシュメモリには書き換え寿命があります。昔のUSBメモリで300~1000回、最近のSSDやUSBメモリでも数万回が限度。(今後、製造プロセスの微細化が進むと書き換え寿命は減る可能性大)
しかしウェアレベリングという技術で、普通の使い方ならばシステムドライブとして使用しても問題なさそう。記録してから一定の期間(新品状態で5~10年と言われている)(現在は10~数十年と言われています)でデータが消えてしまう問題も、ソフトウェア的な通電で解消させている模様。
参考:[レビュー] SSDの寿命は864年? 診断ソフトを試す - ニュース:ITpro
- プチフリ問題に関しても、特定のSSDを外して購入すればまず問題ない。
主にプチフリ現象が確認されるのは初期のJMF602搭載SSD。
インテル製SSD(次点はサムスン製?)を選んでおけばプチフリに遭遇する確率は限りなくゼロ。小さなファイルはフラッシュメモリへの書き込み速度はHDDより遅い。これが原因でOSの操作が引っかかったような感じになるのが通称プチフリ。 ⇒現在ではコントローラーの改善でほとんど見られない現象だが、何も下調べ無しに安い製品を買うのは危険。 - 使用していると、だんだん書き込み速度が低下してくる
インテル製SSDは随分改善されている模様。(ファームウェアで対応)
だがフラッシュメモリの構造上、避けられない問題。
参考:【元麻布春男の週刊PCホットライン】 SSDの寿命
フラッシュメモリは一度データを書き込んだ場所に再書き込みする場合、「データ消去」のプロセスが余分に加わります。 - 書き込み速度が低下したSSDを復活させる定番ツールはまだ存在しない
個人レベルで書き込み速度を復活するノウハウを検証している人はそれなりに存在する。理論上、SSDのを1fillすれば書き込み速度は元に戻るはず。0fillを行うツールは現状でも多数あるので、近い将来その方法は確立されるかも。
参考:A-DATA SSD S592の速度回復テスト - こまぷろぐ - 楽天ブログ(Blog) ⇒HDDErase 3.3ってのが有効っぽい。
参考:こだわりのMONO: SSDのパフォーマンス低下の改善策:SAMSUNG SLC⇒こちらでもHDDErase 3.3で改善。
ツール:HDDErase 3.3<こちらから入手(SSDはIDEモードになっている必要あり。FDDやCD-R、USBメモリなどから直接ブートして実施)
ツール:Hard Crack: SSD と 0FILL と ベンチマーク その3 ⇒Diskを0fillで埋め尽くすだけの実験ツール。モノによっては0fillだけで回復する。1fill対応するかどうか思案中のご様子(ご本人のSSDは0fillで回復したので終了っぽい?)
ツール:SSDのランダムライトパフォーマンスを向上させるソフト"FlashPoint" - 博士課程大学院生の現実逃避日記 ⇒FlashPointというツールについて。
いやぁ、プチフリ対策のツールって結構色々出てます。
でも「SSDドライブを1fillで埋めますよ~」って宣伝してるツールは現状無いんですね。
誰かが作ったら今ならすごく話題になりそう。