CCleanerの「クリーナー機能」を使った直後に、空きメモリがドカンと増える現象を何度か確認し、「あれっ?CCleanerでメモリ解放できるじゃんね?」と思い色々と検証してみました。
しかし結果は微妙なもので、再現性はほとんどありませんでした。。。
検証例
メモリ16GB搭載した64bit Windows 7マシンで検証。
メモリ残量の計測は、Windows標準のタスクマネージャーを利用。
▲Webブラウジングや文書作成など、通常の利用した後
約700MB解放
▲ペイントソフト多用中(クリップボードに巨大な画像が残っている)
約1.3GB解放
▲巨大ファイルを移動させた後や、3DCGの作成中に実行した例
約300MB解放
上記は「ほどほどの効果があった例」です。
多くの場合は、ほとんど効果が出ませんでした。
ごく稀に、5~10GBのメモリを解放してくれたのですが、検証中に再現せず。
大量のメモリが解放される際の特徴を掴むことも出来ない。。。
※補足事項
▲私は「古いプリフェッチデータ」の項目はOFFで利用しています
拡張設定の項目は無効のまま(初期設定の状態)でも、上記のようなメモリ解放現象は(たまに)確認できます。
一定の条件が揃うと、プリフェッチされたデータも解放してくれている・・・のかな?まあ、その場合でもCCleanerではなく、OS側が解放しているんだろう。
CCleanerがプリフェッチ解放のトリガーになる条件を発見できれば、結構便利な使い方が出来るかもしれない。。。
公式サイトの概要
ちなみに、公式サイトの「Features (CCleanerの機能紹介ページ)」を見ても、メモリ解放/プリフェッチ解放 に関する記載は一切ありません。
あとがき
発見した当初は「うはww俺スゲー便利技発見したwwすげー便利www」と小躍りしていましたが、再現性の法則を見つけないと利用できる局面も見つかりませんねえ(^_^;
ちなみに、Web上でこの事を言及しているサイトは(当たり前だけど)サッパリ見つかりません。しばらくの間、タスクマネージャを常に起動するようにしてメモリの使用量をチェックして行こうと思います。