「エラー 0x8007277a」が表示されてしまい、Windows Updateが出来なくなった場合の対処方法の紹介。この現象は、WinsockまたはWinsock2 キーが破損しているために発生するエラーのようです。
以下手順はWindows 8 / 7 / Vista / XP / 2003 /2000などで利用可能です。
▲クリックで拡大: エラーメッセージ 0x8007277a表示画面
▲クリックで拡大: Windowsサービスの状態
Windowsサービスの状態を確認しても、Windows Updateサービスは停止しています。手動でサービス開始しようとしても、受け付けてくれません。。。
何をしてこうなったの?
- 「最新のウイルス対策ソフトを色々試してみたいぞ!」と、VMware上のWindows7マシンに、3~4種類のセキュリティーツールを入れ代り立ち代りにインストールした。
- 仮想環境だったため油断した。セキュリティーツールのアンインストールは、結構いい加減な手順で行った。
- 結果、Windows Update出来なくなっちゃいました。
対処方法は?
コマンドプロンプト(管理者権限)から
netsh winsock reset
と入力し、PCを再起動すればOKです。
▲クリックで拡大
コマンド入力時は、上記のような画面になります。
対処方法は? その2
コマンドプロンプト上での操作が怖い場合は、以下のマイクロソフト社が公開しているFix プログラムを適用する事でも解決します。
▲Fixプログラムを適用した場合の画面
ダウンロード1:
Windows Server 2003、Windows XP、および Windows Vista で Winsock2 の破損を確認して回復する方法
▲Windows Server 2003 / XP / Vista 用となっていますが、Windows7にも無事 適用できました。
ダウンロード2:
インターネット プロトコル (TCP/IP) をリセットする方法
▲Windows Server 2003 / XP / Vista / 7 用
こちらのFixプログラムでも解決しました。
その他 関連ページ
Microsoft Forefront Client Security:定義に関する問題
▲何か難しい事が書いてあるページです。
Windows Server:システム管理者の視点 -【Netshの裏技】あらゆる作業が可能なネットワーク・ツール:ITpro
▲Windows 2000時代の情報ですが、これも役に立ちます。
何にせよ、エラー 0x8007277aは WinsockまたはWinsock2 キーが破損しているために発生するエラーのようです。