このページは、サイト内別ページ「Windows がUSB機器を認識しなくなった場合の対処法」の補足ページです。
Windows7 SP1およびWindows Server 2008 R2 SP1 では、ごくまれに一部のUSBドライバーが認識できなくなる不具合が発生します。
詳細 (Microsoftサポートページ)
Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 をインストールした後に一部の USB ドライバーのバイナリ ファイルが更新されない
Windows 7 Service Pack 1 (SP1) またはWindows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1)をインストールした後に、一部の USB ドライバー内のバイナリファイルが更新されません。たとえば、Usbport.sys、Usbehci.sys、Winusb.sys バイナリファイルが更新されません。
上記リンク先で修正パッチが配布されています。
Windows7 SP1とServer 2008 SP1では、特定の条件が重なると 元ページ2012/10/16 追記分の「usb.infとusb.PNFが無くなっていた~」という場合と、同じ様な挙動が発生します。(USBデバイスが認識されない)
どういうタイミングで発症するか
- Windows7無印をSP1にアップグレードする
- Windows7 SP1 に Windows Updateを適用する
Windows7 SP1を無事適用できても、月例Windows Updateのタイミングで発症する場合もある感じです。
どういうPCで発生するか
以下のような状況で発生しやすくなっています。- VMwareなど仮想PC上にインストールしたWindows7
- 一部のメーカー製PCに付属した「専用のWindows7 SP1インストールディスク」(USBドライバ関連がメーカーオリジナル)
-
RT Se7en Liteなどで無印Windows7をSP1化した場合
(間違い。USBに問題がでるハード構成でも、SP1統合Discでクリーンインストールすると、正常な状態に戻す事が可能です。) - Microsoft以外のUSBドライバを利用している
解消方法1
上記のリンク先に更新プログラムが用意されています。
▲この画像はダウンロードページへのリンクになっています
(ダウンロードリンクはページ中段)
Windows7/2008のSP1ユーザーは、上記パッチを試す事で不具合が解消できます。上記のパッチでUSBが認識できない不具合が解消しない場合は、Windows がUSB機器を認識しなくなった場合の対処法の内容を試してみてください。
解決方法2
頻繁にUSB機器を認識しなくなるようなPCの場合、ハード構成もしくは、OSのインストールDisc、アップグレード時の操作などに問題があった可能性があります。
そのような場合は、RT Se7en Liteなどで統合インストールディスク(スリップストリームディスク)を作成し、そのディスクでクリーンインストールを行うと問題が解消する場合もあります。
(冒頭のMicrosoftのリンク内にもその旨の解説が記載されています。)
このページの情報は以上です。