古いXP(SP2/SP1)のパソコンをクリーンインストールした場合、「インストール直後の状態」で Windows Updateを行う事が出来なくなっています。
(このページは2005年頃に購入したノートPC (XP SP2)を、2014年3月30日に再セットアップした際のメモ書きです。)
SP1/SP2 マシン(クリーンインストール直後)のSP3へのアップデート手順
- Windows Update エージェント をインストール
- x86ベース/ x64ベース/Itaniumベースと、3種類のパッケージが用意されているので、自分のPCに適したもの1個を利用すること。
(通常のPCならx86ベースを利用する) - XP SP1/SP2のパソコンは、まずコレをインストールしないとWindows Updateが利用できません。
- x86ベース/ x64ベース/Itaniumベースと、3種類のパッケージが用意されているので、自分のPCに適したもの1個を利用すること。
- XP SP3 ネットワーク インストール パッケージをインストール
- その後、Windows Updateに接続する
(この時 ActiveXのインストールを求められたら、それに従う)
上記の手順が一番無難なアップデート方法になります。
(無印XPは、まずSP2にアップデートする必要があります)
上記手順で失敗する場合
サイト内の過去記事:XP SP3のインストールが失敗する場合の対処方法: 2013年版を読み、心当たりのある項目を試して見ましょう。
殆どのPC環境では、
・外付け機器を全部はずす
・常駐プログラムを全て終了させる
・それでも上手く行かない場合はXPをセーフモードで起動してSP3をインストールしてみる
この3点を試してみれば、SP3へのアップデートは出来るかと思います。
サポート終了後のXPのWindows Updateはどうなるの?
Windows2000の場合の話ですが、2010年7月13日にサポートが終了し、その後は修正プログラムの発行はなくなりましたが、過去の修正プログラムは入手可能です。
このような形で「最後のSP」と最後のSP後に配布された「修正プログラムのまとめ」の二つが、現在もMicrosoftから配布されています。
XPも近い将来、SP3以降の修正プログラムをまとめたパッケージが配布される事になるかと思います。
その他:アップデート時の注意点
- システム(HDDのCドライブ)に2GB以上の空きがある事を確かめる。
※バックアップの作成で、さらに空き容量が必要になる場合もあります。
HDDは50%以上の空きがある状態が望ましいです。
- 不要なUSB機器(プリンタや外付けHDDやUSBメモリ)は全部外す。
- 開いているすべてのプログラムは終了する。
- インターネットブラウザ、PDF、ワードやエクセル等・・・実行しているプログラムは全て終了させる。
- セキュリティソフトを停止しておく。
- その他、タスクトレイに常駐しているアプリも停止しておく。
頻繁にOSを再インストールする場合
テスト環境など、頻繁にOSの再インストールが必要なPC環境では、サービスパック統合インストールDiscや、アップデートパッチ差分Discを準備しておくと便利です。
OSがXPの場合は、SP+メーカーというツールが便利です。
サイト内解説: XPの統合インストールDisc作成可能、再インストールやリカバリを便利にするフリーソフト、SP+メーカー
(上ページ下段にはマイクロソフトの資料URLへのリンクもあります)
その他:参考リンク
- Microsoft Windows Update
Windows Updateに関するFAQページです。
Windows2000やME、98など、過去のOSのアップデータ情報なども掲載されています。 - 暗号化ファイル・システムを使うとWindows Updateができなくなる /SAFETY JAPAN [Windows XP プロの常識] / 日経BP社
Documents and Settingsフォルダ全体を暗号化していると、Windows Updateができなくなります。