故障したメインPCがようやく帰ってきました。
想像通り、ぶっ壊れていたのはビデオカードでした。
▲代替でASUS EN9600GTを貰ってきました
日曜夕方にはメインPCは帰ってきてたのですが、昨日・一昨日とちょっと多忙だったので本日ようやくお知らせです。
メーカー/型番 | コア | メモリ | シェーダー | ストリーム数 | プロセス | |
旧 | クロシコ GF9600GT-E512HW/HD | 650MHz | 900MHz 512MB | 1600Hz | 64 | 55nm (多分) |
新 | ASUS EN9600GT HTDI 1G | 650MHz | 900MHz 1GB | 1625MHz | 64 | 65nm |
保障期間内なので無償交換出来ました(´∀`)ノ
・・・が、EN9600GT HTDI 1Gは既に販売終了品。
どうみても売れ残り品です本当にあ(ry
・・・嘘々。本当に大満足です。
ほぼ同スペックの現行製品もある事ですし、満足のついでに調子に乗ってEN9600GT HTDI 1Gのレビューでも書いてみようと思います(恥)
GF9600GT-E512HW/HD(クロシコ)⇒EN9600GT HTDI 1G(ASUS)のカタログ上の違い
- ビデオメモリ512MB⇒1GB
明らかにオーバースペック。相当ヘビーなゲームユーザーしか必要としない量。んまぁ私の場合(本当に時々だけど)3DCGソフトが使い切るかもしれないので多ければ多いほどマシ。
嬉しい。 - シェーダークロック1600MHz⇒1625MHz
違いの出るレベルじゃない。3Dベンチを色々試したけど多分変わらない。
が、一応オーバクロックしての利用を前提として発売されたビデオカードなので、色々遊ぶには好都合。
嬉しい。 - プロセスルール55nm⇒65nm(多分)
9600GT全般、初期の55nm品は本当に55nmだったのか怪しいので、変わっていない可能性もアリ。違いは消費電力に現れる程度だし、その違いも10W~20W。GPU温度はFAN性能に依存するほうが大きい。
新しく交換して貰った9600GTは発売時期的に65nmしか存在しないと思っているので、発熱の具合から前回の9600GTも65nm品だったのかも。
カタログに現れない違い
冷却FANが違う。とにかく違う。ビックリするぐらい違う。
- 静かになった!
いやもう、ビックリするぐらい静かになりました。FAN回っているのか?ってカンジ。
私の歴代PCの(AGP~PCIeスロット時代の)中ではダントツで静かになった。
CPUFAN(無限弐)より電源BOX(SS-650HT)より静かです。
現在のFAN騒音は CPU(無限弐)≧電源(SS-650HT)>GPU(EN9600GT)ってカンジ。
ASUSの静音FANスゲー。GPU FANの音は多分1/3~1/4になってる。
もうRivaTunerいらない。
(ちなみに回転数MAX時の騒音は体感1/10レベルだが、これは設計思想の違いと思われる。これを比較して良いものかどうかは疑問・・・) - FAN回転音
GF9600GT-E512HW/HDは「キシャー」って音。やや高音で金属っぽい音が混じる。
EN9600GTHTDIのFANは「ブォーン」って低音。これもFAN回転数が上がった時(60度以上)でようやく聞こえる程度だし、低音であまり気にならない。無音。ていうか今の所電源FAN、CPU FANより大きな音にならない(打ち消し線部分についてはこのページ最下段追記に解説)
FANの径が2~3cm違うだけで音の高低がここまで違うとは。 - 冷却性能も上がった!
室温の違いがあるので一概に言えないけど、EN9600GT HTDI 1Gの方が僅かだけど確実に冷却性能は上。室温 アイドル時 フルロード時 GF9600GT-E512HW/HD
(3月初旬)16℃ 43℃ 57℃ GF9600GT-E512HW/HD
(8月中旬)26℃(クーラー有り) 48℃ 72℃ EN9600GT HTDI 1G
(9月下旬)26℃(クーラーなし) 49℃ 64℃
- 発熱量自体も減った?(故障の原因はコレ?)
信じられない話だけど、アイドル時のPCの筐体を触ったときの温度も全然違う。
以前 :筐体触るとヌヲ~ッってカンジに生温かった。冬場は良いホッカイロだった。
現在 :筐体で生温いのはCPU付近のみ。筐体全体はひんやりしている。
計測していないけど、5℃は違うレベル。
CPUID HardwareMonitorで計測してCPU、MB温度に全く違いはない。GPU温度も変わらないと言って良い。なんでこんなに違うのか解らない。
温度センサーの付いていないドコか(多分故障したGF9600GT-E512HW/HD)が相当発熱していたに違いない。 - ベンチ性能
#前回計測時x86 XP、今回 x64 Win7RC。この表は全くアテになりません。GPU GF9600GT-E512HW/HD EN9600GT HTDI 1G OS Windows XP 32bit Windows7 RC 64bit ドライバ 182.06 190.62 AviSynth
GPU25&FFT3DGPU(640X400)75FPS 55FPS
(交換前後で変化なし)Badaboom(HD⇒960x540) 35FPS
(Ver1.1.1)54FPS
(Ver1.2.1)3DMARK03 34662 33588 ゆめりあベンチを1024X768最高 70000前後 58000前後
読んでいる方はx64ビットWin7と32ビットXPの違いだと思って下さい。
今後自分がx64 Windows7に移行するつもり満々なので、x86XPのデータを拾う気なし。測定ツールによってはバージョンも違います。そして何より9600GTのドライバリビジョンが違う。完全に自分用のメモです。
(▼ちなみにエクスペリエンス インディックス値は変わらず。)
まあ同じチップ(9600GT)ですからね。
メモリが増えてシェーダークロックが微増しても変わる事は無いです。 - コイル鳴き
ゆめりあベンチの起動時、小さな小さな「キーン」て音が聞こえるようになった。スピーカーOFFにしていないと気が付かないレベル。しかし3秒もすれば聞こえなくなる。(周波数が上がってオッサンの耳には聞こえなくなっているのかも。)
コイル鳴きは高性能グラボの宿命&ゆめりあ以外のベンチや利用方法では全く聞こえないので問題なし。
その他
試していないけど、マザーボード、GPU共にASUSになった事でASUS製のシステムツールをインストールすれば電圧込みのGPUオーバークロック・ダウンクロックが出来るようになる筈。PC完全に安定したら試してみよう。
と言う事で提灯記事のようになってしまいましたがEN9600GT万歳です。
ちなみに私が絶賛してるこのGPUFANはASUSオリジナル高性能クーラーGlaciatorだそうです。
ASUSの9600GTシリーズは現在ビデオメモリ512MBのモデルのみ。1GBモデルはラインナップから姿を消しました(探せば在庫はある模様)
メモリ1GBなんて相当ヘビーなゲームしか利用しない。今1GB品選択する人はGTX200シリーズ選びます。
9600GTシリーズは、値段、性能、消費電力のバランスが良いです。ゲームしない人ならCore i7機でもGPUが足を引っ張る事もありません。
EN9600GT HTDIのカタログ上の心配事
EN9600GT HTDI 1Gの製品ページ
現行のEN9600GT HTDI製品ページ
実はASUSのホームページに行くと、EN9600GTシリーズの中でHTDIシリーズだけは何故かCUDA対応、PhysX対応が記載されていないです。(他のEN9600GTには記載アリ)
スッゲー心配したのですが、大丈夫でした。CUDA対応ソフト、PhysX対応ソフト共にGPU使いまくってグリグリ計算してくれました。ASUSさんカタログ記載漏れ?
修理に6日もかかったワケ
修理って言うか、パーツ一個交換だけなんですが(^_^;
GPU交換だけの簡単な修理&原因99%特定出来ていたのに修理に6日もかかったのは、持ち込んだのがシルバーウィークのど真ん中だったから。お店はお客さんで溢れ、修理依頼のPCもズラ~~~っと並んでいました。店員の皆さんゾンビになってました。
PC持ち込み前の電話確認で「PC丸ごと持ってきて下さい」って言われたけど、ビデオカードだけ外して持ち込んだら多分即日交換か翌日交換で終わってました。(^_^;
何はともあれPCは元気になって帰って来ましたから、お店の方々ありがとう!です。
追記:ブォーン音は筐体の共鳴だった
ビデオカードが新しくなって2~3日経った辺りで、上のほうで書いている「低音のブォーン」と言う音がGPU作動時以外にも鳴っている事が判明。本日(約10日後)になってようやく原因判明。
PCから約3m離れた位置にある冷蔵庫のモーターと連動しています∑( ̄Д ̄;)
現在、冷蔵庫とPCは完全に別電源から供給している(≫参考記事)ので、電源からノイズを拾っているのは考えられない。という事は、冷蔵庫のモーター振動音の波長とPC筐体の大きさが偶然一致して共鳴している。。。。(^_^;
今まではビデオカードのFAN音がうるさくて気が付かなかったレベルの小さな音です。「どんだけ静かになったんだ今のPC」って所で喜んでおく事にします
(気が向いたときにPC筐体用防振シート買ってこよう。。。)