表題の通りです。
2015年7月初旬にリリースされた Windows7/8.1用の AMDビデオカードドライバ「Catalyst 15.7」は、あまり出来がよくない模様です。
7月29日にリリースされた 15.7.1 へアップグレードするか、または、古いドライバを適用するようにしましょう。
Catalyst 15.7を使うの注意事項
何らかの理由で、ドライバをすぐに変更出来ない場合は、以下に注意して利用しましょう。
以下の症状に注意- 突然 エアロが無効になった
- 「ディスプレイ ドライバーの応答停止と回復」 や、
「ディスプレイドライバが応答を停止しましたが、正常に回復しました」
などのメッセージが出た - 負荷のかかる作業はしていないのに、PCのファンが突然フル回転を始めた
「1.~3.」どの症状が出た場合でも、直ちに作業中のファイルを保存し、PCを再起動させましょう。ビデオカードが暴走し、フル稼働している恐れがあります。
そのまま放置していると、ブルースクリーンエラーが発生し、電源・マザー・ビデオカードに重大なダメージが加わる恐れがあります。。
おことわり
上項で説明した、緑文字で書いた症状3点は、Catalyst 15.7を導入して以降、私のPCで週1ペースで発生する異常現象です。
全てのPCで発生するものではないかもしれません。
補足
私のPCは、Catalyst 14.9を導入した際にもGPUのクロックダウンが作動しないトラブルに見舞われています。
(今回はクロックダウンが作動しないだけでなく、GPUがフル稼働しっ放しになり、さらに重症)
- 今回も、この時と同様に、IE利用中にトラブルが発生する事が非常に多いです。
- 同様の症状が発生する場合、Catalystの設定だけでなく、IEのGPUレンダリング設定も見直す必要があるかと思います。
(詳細は 上記の過去記事参照)
余談
最新の Catalyst 15.7.1 には、Windows10版あり。
その他
この問題は あまり話題となっていない事から、一部のPCのみ発生するものかもしれません。
しかし、Catalyst 15.7ではベンチマークのスコアが上がらない、GPUのクロックアップやクロックダウンが正常に行われない、等の報告はそれなりに上がっていますので、RadeonユーザーはCatalyst 15.7.1以降、またはCatalyst Omega(14.XX)以前を利用するようにしましょう。
今回の更新は以上です。