95~XP時代に、Windowsの「デスクトップカスタマイズ」・「不要ファイル削除」・「メモリ最適化」・「ネット通信の最適化」等々を一元管理できた名フリーソフト「窓の手」のWindows7版が登場しました。
▲窓の手 2010 Beta1 for Windows 7 起動画面
まだベータ版。不具合が残っている可能性もありますが、今後を期待させる出来栄えです。
2011.05.08: 正式版がリリースされました。
窓の手 2010 Beta1 for Windows 7 概要
ライセンス:フリーソフト
OS: Microsoft Windows 7 (32bit/64bit)
HDD/SSD: 5MB以上の空き容量が必要
モニタ: 800x600以上
インストールにはAdministrator権限が必要。
現在はベータ版。正式リリースはまだ
Windows7用の窓の手は、まだベータ版段階です。
2011.05.08: 正式版がリリースされました。
「正式配布版の直前段階の評価版として関係者の方々に配布し、性能や機能、使い勝手などを評価して頂く版」であり、「バグがあったりシステムに影響を与える場合があるため、万一そのような事態になってもシステムを復旧出来る方以外のご使用は控えて頂きますようお願いします。」との事です。
PDF形式のHELP ファイルが添付
▲窓の手 2010 Beta1 for Windows 7のヘルプファイル
PDF形式のヘルプファイルは、17ページほどの内容。
15分程度で読む事が出来るボリュームながら、画像たっぷりの丁寧解説。
あちこちとクリックする必要もなく、1ページ目から順々に読んでいって理解できる内容になっています。素晴らしい。
インストール
クセのない一般的なインストーラー。
Administrator権限のあるユーザーで、使用許諾契約に同意した後は全て「次へ」をクリックして行けば大丈夫。
窓の手 2010 Beta1 for Windows 7はこんなカンジ
以下、画像をクリックすると原寸大に拡大表示されます。
▲デスクトップ アイコンの変更
以前のバージョンからお馴染みの機能
▲デスクトップ上に「コンピューター」や「ネットワーク」・「ユーザーフォルダ」を表示
これも以前のバージョンからお馴染み。
▲タスクバーのカスタマイズ。
Windows7ならではの機能ですね。待機時間の調整が便利。
▲右クリックメニューの変更。
Windows7になってから右クリック変更が作動しないツールが多かったので、これは嬉しい。
▲パフォーマンス
Windows7ならではのパフォーマンス調整項目がズラリ。
すぐにメモリを使い切っちゃう私は、「カーネルメモリのページアウトを抑制する」が凄く重宝しそう。
カーネルメモリのページアウトを抑制する
Windowsが使用するカーネルメモリには、ページアウト可能な領域と不可能な領域があります。ページアウト可能な領域には重要性の低いコードが格納され、一定期間のアクセスが無ければページアウトします。その為にページアウトしたコードへのアクセスが発生すると、メモリ上ではなくハードデゖスクからの読み込みが必要となりパフォーマンスに影響します。
「窓の手」はこの動作を変更することが可能です。物理メモリを大量に搭載している環境では、全てのカーネルメモリがページアウトしないように設定することが出来ます。
添付ヘルプファイルより引用
▲Windows Update後の自動再起動を無効にする事が出来ます。
「今、再起動したくないんだよ」って時の再起動メッセージ連発がうざかった人には、これも便利。
その他機能
▲クリックで拡大
もちろんマウス掃除機・キーボード掃除機等々のお馴染みツールも付属しています。
今すぐ使いたい人は、システム・データ共にしっかりとバックアップを行い、万一に備えてから利用しましょう。もし不具合を発見したら作者さんにお知らせするように。