Monacoin/Bitcoin Walletの同期が進まない時の対処方法

Monacoin や Bitcoin などの「暗号通貨Wallet」のうち、「Bitcoin Core」や「QT」など、ブロックチェーンの全てをダウンロードするタイプのWalletの場合、時々 (というか、かなり頻繁に) ブロックチェーンの同期が進まなくなる現象が発生します。

このページは、Bitcoin Core系、QT系のWalletで、同期が進まなくなった場合の対処方法を記載したページです。

症状の軽いものから重いものまで、4段階の対処方法を記載しています。

対処方法1

Wallet を一旦終了し、再起動する。

• 通常は、再起動するだけでも同期が正常に再開します。
  Wallet再起動は 基本中の基本です。
• 1週間～10日くらい起動していなかった場合、Walletの同期が途中で止まる事はよくある事です。
• 暗号通貨 Walletは、終了にとても長い時間がかかります。一旦終了させた後、再起動するまでに5分くらい待ちましょう。
  
  • Bitcoin や Monacoin の最新のWallet (Ver0.10～0.11)は、再起動できない間は起動禁止のメッセージが表示されます。
    メッセージが消えたら再起動しても大丈夫です。
  • 古いタイプ(Ver0.8.7など)は、Wallet終了後にすぐに再起動すると、Walletが誤作動する場合があります。

対処方法2

「応答なし」になる場合

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Bitcoinの場合、この症状が発生しやすいです。
チェーンブロックがとても巨大になっているため、メモリ消費が大きく、また膨大な量のディスクアクセスが発生するため、1週間くらいブロックを貯めた程度でも頻繁にこの状態に陥ります。

• 通常、しばらく待てば問題は解決します。
  
  • 非常に重い処理が走っているだけで、15～30分待てば、ブロックの同期が再開したり、通常通りの操作ができるようになる場合がほとんどです。
• 「応答なし」のまま、数時間動かない/どうにもならない場合
  
  • Bitcoin、Dogecoin、Litecoinなど、ブロックチェーンのデータが数十GBあるWalletでは、同期中は余計な操作をしないようにしましょう。
  • ブロックチェーン処理のためにPCがビジー状態に陥っている時に出金操作などを行うと、稀なケースですが、Wallet が完全にハングしてしまいます。 
  • この場合、Walletを強制終了させるしかありません。
    そしてこの時、最悪のケースではwallet.datが壊れます。
    日ごろからwallet.datのバックアップを心がけるようにしましょう。

対処方法1、2で解決しなかった場合、以下の対処方法を試みてみます。