とても今さらなのだけど、表題通り Bitcoin core (bitcoin-qt) から Electrum へ、秘密鍵を使って残高を移動させてみたのでメモ。

Bitcoin だけでなく、Monacoin など他の Electrumでも、基本的に同じ手順で残高を移動できる。また、Electrum を初めて使う人向けに、Electrum の導入手順も含めて解説している。

注意事項

このページに書いた手順は「秘密鍵のインポート」手順ではない。「秘密鍵のスイープ」手順である。(この2つは似ているようでかなり違う)

「秘密鍵のスイープ」を選択した理由

まとめ

最初にこのページのまとめを書いてしまおう。

というコトで、
ここまで読んでも「Electrum の利用にあたり、それでもスイープで残高を移動したい」という人だけが、読む価値のあるページとなっている。

以下、本文

まずコインのアドレスと残高をチェック

bitcoin core を起動する。
bitcoin core のオプションを開く
コインコントロールを有効にする
▲クリックで拡大
ここで「ウォレット」の「コインコントロールを有効にする」にチェックを入れる。

こうする事で「送金」タブでアドレス別の残高を確認できるようになる。
アドレスの残高を確認できる
▲クリックで拡大
ここで残高とアドレスをメモしておく。
※入金回数が100回を超えているものや、お釣りアドレスの有無をしっかりチェックしておく。

次に、メモしたアドレスを使って秘密鍵の生成を行う。

秘密鍵の生成

bitcoin core  のデバックウインドウで以下を入力する

bitcoin coreでの作業はここまで。

次に、生成した 秘密鍵を Electrum に取り込む。
まずは Electrum の導入手順から

Electrum の導入手順

※はじめて Electrum を導入すると仮定し、手順を紹介している。

ダウンロード

起動させる

導入手順ここまで。
以下、このページの本題、Electrumで秘密鍵をインポートする手順

Electrumで秘密鍵をスイープする

秘密鍵スイープの手順は以下
dumpprivkey
▲クリックで拡大
「ウォレット」>「秘密鍵」>「スイープ」


秘密鍵スイープ用の画面が表示される。

秘密鍵のスイープ
▲クリックで拡大


スイープが終わると、送金画面が表示される。

送金画面
▲クリックで拡大


送金ボタンを押すと、パスワードの入力を求められる。
※ BSV など、一部の通貨ではここで警告ダイアログが表示される。
パスワードの入力
Wallet 作成時に設定したパスワードを入力する。

送金処理が開始される。
Avoid Coin Loss
この段階では、クライアント側の処理が正常に終わった状態。
この後、ネットワーク上で承認作業が行われ、無事コンフォームが終了すると全ての作業が終了となる。

緑の「レ」が付いたら承認完了。
dumpprivkey
▲クリックで拡大
送金額や残高が正しいか確認し、間違いがなければこれで終了。
※ 送金手数料が引かれるので、金額は若干減ってしまう。

最後に

もし送金額や残高が大きく異なる場合は、まだコインの移動ができていないアドレスがあるはず。「お釣りアドレス」や「100件以上入金があったアドレス」を中心に、漏れが起きていないか確認してみる。

このページは以上。