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2018.05.06:「TabキーとEnterキーの組み合わせが便利」を追記

2018.05.03: 初出

LibreOffice Calc で連続してデータ入力する際などで、Enter入力時のカーソル移動 (セルの移動) を「下方向」ではなく「右方向」にしたい場合に利用するTips。

カーソル移動方向の変更手順

「ツール」>「オプション」を開く
「ツール」>「オプション」
▲クリックで拡大

オプション画面が開いた図
「LibreOffice Calc」>「全般」を開き、「Enterキーを押した時の移動方法」を「右」に変更
▲クリックで拡大
「LibreOffice Calc」>「全般」を開き、「Enterキーを押した時の移動方法」を「右」に変更してOKを押す。

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セルの右方向への移動は カーソルキーやTab キーでも行える

セルの移動は、「カーソルキー」「Enter キー」「Tab キー」で行うことが出来る。

そして、Enter と Tab キーは、「Shiftキー」と組み合わせて以下のようなセル移動も可能になる。
Enter と Tab キーのセル移動方向
▲クリックで拡大
Enter  ・・・・・・・・ 下方向
Tab  ・・・・・・・・・ 右方向
Shift + Enter ・・・ 上方向
Shift + Tab ・・・・・ 左方向

この辺をうまく使いこなせれば、前述の「オプション画面を開いてEnterキーを押した時の移動方向を変更する」設定変更は行わなくて済む。

おまけ: TabキーとEnterキーの組み合わせが便利

Tabキーを使って横移動した後にEnterキーを押すと、入力セルの位置は最初にTabキーを押した場所の真下に移動する。

図にするとこんな感じ。
行と列の固定
▲クリックで拡大
ちなみに Microsoft Excel や OpenOfiice Calc でも同じ挙動になる。
これを覚えておくと LibreOffice Calc のデータ入力はかなり便利になる。

このページの情報は以上。