Illustrator 8からCS5に移行して約3年が過ぎるけれど、今まで画像データをベクトル化してアウトラインを取る際は、ずっとAdobe Streamlineを使っていました。

Illustrator CS2以降、ライブトレースという機能が実装されたのでStreamlineは廃止されたのですね。。。。3年もの間、全く気が付きませんでした(^_^;

ライブトレースの使い方

ライブトレースはココから使う
ライブトレースはココから使う
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[オブジェクト]>[ライブトレース]>[作成してライブペイントに変換]を選択する。

テキトーな画像で試してみる
テキトーな画像で試してみる
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今回はcrystal disk markのスクリーンショットで試してみます

結果
ライブトレースはココから使う
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「作成してライブペイントに変換」を指定すると、サクっとアウトラインを取る事が出来ました。

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トレース結果(拡大)
トレース結果
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なかなか味のあるトレース結果です

トレースの精度、カラー変更
ライブトレースはココから使う
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[オブジェクト]>[ライブトレース]>[トレースオプション]にアクセスすると、トレース時の設定を細かく調整可能です。
(今回のサンプルのような1ピクセル単位で解像が必要な素材は「誤差の許容範囲」を1px、「最小エリア」を3~5px程度にした方が良い結果が出ます。)

トレースオプションを設定すると、自動的にライブトレース化されてしまいます。アウトライン化したデータが欲しい場合、ライブペイントボタンをクリックします。
アウトライン化したデータが欲しい場合
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アウトライン化できました。
アウトライン化完了
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ちなみに上図は、カラーを64色、それ以外の設定はデフォルトで出力した状態です。