2014.11.20: 情報が古くなったので全面的に改稿

このページでは、PCにインストールしておくと便利なAVIコーデック紹介しています。
各コーデックの概要を解説。詳細な使い方手順はありません。
個人的によく利用する6点のAVIコーデックを紹介しています。

はじめに・注意

※可逆圧縮コーデックとは・・・
画質を劣化することなく圧縮できるコーデックです。h.264やmpeg2形式の動画ファイルと比較すると、出力ファイルサイズは大きくなりますが、繰り返し圧縮する際でも画質の劣化が発生しないのが特徴です。
※可逆圧縮コーデックでも、色空間フォーマットを変更すると、変更する度に劣化が発生するので注意です。

可逆コーデックおよび、それに順ずるコーデック

動画編集時の中間ファイル出力や、デスクトップキャプチャ、外部入力された映像のキャプチャなどに利用します。
以下3点を用意しておけば大体は事足ります。

  • Lagarith Lossless Video Codec
    • サイト内解説ページ
    • 圧縮率と再生負荷のバランスに優れた可逆圧縮コーデックです。
      PCのスペックが上がった2010年頃から、このコーデックが主流になってきました。
    • アルファチャンネルに対応しています。
    • x86版、x64版が同梱されており、現行のPC、動画編集ソフトでも利用しやすい形態になっています。
  • Gopro Cineform Codec
    • サイト内解説ページ
    • 注意:可逆圧縮コーデックではありません。劣化します。
    • 再生・圧縮共にCPU負荷が非常に低く、また画質の劣化が非常に少ないコーデック。デコード負荷が非常に軽く、4K動画の編集などにも利用可能。
    • 32bit/64bit両方のコーデックを同梱。
      色空間ITU.Bt.709に対応。
      有料版はアルファチャンネルに対応しています。
    • 実写系の素材はかなり縮む。
      しかしアニメ系・CG系の素材はあまり縮まない。Lagarithと同程度の圧縮率になる場合もある。
  • Huffyuv
    • 可逆圧縮コーデックの(2010年以前の)定番です。
      前述のLagarithと比較すると、圧縮率は低め、再生・圧縮負荷はかなり軽めです。
      • 2.2.0はバグがあるとの噂がありますので、2.1.1を利用するのが一般的です。
      • x86版、x64版、別々にインストールします。
        (私はx64版を使ったことが無いので、詳細な挙動は未確認です)
      • ダウンロード後、『huffyuv.inf』を右クリック→インストールでインストール出来ます。
      • x86版を64bit版Windowsにインストールするには、やや特殊な操作が必要です。(インストール方法紹介ページ)
      • マルチスレッド対応版があります。
         ・ダウンロードページ
         ・サイト内解説ページ
      • Huffyuvsという改良版があります。
         ・huffyuvで劣化知らず (ダウンロードリンクはページの下)
         ・サイト内解説ページ
         ・色空間の処理方法が異なり、通常の動画編集ソフトなどで利用するのには向きません。CCE(シネマクラフトエンコーダー:Cinema Craft Encoder)専用のHuffyuvという感じです。

最終出力用のコーデック

変換や再生の負荷が軽く、低スペックのPCでも再生や変換が可能です。

ただしAVIコーデック自体が現在の主流からは遅れてしまっているので、特に理由がない限り、最近のPCにインストールする価値は無いかもしれません。
  • 最新の動画編集ソフトなどで再編集したい場合、デコーダーがマルチスレッド未対応な場合があります。Mpeg2やMP4を利用した場合の方が良い結果を得られるケースがあります。
  • HD動画には未対応だったり、スムーズに再生できない場合もあります。
以下は代表的なもの
(x264とXvid点を用意しておけば大体は事足ります。)
  • x264vfw
    AVI(VFW)形式のh.264動画を再生または作成する際に必要なコーデックです。
  • Xvid(Koepi's Xvid)
    MPEG-4 H.263 コーデック。圧縮率や変換速度、再生負荷などで非常にバランスの取れたコーデックで、2002~2008年頃は人気でした。
    • VirtualDubModなどにYV12フォーマットのavsファイルを読み込ませたい場合は古いバージョン(xvid1.2系)をインストールするのがお勧めです。
  • ※ DivX
    最新バージョンは H.265(HEVC)に対応しましたが、VFWコーデックがなくなってしまいました。(つまりAVI/VFW出力は出来ません)

おまけ (持っていると便利なツール)

  • ffdshow
    非常に多くのAVI(VFW)コーデックに対応したコーデック。
    インストールしてあればAVI動画は一通り再生可能。変換機能もあり。
    • クセは強いけど、YV12フォーマットのHuffyuvコーデックを利用可能。
    • 同梱の[makeAVIS]でAviSynthファイルの仮想化が可能。
  • 真空波動研 (通常は「真空波動研SuperLite」でOK )
    持ってると便利。
    ドラッグ&ドロップのみの操作で動画や音声ファイルの各種情報を表示できる。コーデックの種類、画面サイズ、フレームレート、ビットレートなどを確認可能。
    • 海外製の類似ツール・・・AVIcodec
      MPEG ファイルや AVIファイルなどの上でマウス右クリックして AVI codec : detailed information を選択すればそのファイルの情報が表示される。
      AVIcodec の窓に動画ファイルをドラッグ&ドロップしてもOK