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2023.01.11: KB5034441 が 正常にインストールされたので、メモを追記
2023.01.11: KB5034441 が 正常にインストールされたので、メモを追記
2023.01.10: 初出
2024年1月の Windows Update メモページ。
「作っておかないと自分が困る」という事態が発生するため、個人的に必要が生じた際に、必要最低限のレベルで作成を続けています。
まえおき
- 以前のような更新頻度と更新スタイルは期待しないでください。時間に余裕のある時に限り作成・更新する、という感じです。
- 各更新プログラムの概要リンクは英語ページに飛ぶように設定しています。
ページ内リンク
今月の注意事項
Windows 10 の KB5034441 に注意
KB5034441 のインストールは、「回復パーティション」に十分な大きさの空き容量がない場合、アップデートが失敗する。空き容量が不足している場合、0x80070643 等のエラーが発生する。
Windows11 バージョン22H2 は今後セキュリティ関連の更新のみ
Windows11 バージョン22H2の機能更新(オプションの非セキュリティ プレビュー リリース)は、2月27日以降配信されない。
2024年3月以降はセキュリティ関連の更新プログラムのみが配信される。
Windows 11 および 10 不具合情報
Windows 11、10 をメジャーアップデートする際は、以下のような情報ページに目を通し、自分の環境で大きな問題が発生しないか、対処方法はあるのか、などをチェックする。
- Windows 11, version 23H2 known issues and notifications | Microsoft Learn
- Windows 10, version 22H2 Known issues and notifications| Microsoft Learn
今月分のメモ
- 手元のPCでも KB5034441 の エラー 0x80070643 を食らってしまった。
- 1月11日 13時頃、 KB5034441 は 自動的にインストールされ、「正しくインストールされました」の表記となった。
ちなみに 0x80070643 で失敗した後、手元では何の対処もしていない。 - KB5034441 が成功したPCの環境は、回復領域 500MB ほど。
回復領域に1GB~2GBあてるとか、そんなに大げさな事はしなくても大丈夫かもしれない - KB5034441 は 勝手にインストールが始まった。
その時、非常にPCに負荷のかかる(主にメモリとLANに負荷をかける)作業をしていたためか、KP41 が発生してしまった。
何が原因なのだ?とシステムログを開き、同時刻にKB5034441 がインストールされている事を発見した次第。 - -----------------------------
以下、KB5034441 インストール成功前のメモ
----------------------------- - 回復環境の拡張を今やるのはめんどうくさい。
- 脆弱性の修正更新だが、「Windows 回復環境 (WinRE) を使用して BitLocker 暗号化をバイパスできる」という問題なので自分のPCには無関係な問題と判断し、放っておくことにする。
- 1月11日 13時頃、 KB5034441 は 自動的にインストールされ、「正しくインストールされました」の表記となった。
- 今月は、累積的な更新プログラムよりも .NET Framework の更新の方が時間がかかった。
- 上記以外では、手元の環境では、スムーズに更新できた。
エラー 0x80070643 の件以外では、大きな問題はないと思われる。
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1月10日配信分 (月例更新)
共通項目(配布される更新プログラム)
- 全OS共通
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
KB890830
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
Windows 11 バージョン 22H2 / 23H2
- KB5034123 概要/ダウンロード
2024-01 Windows 11 の累積更新プログラム
- 発生する問題
- ※先月より引き続き発生
一部のデバイスで 65000 エラーが表示される
- 先月から引き続き発生。
- これは、誤って表示されたもの。この問題はレポートのみの問題。
この不具合はMicrosoft Intuneで発生する - モバイル デバイス管理 (MDM) アプリの BitLocker 構成サービス プロバイダー (CSP) ノードでFixedDrivesEncryptionTypeまたはSystemDrivesEncryptionTypeポリシーを設定し、「完全暗号化」または「使用領域のみ」を選択していると発生する
- ドライブの暗号化や、他の BitLocker の問題を含むデバイス上の他の問題のレポートには影響ない
- 緩和策
「オペレーティング システム ドライブにドライブ暗号化の種類を強制する」または「固定ドライブにドライブの暗号化を強制する」
※原文のポリシー冥
「Enforce drive encryption type on operating system drives」
「Enforce drive encryption on fixed drives」 - 今後のリリースで解決予定
- ※先月より引き続き発生
デスクトップ アイコンの配置に異常が出る
- 複数のモニターを使用している環境で Copilot in Windows (プレビュー)を使用すると発生する
- デスクトップ アイコンがモニター間で予期せず移動したり、アイコンの配置に問題が発生する場合がある。
- この問題を回避するため、Windows の Copilot の利用ができなくなっている環境もある。
- 今後のリリースで解決予定
- ※先月より引き続き発生
COLRv1 のカラー フォント フォーマットが正しくレンダリングされない
- 今後のリリースで解決予定
- ※先月より引き続き発生
- 発生する問題
Windows 10 バージョン 22H2
- KB5034122 概要/ダウンロード
2024-01 Windows 10 22H2 の累積更新プログラム
- オフラインOSイメージサービスの場合、更新には以下のいずれかが必要になる
- 2022年3月22日(KB5011543)以降のLCU
- または 2022年5月10日SSU(KB5014032 )
- WSUS、Microsoft Updateカタログの場合
この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB5003173)を適用することが推奨される (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
- WSUS や Microsoft Update カタログからスタンドアロンパッケージで更新プログラムを適用する場合の条件は以下
- 2021年 5月11日 リリースの KB5003173 がインストールされていればOK
- KB5003173 がインストールされていない場合
8月10日 リリースの KB5005260 をあらかじめインストールしておく必要がある。
- WSUS や Microsoft Update カタログからスタンドアロンパッケージで更新プログラムを適用する場合の条件は以下
- 発生する問題:
- ※先月より引き続き発生
一部のデバイスで 65000 エラーが表示される
- これは、誤って表示されたもの。この問題はレポートのみの問題。
この不具合はMicrosoft Intuneで発生する。 - モバイル デバイス管理 (MDM) アプリの BitLocker 構成サービス プロバイダー (CSP) ノードでFixedDrivesEncryptionTypeまたはSystemDrivesEncryptionTypeポリシーを設定し、「完全暗号化」または「使用領域のみ」を選択していると発生する
- ドライブの暗号化や、他の BitLocker の問題を含むデバイス上の他の問題のレポートには影響ない
- 緩和策
「オペレーティング システム ドライブにドライブ暗号化の種類を強制する」または「固定ドライブにドライブの暗号化を強制する」を未構成に設定する。
※原文のポリシー名
「Enforce drive encryption type on operating system drives」
「Enforce drive encryption on fixed drives」 - 今後のリリースで解決予定
- これは、誤って表示されたもの。この問題はレポートのみの問題。
- ※先月より引き続き発生
デスクトップ アイコンの配置に異常が出る
- 複数のモニターを使用している環境で Copilot in Windows (プレビュー)を使用すると発生する
- デスクトップ アイコンがモニター間で予期せず移動したり、アイコンの配置に問題が発生する場合がある。
- この問題を回避するため、Windows の Copilot の利用ができなくなっている環境もある。
- 今後のリリースで解決予定
- Copilot in Windows (プレビュー) が利用できない
- 前述の問題以外に、Copilot in Windowsにアクセスするには、タスクバーが画面の上部または下部に水平に配置されている必要がある。
タスクバーが画面の右側または左側に垂直に配置されている場合、Copilot in Windows にアクセスできない。
- 前述の問題以外に、Copilot in Windowsにアクセスするには、タスクバーが画面の上部または下部に水平に配置されている必要がある。
- ※先月より引き続き発生
- オフラインOSイメージサービスの場合、更新には以下のいずれかが必要になる
- KB5034441 概要
2024-01 Windows 10 セキュリティ更新プログラム
- 攻撃者が Windows 回復環境 (WinRE) を使用して BitLocker 暗号化をバイパスできる可能性があるセキュリティの脆弱性に対処する更新プログラム
- この更新を完了するには、十分な大きさの回復パーティションが必要。容量が足りない場合、アップデートが失敗する可能性がある。
- この場合、次のエラー メッセージが表示さる。
- Windows 回復環境のサービスが失敗しました。
(CBS_E_INSUFFICIENT_DISK_SPACE) - 状態: ダウンロード エラー - 0x80070643
(0x80070643 - ERROR_INSTALL_FAILURE)
- Windows 回復環境のサービスが失敗しました。
- 手動で回復パーティションを拡張する手順
KB5028997: Instructions to manually resize your partition to install the WinRE update - Microsoft Support
Windows 8.1 / Windows 7
Microsoft Security Essentials (KB2310138) 配信あり。
Microsoft Defender Antivirus (KB2267602) 配信あり。
悪意(KB890830)配信あり。
※「有償サポート延長プログラム」に加入した環境には、最新の更新プログラムが配布される場合もあるが、ここでは割愛する。
Windows Update が終わらない (サイト外)
何度も再起動が行われ、Windows Update が終わらない
- Windows 10/11 にて、2023年9月頃から Windows Update の再起動が 1回では終わらず、何度も繰り返される、まったく終わる気配がない・・・・ という症状を、ネット上で何件か見かけるようになっていたが、以下が原因のケースが多いようだ
- 上記に当てはまらない場合 (サイト内)
- Windows update後に起動しない、再起動ループする
Windows 7 の場合 / Windows 10、8.1 の場合
- Windows update後に起動しない、再起動ループする
Windows Update に失敗する場合 (サイト内関連)
今月固有の問題はほぼ発生していないものと思われる。Windows Update が失敗を繰り返したり、何か問題が発生する場合、まずは以下のような一般的な対処方法を試してみる。
エラー 0x800f0922 の場合
- CPU脆弱性修正パッチが出た後や、セキュアブートに問題がある場合
- >> BIOS アップデートもしくは Windows 11, version 22H2 known issues and notifications | Microsoft Learn
- その他、一般的な対処法
その他の問題の場合
- Windows Update のエラーコード別対処方法
- Windows updateができない・失敗をくりかえす時の一般的な対処方法
- Windows Updateが終わらない問題の対処方法 (2018年版)
- エラーコード別の対処方法
- コマンドプロンプトで修正する (Windows10以降では非推奨)
- Windows update後に起動しない、再起動ループする
Windows 7 の場合 / Windows 10、8.1 の場合
先月から引き続き掲載する項目
以下、過去の更新より、重要なものをピックアップし、今月も再掲載する。
- ※2023年10月より引き続き掲載
2023/10/11 Windows 8.1 / 7 用 Microsoft Edge 延長サポート終了
- これ以降、致命的な脆弱性が発見された場合でも (恐らく) 修正されない。
- ※2023年2月より引き続き掲載
Windows 10 にて、Internet Explorer 11 (IE11) が完全に無効化された。
- ※ IE11 の完全削除は 2023年6月13日の予定
※ サポート期間は、2022年6月16日 で終了している
※ 順次対応との事で、もうしばらくIE11 が起動できる環境はあるかもしれない
※ Windows 8.1、Windows 7 Extended Security Updates、Windows 10 中国政府エディションは対象外。まだIE11 が利用可能。
- ※ IE11 の完全削除は 2023年6月13日の予定
- ※ 2020年7月より引き続き掲載
セキュリティ上の脆弱性のため、すべてのWindows UpdateでRemoteFX vGPU 機能が無効になる。(参考リンク:KB4570006)
- RemoteFX vGPUが有効になっている仮想マシン (VM) は起動失敗する
- ※ 2020年8月より引き続き掲載
Microsoft Defender Antivirus は手動で無効化できなくなった
- 「Microsoft Defender Antivirus」を無効化するレジストリは非推奨、アップデートで削除へ - 窓の杜
サードパーティーソフトを検知すると自身を自動で無効化する仕組みになっている部分はそのまま。レジストリキー「DisableAntiSpySware」が削除された
- 「Microsoft Defender Antivirus」を無効化するレジストリは非推奨、アップデートで削除へ - 窓の杜
- ※ 2020年10月より引き続き掲載
一部ドライバーのインストールでエラーが出るようになった。
- Windows 8.1/10 共通:ドライバーの署名検証が厳格になったため、不適切なフォーマットのドライバーをインストールするとエラーが表示されるようになった。(つまり不具合ではなく、ドライバーベンダー側のミスに対し厳格になった)
- ※ 2022年11月より引き続き掲載
Windows 10 の IE11、サポート終了
- マイクロソフトがブラウザ「IE11」のサポートを終了、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動 | Web担当者Forum
- 米国マイクロソフトは、ウェブブラウサ「Internet Explorer(IE)11」のサポートを6月16日(日本時間)に終了する。
同日以降に順次、IE11を起動しようとすると、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動するよう変更される。そのため、IEのみで動作するコンテンツが閲覧できなくなる。ただ、Edgeに搭載する「IEモード」で閲覧は可能。同モードは2029年まではサポートされる。
- 米国マイクロソフトは、ウェブブラウサ「Internet Explorer(IE)11」のサポートを6月16日(日本時間)に終了する。
- Internet Explorer は Microsoft Edge へ – Windows 10 の Internet Explorer 11 デスクトップアプリは 2022 年 6 月 15 日にサポート終了 - Windows Blog for Japan
- Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート - Windows Blog for Japan
- マイクロソフトがブラウザ「IE11」のサポートを終了、新ブラウザ「Microsoft Edge」が起動 | Web担当者Forum