先月初旬にOS再インストールした際、ついでにBIOSも更新してみました。
「BIOSに結構大きな更新が加わっているから、OC設定は時間がある時に行おう・・・」と考え、本日までOC遊びは我慢していましたが、我慢してて正解。1000番~2000番台で苦労してセッティングしたOC設定が使えませんなあ。
OC耐性が100MHz下がったというか、OCの壁が100MHz手前に来た感じです('Α`)
今回の私の場合
・2104 (UEFIとWindows8に対応した初期版)から
・4302 (IVB-E対応やRTC問題対応版)への変更です。
P9X79のBIOSは、1000番台から2000番台に変更された時と、3000番台から4000番台に変更された際、UEFIブートの対応や新CPU対応、メニュー内容に大きな違いが出ています。
4.3GHz付近に大きな壁が出来た感じ。
4.2GhzまでのOCならば、1年前に詰めた設定をそのまま使っても何の問題も無く作動してくれます。
ところが、4.3GhzにOCすると、
・以前Prime95が6時間通った設定が5分持たない
・そこからVcoreを4段(0.02V)上げても5分持たない
・C3ステートを無効にしても効果なし
・メモリを緩める(9-9-9-24-1T → 9-9-9-24-2T)も効果なし
・メモリ電圧、VCSSA、VTTの5%程度の昇圧も効果なし
・BIOS 1103の頃に4.4Ghzで安定してた設定も効果なし
これ以上電圧上げたりメモリ緩めたりする位なら、4.2GHzで常用したほうがパフォーマンスのバランスが良いなあ・・・と言う事で、4.3GHzのOC設定を詰めるのは諦めましたw
あとがき
うーむ。1年前に4.4~4.5GHzの間に感じた「OCの壁」より、「さらに大きな壁」が4.2~4.3GHzの所に出来た感じ。
P9X79 DeluxeのBIOSは、どうやら10月以降にも2度更新されているようなので、4000番台はまだ成熟していないのかもしれない。頃合を見計らってもう一度BIOS更新してみよう。
余談
「(見かけ上では)5GHz以上にOCできる」と大いにネタとなったBIOS 4210はASUSのサイトで取り下げ扱いになっていますね。探しても見当たりません(笑)
その差し替え分が(今回私が適用した)BIOS 4302のようです。うーむ。やっぱまだ成熟していない(というか新CPU対応のため旧CPUのOCに影響が出ている)感じかなあ?