Arachmo(あらくも)は「Webサイトダウンロードソフト」に見せかけたWebサーバー攻撃ツール。誰でも入手でき、誰でも使えるのが非常にやっかいなツールです。

そして利用者がこれをDoS攻撃ツールと自覚していない事も大問題。

Arachmoによるサーバーエラー
▲クリックで拡大
Arachmoを使って当サイトをダウンロードした時のサーバーログ。
黄色い部分がサーバーエラーです。2~3秒の間に20回サーバーエラーが発生していますが、これが数分続くと大変な事になります。

Arachmoは危険なソフト

上記から分かるとおり、Arachmoはサーバーに大きなに負荷をかけ、サーバーはエラーを頻発します。Webページに繋がりにくくなり、最悪の場合サーバーはダウンします。

当サイトのサーバーログを確認(最近40日間)した所、サーバーエラーの90%がArachmoによるものでした。

Arachmoの特徴

Arachmoはサーバー負荷や、他の閲覧者の快適さを無視して作動します。
Arachmo利用者のネット回線・PC性能の上限でアクセスを行うため、サーバー攻撃ツールと同等の作動をします。

利用者は高速にファイルをダウンロード出来る便利なツールと考えるかもしれませんが、他の閲覧者、サーバー管理者には多大な迷惑がかかる悪質なツールです。

このツールを使っている人は、他のWeb閲覧者の利便性を奪っている事を自覚するようにしましょう。

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Arachmoの使い方1

Webページを取得するツールには、GetHTML、WeBox等々の優れたフリーソフトが存在しています。当サイト内でも詳しく解説しています。

ブログやHPを丸ごと保存するフリーソフト:GetHTMLWの使い方(プロキシ設定解説あり)

ブログやホームページをまるごと保存。その他いろいろ機能満載なフリーソフト、WeBoXの使い方

上記ツールは、初期設定で1秒以上のウェイト設定があり、サーバーへの負荷も軽く、(初期設置で利用すれば)他の閲覧者に迷惑が掛かる事は殆どありません。

このページは「Arachmo 使い方」で検索して来た方に、Arachmoの利用を控えて頂くようお願いするページです。当サイト内にArachmoの使い方解説はありません。

Arachmoの使い方2

ArachmoをGoogle検索やYahoo検索画面から利用するのは絶対にやめましょう。
利用者の想像以上に、沢山のサイトに迷惑がかかっています。

クロール行為に大変厳しい某巨大掲示板サイトは、IPやプロバイダ単位で規制を行ったりします。
一回のArachmo利用で、利用者自身が数週間~数ヶ月規制を受ける事も多々あります。

Arachmoの設定

Arachmoからのアクセスを遮断設定しているサイトは非常に多いです。

当サイトも2010年1月19日をもって、Arachmo利用者のアクセスを遮断する事にしました。
また、Arachmoのアクセス遮断方法を定期的に公開して行く事にしました。
設定云々の前に別ツールを使う事をお勧めします。

Arachmoを禁止・制限する

サイト管理者向けに、次ページで私なりの対処方法を紹介します。
Webサイト攻撃ツールArachmo(あらくも)攻撃からサーバーを守る