コメント欄にて情報をいただいたRapiHDってのがなんだか面白そうです。昨日今日とRapiHDに関する情報集めてみました。

Elemental Technologies (英語)
▲Adobe Premiere® Pro用のGPUアクセラレータで、非常に高速にHD品質のH.264エンコードを行えるモノのようです。
情報くれたRapid Rabbitさんに感謝。

Premiere Pro持っていない人には関係ない話かと思いきや、上記Elemental Technologies社は、現在NVIDIA社と共同開発でコンシューマー向けの動画エンコードソフトとしても開発中のようです。名称は「RapiHD」

参考リンク
NVIDIA、GPU支援による動画エンコード機能をデモ
NVIDIA、GPUを使った高速HDエンコード技術を紹介-対応ソフトの利用で18倍の速度向上

1,280×720ドットで2時間のMPEG-2動画(Core 2 Quad Extreme3.0GHzでH.264に変換に5時間弱かかる)が、Core 2 Duo 1.66GHz+GeForce 8800GTS512MBでRapiHD(開発中)を使用すれば23分でH.264にエンコード完了との事です(詳細はリンクを確認下さい)

HD画質の動画ってエンコに死ぬほど時間がかかる(そもそも私はHD環境に移行していない)のですが、こういうソフト(GPUアクセラレータ)が登場すればHD時代に突入してもホビーとして動画エンコを楽しむ事は十分可能ですね。

私はもう4~5年前のようなDVD画質の動画エンコに一晩かけるような情熱は残っていないので。。。AVC H.264でお手軽エンコな選択肢が出て来た事は素直に嬉しいです。

あとはRapiHDがどの程度の画質なのか?が気になりますね。
Premier用の方はキッチリした画質になるんだろうなぁ~。
一般向けは同じ画質出るかなぁ~。

 

2~3年ほど前にATIからグラボを使ったハードウェアエンコの話が出ていたんですが、アレは画質は微妙でしたよね?
ウチのグラボがNVIDIAだったからでしょうか?ムリヤリ動かしてみて、使えなくてポイした記憶がかすかに残っているんですが、詳細は記憶の彼方です。

補足追記(サイト内関連)

後にこのサイトでも紹介する「Badaboom」が、この「RapiHD」を使ったエンコーダーとなります。

期待するまではかなり期待されていたのですが、どうにも期待はずれ・・・・という状況で、2012年4月に一般リリースは終了してしまいました(^_^;