先日よりとうとう我が家のメインPCもWindows XPSP3を適用し、インターネットエクスプローラもこれを機に6から7にアップグレードしたのですが、何故だかIE7の目玉機能の一つであるタブ機能が全くもって機能しません。

今までタブの無いブラウザを使用していたので、タブが付いていない程度なら何の問題もないのですが、IE7のボタンレイアウトはタブ付き前提に作られている ので、タブが機能しないとボタンのレイアウトが酷く使いづらい配置になってしまうのが大問題です。

IE7のインターネットオプション、Windowsエクスプローラのフォルダ表示設定等々、様々な項目をチェックするも原因がつかめず途方に暮れていました。

IE7のタブが有効にならないのはレジストリを弄っていたから

そんな折、サブのソートPCを使っている時に事件発生。
「窓の手」の設定をいじっていたらサブPCでもIE7のタブが消えちゃいました。

窓の手
▲「窓の手」の「ウィンドウ」タブ、「従来のWindowsスタイルでウィンドウ表示する」のチェックをオンにすると、IE7のタブ機能は無効になる。

速攻でメインPCの設定をいじって見たところ、無事IE7のタブ機能が有効になりました。めでたしめでたし。

ちなみに「窓の手」を使っていなくても、レジストリを変更するツールを使用している場合も、同様の項目を変更する事でIE7のタブが無効になる筈です。具体的に書くと

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft
   \Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\ClassicShell

この項目が0になっていないとIE7のタブ機能は有効になりません。

私の調べ方が悪かったのね・・・

これ、実は結構有名な話で「IE7 タブ 窓の手」、「IE7 タブ レジストリ」で検索すると同様の解説をしているサイトは山の様に出てきました。しかも1年以上経った古い記事がほとんど。
「IE7 タブ 無効」や「IE7 タブ 機能しない」などで検索すると、最近の記事で解決しないで悩んでいる人の記事が山のように引っかかって、正解になかなか辿り着けませんでした。

レジストリをいじってて早くからIE7を試している人には十分既知のお話で、IE7が自動ダウンロード化してから導入した人には馴染みのないお話だったようです(;´ω`)

ちなみに「窓の手」とは、Windowsのレジストリをお手軽に変更したり、自分好みにWindowsをカスタマイズできる、とても便利なフリーソフトです
窓の手

追記 2008/06/09

IE7にYahoo!ツールバーをインストールしている場合でも、タブが有効にならない場合があるようです。その場合はYahoo!ツールバーをアンインストールする事で治るようです。