2月22日に中学生並みの思考で今の著作権について色々書いて見たワケだけど、それは以下のようなニュースを読んでのお話。

1.米マイクロソフト、主要ソフト技術情報を原則無償で公開
2.Windowsの技術情報などを非商用目的のオープンソース開発者に無料で公開
3.GIGAZINE HD DVDとBlu-rayの暗号化がついに完全突破されました  
4.時事ドットコム:アニメ5700本流す=4年前から、「感謝されたい」-会社員ら追送検・京都府警

いずれも2月21日~22日に出たニュース。
なんかね、触発されて色々書きたかったけど、上手くかけなかったのよ。
今回も上手くまとまらないまま色々と思う事を垂れ流し。

マイクロソフトのソース無償公開

「1.」「2.」はマイクロソフト(以下MS)がヨーロッパ方面での独占禁止法に絡んだ問題に折れた格好でMSが主要製品のソースコード公開に踏み切ったワケですが、なんちゅーか、発表するタイミングがすごくね?と思う。

現在、フリーソフトでオフィス同等の機能を有するものも出てきている。2000~3000円でオフィスと互換性をもったアプリケーションも登場している。
以降、恐らく「非商用なら無料」的なオフィス互換のアプリケーションは徐々に数を増やして行き、MS互換のソフトは市場に広まるんじゃないだろうか。数年先には非商用無料なWindowsもどきのOSも登場し、亜流なのに本家を上回るものも登場したり。

タダだし便利!使っちゃえ! > ユーザー拡大
え?商用で使おうと思うとMS製の買わなきゃダメなの? > 結局MS製に

みたいな流れをMSが先に作っちゃえる気がするんだけど(^_^;
XPユーザーはなかなかVistaに切り替えようとしないし、この発表3~4年遅かったらMS手遅れだったかも。独占禁止法に引っかからないよう、今の時流から外れないよう、でもあくまで主導権は手放さないやり方。発表するタイミングも実に見事な気が。

4~5年経ったら、OSは無料が当たり前。でも商用に使えるOSは現在の倍の値段に・・・!
なりかねないよね?(それと同時にあと10年経ったらMSなくなりそうな気もしてきたけど)

さすがMS。良い意味でも、悪い意味でも(^_^;
数年先のアプリケーション群の進化に期待をしようと思います。

HDDVDやBlu-rayの暗号化突破

「3.」について。
元記事が英語な上に書いてある事が難しくて理解できないのですが、もの凄くアナログな方法でHDDVDやBlu-rayの暗号化が突破されたようです。
だから、人間が作るモノはいつか必ず人間が突破するんだって。。。
知識や財力の浅い人間のみ不利益を被るようなスタイルは辞めましょうよ(;´ω`)

個人で楽しむ範囲内での著作物複製の自由を、もう少し広げて下さい。

アニメ5700本違法アップロード

「4.」明らかにやりすぎ(´Д`;)
でも、なんか切ないよねぇ。動画エンコなんて地味で大変な作業を、この人は「感謝されたい」って気持ちで5700本分も行い、それを違法にアップしちゃったんだ(´Д`;)

俺、中学3年までお小遣い500円/月だったから、マンガも満足に買ってないし、CDも買う所かレンタルだって無理。マンガは友達同士で貸し借りしてたし、音楽もラジオで放送されたのを録音したり、友達がレンタルしたCDの孫ダビング。シワシワな音質のテープで繰り返し聞いたもんだ。その頃はとてもお金払えなかったよ。

いや、だからと言って犯罪を幇助するような事は言いたくない。

逆に、お金が無かった頃の不自由な思い出が、それ以降のマンガ、CD、DVD購入の原動力になっている気がするので、多少の不自由はあった方が良い気がする。自力で買う嬉しさは倍増した気がする。

あとちょっとで手が届くのに、ギリギリ手に入らない。

そんな状態が、一番欲しいと思う状態だ。「いつでも手に入る」とか「無理、絶対買えない」と思うと逆に購買意欲は減る。
あ、これはYahoo動画の手法だな(笑)最初の3~4話無料で視聴できて、残りは有料。しかも期間限定、安い。繰り返し見たいとも、手元に残して置きたいとも思わないけど、懐かしさからチョット続きを見たいレベルの作品を提供。ついつい視聴を申し込んで、期間中に全話見るのに苦労したり(苦笑)

で、雑感色々

要は、ネットで見た人が本物を購入したくなるような仕組みになれば良いわけだ。
作品を生み出した人が、「ああ、クリエイターになって良かった」と思えるような。

ITmedia News 作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る

一部抜粋(3ページ目)
今のシステムは『金を払わないとコンテンツを見せないぞ』というもの。だがこのシステムだと、作品をどんどん見てもらうことが著作権者の利益に結合し、すべてのコンテンツが広告になる」

コレだっ!
お金を払って映画、音楽、マンガを楽しむ時、作った人じゃなく、何か別の所にお金を払っているようなカンジ。搾取されているようなカンジがするのがイヤなんだ。きっと。。。

それから
DRMって、本屋で立ち読みするのと同じ感覚なんだよな。必要な情報は手に入るけど、PC買い換えたり、引越ししてネット環境が変わると再生出来なくなったり、形として残り難い。
立ち読みするのはタダだけど、DRMコンテンツは有料。この辺もネックだな(´Д`;)

同じ作品がネットでDRM配信で500円、DVDが3000円の場合、迷わずDVD購入してるし。
購入する程でもなければ近所でレンタルするし。

今回もまとまらねぇー(´Д`;)
こういう話題を書くのに俺向いてねぇー(つД`)