2015.03.07: 古くなった情報を修正
monapay は、2015年1月16日をもって閉鎖されました。
https://monapay.com/
現在は、githubにてソースコードが公開されています。
monapayのソースコード(github)
2015年3月時点では、個人が小規模でMonacoinでダウンロード販売を行いたい場合、Monappyさんの MonappyUsersPayments を使うのが便利です。
以下、古い情報です。
(ソースコードを利用すると、どんなサービスが作れるのか、など) 資料としてお読み下さい。
Monacoinを使い、デジタルコンテンツを購入する方法の紹介です。
(デジタルコンテンツ=ダウンロード購入できる商品)
Monacoinを使った購入や決済は、現時点ではmonapayを利用するのが一般的です。
このページでは、monapay (Monaroad) で商品を購入する手順を紹介しています。
monapayとは
monapay
monapayは、デジタルコンテンツをMonacoinで手軽に販売するための決済サービスです。
売り手側・・・・決済サービスの手数料は商品価格の1%で済む。
買い手側・・・・銀行振り込みの手数料などが不要。
monapayを利用した販売や購入に、アカウントを作成する必要はありません。
(Monaroadを利用する場合は、出品者のみユーザー登録が必要です)
小規模なWebサイト/個人サイトでデジタルコンテンツを販売する場合は、このサービスは非常に重宝します。
monapayのざっくりした解説
※ページ下段では、購入の手順を図入りで解説しています。
まずはざっくりと解説。
- monapay の(売り手側向けの)使い方
- データをどこかにアップして
- 商品名、ダウンロードURL、販売金額、Walletアドレスを記入
- 買い手側の使い方
- 購入ボタンをクリックする
- 表示されたMonacoinアドレスに向けて指定の金額を振り込む
※送金の手数料は通常0.001MONAです(Walletの設定による) - しばらく待つ (小額なら3分、高額でも10分程度)
- 「送金の確認」ボタンを押せば完了。
自動的に(出品者が設定した)ダウンロードリンクへジャンプします
- Monaroad(http://monaroad.net/) とは
- monapayに出品されたデジタルコンテンツを無料で宣伝できるサービスです。
- 出品者は
- ユーザ登録後する必要がありますが、登録料はかかりません
- 活動拠点となるWebサイトを持たない場合などに有効です
- 購入者は
- 無料かつ登録なしで利用できます。
- 商品の代金と、送金手数料(通常0.001MONA)のみで利用できます。
購入方法の図入り解説
まず、Monapayに対応している商品販売ページで、「Monapayで購入/Monacoinで購入」等の記載のあるボタンをクリックします。
今回は私が購入した でんさんの3DCGデータ「ワンルーム3D(未完成放出)」の販売ページを例に利用しています。
▲販売ページはごく普通のFC2ブログです。
購入時に販売サイトのユーザー登録をする等の手続きは、一切不要です。
購入ボタンのリンク先(Monapay)では、以下の様な画面が出てきます
▲クリックで拡大
利用規約などをよく読み、データのフォーマットや利用範囲を確認し、
テキストまたはQRコードをコピーし、自分のWalletにペーストします。
自分のWalletに送金先アドレスを入力し、MONAを送金します。
▲クリックで拡大
Monapayに表示されているアドレスと金額をペースト(正確に入力)して「Send」ボタンをクリックします。
※通常、0.001MONAの送金の手数料がかかります(送金額に手数料が含まれるか含まれないかは、Walletの設定により異なります)
先ほどのページで「送金の確認」ボタンをクリックします
▲クリックで拡大
送金の確認終了まで、5~10分かかります。
▲クリックで拡大
ボタンクリックが早すぎた場合、上記の様な画面になります。
1~10MONA程度の小額決済なら 2~3confirmで済みますが、
200MONAの決済は 5confirm 必要なようです。
Monacoinの場合、1confirmに平均90秒かかります。
5confirmの場合通常は7~8分、早い時は5分、遅い時で20分くらいかかる感じです。
10分ほど待って確認ボタンを押すと、以下の画面が現れました。
▲クリックで拡大
ここで青いボタンをクリックすると、商品のダウンロードURLにジャンプしたり、直接ダウンロードが始まったりします。
お買い物手順の解説はここまでです。
今回ダウンロード購入したもの
でんさんの3DCGデータ、ワンルーム3D(未完成放出)
▲クリックで拡大
マテリアル設定は無いものの、作り込み過ぎず、かといって手を抜いた感じも無く、各オブジェクトのバランスも良いです。
3DCG制作は静止画よりもアニメを重視する私にとっては、ややローポリ寄りでバランスの取れたデータは大好物です。
PoserのM3(人物)を配置して、購した入データをテキトーにレンダリング
▲クリックで拡大
ラジオ計算しても、不自然な影は発生せず、いい感じに出力できました。
おおお、すばらしい。
キチッとオブジェクト毎にパーツ別けされているし、作り込みし過ぎてたり凝り過ぎていたりする事もなく、丁度良い感じの所で放出されているのが堪りません。
私は軽いデータが好きなので、こういうのが大好物です(´∀`)ノ
あとがき
モナーコインをはじめて3ヶ月目で、ようやく初めてのお買い物となりました。
今まで、「欲しい」と思えるコンテンツがなかなか出てこなかったのです( ̄▽ ̄;)
Monapayを利用してみて、改めて「暗号通貨は小額決済に向いている」、「デジタルコンテンツの販売に向いている」という事実を実感しました。
日本円やドルで販売する時のような特殊な決済サービスに登録する必要もないし、手数料は「売り手側は商品の1%、買い手側は送金手数料(現状0.001MONA/約0.006~7円)」のみ。ほどんど発生しません。
これはマジで、個人対個人のデジタルコンテンツ売買が便利になりますねえ。