2012年10月1日から著作権法の一部が改正されています。「技術的保護手段」が施されたTV録画および市販のDVD・Blu-rayのコンテンツを複製する行為は、個人用途や家庭内利用の範囲から外され、違法となります。
  • このページで紹介するDVDFabには、「技術的保護手段を回避する機能」が含まれています。誤って違法な行為を行う事が無い様、ご注意下さい。
  • Discの複製・変換を行う場合は、自作DVD・Blu-rayや家庭用ビデオカメラで個人的に撮影したデータなどで利用するようにして下さい。

更新履歴 [ 全て表示戻す ]
2017.12.02: DVDFab10版に改訂。

2014.04.01: DVDFab9(新版)に改訂
2012.08.01: DVDFab9(旧版)に改訂
2011.10.27: DVDFab8Qt版に改訂
2010.11.20: 初出 (DVDFab8版)


このページでは、DVDFab 10の設定方法を解説しています。

以下画像の▼マークをクリックした後の操作方法の紹介です
DVDFab 10の設定画面の呼び出し
主な項目のみの解説を行っています。
以下の設定は、あくまで一例です。好みに応じて設定を変更して下さい。

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まえおきおわり。以下本文です。

DVDFab 10の設定方法

まずはDVDFab 10の設定画面の呼び出し方法について

冒頭でも紹介した以下画像
DVDFab 10の設定画面の呼び出し
▲クリックで拡大
DVDFab 10の設定を変更するには、上図の[▼]マークをクリックして設定画面を呼び出します。

設定画面の概要
DVDFab 10の設定画面の概要
▲クリックで拡大
矢印の部分、全てに設定項目があります。
※設定項目は沢山ありますが、ほとんどの項目は初期設定で問題ありません。
※一部の項目は、設定を変更した際にDVDFabの再起動が必要な場合があります。

以下、一般的な設定の一例です

一時フォルダや保存先の変更

出力ディレクトリの位置
▲クリックで拡大
データ用DドライブなどがあるPCの場合は、
 ・「出力ディレクトリ」
 ・「一時ディレクトリ」
両方ともCドライブ以外に移動させましょう。
ブルーレイをコピーする場合、100GB近い空き容量が必要になります。
出力ディレクトリの位置は、できれば容量に余裕のあるドライブに変更しましょう。
※フォルダ名に日本語やスペースを含めないようにしておきましょう。
※DVDFab8時代には、マイドキュメントや日本語フォルダを指定するとエラーが出るPC環境がありました。

DVDFabを複数起動したい/ドライブの調子が悪い時

出力ディレクトリの位置
▲クリックで拡大
DVDFabを複数同時起動したいときや、光学ドライブの調子が悪いと感じた場合は、上図の操作を行います。
※手元の複数のPC環境でチェックしましたが、いずれも「DMAをリセット」はグレーアウトしていました。最近のPCでは関係ないかも。

DVDFabのGPGPU設定

DVDFabのGPGPU設定
▲クリックで拡大
基本的に初期設定でOKです。
動画の再生や動画変換に「ビデオカードの支援機能」(GPGPU)を利用するかどうかを決定します。

CUDA、AMD APP、IQSVなどGPGPUは、対応したPCおよびビデオカードのみで利用できる機能です。
GPGPUを有効にすると、CPUへの負荷が大幅に下がり、DVDFabの処理速度も数倍に向上します。(ただしエンコーダーにGPGPUを利用すると、動画の変換画質は少しだけ落ちます)

動画の圧縮中にエラーが出る場合や、途中で変換が止まってしまう場合は、これらの項目を「ソフトウェア」に変更してみましょう。

ライティングエンジンの設定変更

ライティングエンジンの設定変更
▲クリックで拡大
これらも基本的に初期設定でOKです。
※ 手元の複数のPCで確認した限り、DVDFab9 以前のような ImgBurn との連携は出来なくなっている感じ。

エンコードの品質設定、BD/DVDの読み込み設定など

メディアスキャン時の正確性の設定や、出力時の互換設定、エンコードの品質設定
▲クリックで拡大
DVDやBDの設定項目の中には、Discスキャン時の正確性の設定や、出力時の互換設定、エンコードの品質設定などを変更できる項目があります。

通常は初期設定のままでOKですが、出力形式にこだわりがある場合などは、これらを変更してみましょう。

変換終了後のファイル自動転送

変換終了後のファイル自動転送
▲クリックで拡大
DVDFabで動画変換を終了した時、PCにポータブルデバイスが接続されていると、自動的にファイルの転送が始まります。これが鬱陶しく感じる場合は、上図の操作でこの機能を無効に出来ます。

DVDFabを使う場合の注意事項

以下の項目は、プロテクト解除機能についての解説です。
DVDFabを利用する場合は、以下の設定に注意しておきましょう。

DVD・ブルーレイの読み込み設定

DVDFab 10は、初期設定ではプロテクト解除機能が有効になっています。
そのまま利用すると、日本国内の法律で禁じられた操作が可能になってしまいます。必ず以下の様な設定にして利用しましょう。

DVDの設定
DVDFab 10のDVDの設定
▲クリックで拡大
CSS、APS、ARccOS、RipGuard、
この3つのチェックは必ず外して起きましょう。

ブルーレイの設定
DVDFab 10のBDの設定
▲クリックで拡大
AACS、BD+、ステルスクローンアンチプロテクション(Java保護)、CCI
この4つのチェックは必ず外しておきましょう。

このページの解説は以上です。

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