2016.05.18: 2016年5月時点の予約解除方法を別ページで作成。リンク設置。

このサイト内の「Windows10への強制アップグレードを回避する方法」最終ページはこちら → Windows10への自動アップグレードを回避する方法

2016.05.18 追記

5月13日頃から「Windows10を入手する」アプリの挙動が変わっています。5月16日頃から自動アップグレードが始まるPCが多数発生しているようです。
状況や予約解除方法など → 勝手に予約されたWindows10へのアップグレードをキャンセルする方法: 2016年5月版

ここから下は古い情報です。
現在は「自動アップグレード対策」としては不十分であり、一部に古い情報があります。


2016年4月の「半強制的な Windows10 へのアップグレード」をキャンセルする方法を紹介したページです。

このページで対象にしている予約画面の状態
「確認の表示」を選択
▲クリックで拡大
 「MicrosoftではWindows10へのアップグレードをお勧めしてい ます
  次の予定でアップグレードされます。」

この状態になった Windows 7/8.1 マシンの予約を解除する方法の紹介です。


まずは予約状態のキャンセル手順を紹介。
補足情報や参考情報はページ後半に記載しています。

注意: 予約キャンセル方法が(先月までと)異なっている

先月までのキャンセル方法が通用しないケースが発生しています。
「確認の表示」を選択
▲クリックで拡大
従来の位置に「確認の表示」がなく、2013年2月~3月に通用した予約キャンセル方法が出来ない状態になっています。
※補足:「確認の表示」ボタンが表示され、ここから予約がキャンセル可能な場合もあります。

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予約解除手順

Windows10予約の解除方法
▲クリックで拡大
まず「予定の変更」をクリックします

アップグレードの日付が選択できる画面が出ます。
アップグレードの日付が選択できる画面
▲クリックで拡大
ここで、一旦アップグレード日時を延期します。
出来るだけ先の日付を指定し「確認」を押します。

次に以下の画面が表示されます。
アップグレードの予定を変更または取り消し
▲クリックで拡大
「アップグレードの予定を変更または取り消し」をクリックします。

次に以下の画面が表示されます。
アップグレードの予約を取り消す
▲クリックで拡大
先ほどと同じ画面に見えますが、今度は「アップグレードの予約を取り消す」ボタンが表示されています。ここから予約を取り消します。
※注意: スケジュール延期前の時点では「アップグレードの予約を取り消す」ボタンが無い事に注目。

これでようやく「予約取り消し」画面にアクセスできます。
アップグレードの予定を取り消す
▲クリックで拡大
「アップグレードの予定を取り消す」をクリックすると取り消し完了です。

ここまでの手順を実行すれば、
先月までと同じ「今夜アップグレード」画面になります。
先月までと同じ「今夜アップグレード」画面
▲クリックで拡大
この画面が出たら右上の「X」印で閉じてOKです。
「今すぐアップグレード」や「今夜アップグレード」などのボタンを押すと、再び予約状態になるので注意です。

また、この時点で「三」ボタンを押すと「確認の表示」ボタンが復活しています。
先月までと同じ「今夜アップグレード」画面
▲クリックで拡大
心配な場合は、「確認の表示」を押し、先月と同じ手順でしっかりと予約を解除しておきましょう。

注意: 上記手順を行った後も気を抜かないこと

PCを再起動したりWindows Updateを行ったりすると、何かのタイミングで再び「確認の表示」がない状態に陥ります。
何らかの方法で「Windows10を入手する」アプリを無効にしておかなければ、近い将来に再び勝手にWindows10への予約が行われるような気配です。

 

予約や強制スケジュールのキャンセル手順はここまで。
以下、補足情報や参考情報など。

他サイト参考リンク

上記の手順が解説されている他サイト

※今回は手元のPCでなかなか再現が取れなかったため、このページ内の手順の一部は上記リンク先を参考にさせて頂きました。

勝手に予約をされないための設定その1

「閉じる」をクリック
▲クリックで拡大

  • 「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」以外の設定にしましょう。
  • 週1回ペースで手動でWindows Updateする自信があるならば、もう「更新プログラムを確認しない」にした方が良いかもしれません。
  • Windows Updateの設定で「Windows の推奨される更新についても重要なプログラムと同様に通知する」のチェックは外しておきましょう。

 

勝手に予約状態にされないための設定その2

「その1」より重要です。
現時点では以下の2種類どちらかの方法がお勧めです。

  • GWX Control Panel を利用する
    • 2016年4月2日~4月9日のドコかの時期でWindows Updateの仕組みが変わったらしく、レジストリ変更技のみでは「勝手に予約状態になる」現象を防げないケースが出ている模様。
  • ニッチなPCゲーマーの環境構築さんのWindowsUpdateで入れなくても良いKBリストを参考にする。
    • 重要: 上記で挙げられているKBは全て削除&非表示にする。
    • 一部のKBのみを適用したり、中途半端に削除すると Windows Updateに時間がかかる問題が発生したり、勝手に予約状態になる問題を抑えきれなかったりなどと、効果が中途半端になります。

 

「確認の表示」が無い場合の注意事項

  • 今月に入り「確認の表示」の替わり「アップグレードの予約」というボタンが登場しています。
    「確認の表示」を選択
    ▲クリックで拡大
  • この「アップグレードの予約」をクリックすると・・・
    「確認の表示」を選択
    ▲クリックで拡大
    いきなりWindows10のダウンロードが始まります。注意です。
    • 既にダウンロードが終了している場合でも$WINDOWS~BTフォルダの中身が削除され再度ダウンロードが始まるという鬼仕様です。
      (少なくとも手元のPCではそういう挙動を示します)
  • ちなみに「確認の表示」が表示されている状態であれば、先月までと同様の手順でキャンセル可能です。
    「確認の表示」を選択
    ▲クリックで拡大

既にアップグレードされてしまった場合

アップグレードを拒否できるタイミング (ライセンス条項に関するダイアログ) は、アップグレードのかなり後半で登場します。
これは法的文書です
▲クリックで拡大
Windows10のダウンロード → インストール → 再起動など、1~2時間が経過してアップグレードがほぼ終了した段階で「これは法的文書です」という画面が表示されます。

  • アップグレードをキャンセルするには、ここで「拒否」を選択します。
    • もう一度「拒否しますか?」と確認されるので拒否。
    • 「元のバージョンに戻しますか?」と聞かれるので「はい」。
    • これで元のOSに戻りますが、元に戻るまで1時間前後かかります。
  • 「戻る」ボタンではキャンセルできません。

キャンセルのタイミングは、Windows10へのアップグレードがほぼ終了するまでありません。一度アップグレードが始まったら、キャンセルできるまで90分、拒否してから元に戻るまでに1時間待ち、という感じです。

拒否すると「PCが使えなくなってしまいそう」というイメージを持つかもしれませんが、OSを元の状態に戻すにはこの操作をしなければならないようです。

おまけ

今月問題になったこの予約画面、実は私、1か月前に見覚えがありました。
「確認の表示」を選択
▲クリックで拡大
これ、先月に海外で報告されていた画像ですね(^_^;

問題の海外画像
海外のGet Windows10アプリ
▲3月6日頃に海外サイトで拾ったもの。
(先月この画像を紹介したページはこちら (ページ中段))
ボタンの配置や文字のレイアウトが微妙に異なりますが、ほぼ同じもののように見えます。
しかも海外画像をよく見ると、スケジュールされた日付は2月15日。
国内では報告が少なかっただけで、海外では2月頃から発生していた問題なのかな・・・?

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