フリー版のAvira AntiVirが更新出来ない、アップデートが上手く行かない場合の原因・対処方法をまとめたページです。
最新情報
・Avira Free Antivirus 旧バージョンが更新出来ない場合の対処方法(2014年版)
・Avira Free Antivirus のVDF手動更新方法(2012年版)
現在では、旧バージョンのAviraは通常の方法ではアップデート出来なくなっています。
Avira Antivirusについて
Pentium266MHz以上のCPU、192MB以上の空きメモリ(注:いずれもXPの場合。Vistaの場合もう少し上の性能が必要)で作動する、非常に作動の軽いフリーのアンチウィルスソフトです。
個人利用ならフリーで使えるバージョンもあり、日本語版も公開されています。
このサイト内でのAvira Antivirusの紹介はコチラ
以下古い情報
Aviraが更新できない2010年版
現在のAvira AntiVirは、定期的にウイルスパターンを更新していれば、フリー版でも自動的に使用期限は延長されて行きます。
AntiVir Personal バージョンのライセンスの有効期限
ライセンスの有効期限までに更新が実行されなかった場合は、最新のインストール パッケージを使用して無料の AntiVirPersonal をインストールするか、弊社の Web サイト free-av から新しいライセンスファイルをインポートして、完全に機能する状態に戻すことができます。
との事ですので、定期的に更新を行うようにしましょう。
ライセンスの有効期限が切れてしまった場合は、
Avira AntiVir Personal - FREE Antivirus : よくある質問 (FAQ)
からライセンスファイル「hbedv.key」をダウンロードし、Avira Antivirusをインストールしたフォルダに上書きすればOK。
注意
hbedv.keyのダウンロードページは過去2年間で3回変わっています。今回もすぐ変わってしまうかも知れません。更新期限が切れた場合は、Avira AntiVirの上書きインストールが手っ取り早いかもしれません。
緊急でウイルスパターンを最新のものに更新したい場合は、「Avira:アンチウイルス増分更新 - IVDF および VDF 更新情報」から最新のウイルスパターンをダウンロードし、Aviraのメイン画面から「更新」≫「手動更新」を選んで適用します。
ライセンスの更新期限が切れていないのに、更新出来ない
最近のAviraは、古いバージョンのフリー版Antivirについては、1ヶ月以上更新をしなかった(ネットに接続しなかった)PCに対して、ライセンスの更新期限切れを行っているようです。
毎日(もしくは最低でも1ヶ月に一度)はネットに接続しているPCならばAvira AntiVir Personal8~9あたりを利用していても何ら問題は発生しないようですが、「古いバージョンのAvira」を新規にインストールしようとしたり、滅多に起動しないサブPCでライセンス更新を行おうとすると、最新のAvira AntiVirPersonalをインストールしなければ更新出来ないようになっているみたいです。
アップデートサーバの混雑や、ファイアウォールなどの影響で更新出来ない場合もありますが、この原因が多いようです。
ライセンス期限も切れていない・1ヶ月放置したわけでもないのに更新出来ない
・Avira AntiVirのライセンスが切れている訳でもない。
・アップデートサーバーを確認しても、サーバーダウンしている訳でもない。
でも自動更新や「更新ボタン」での更新は失敗する。。。
という場合は、Avira AntiVirのログを確認してみます。
(少し上級者向けの解決方法になります。)
▲Avira AntiVirの更新ログ確認方法
(1)ツールバーから「表示」>「概要」を選択
(2)さらにその先で「レポート」を選択
(3)更新を失敗しているアクションを選択し、「選択したレポートのレポートファイル表示」ボタンをクリック
▲クリックで拡大
ウイルスパターンのアップデートに失敗した時のログが表示されます。
少し大変な作業になりますが、ここからエラーを探します。
主なエラー原因
ダウンロード マネージャ: WinINet ライブラリ内でエラーが発生しました。
マイクロソフトHPから参考リンク
[OLEXP] エラー メッセージ : MSIMN のページ違反です。モジュール WININET.DLL
解決方法
- Windowsの月例アップデートを行った後、PCの再起動をしていない場合
- 休止やスタンバイを一旦やめて、PC再起動で解決します。
- 何らかの原因で、IEまたはwininet.dllが壊れている場合
- 症状が軽い場合は、IEのキャッシュクリアやCCleaner実行で治ります。
参考:「CCleaner」 - 少し重い症状の場合は、IEをアドオン無しで起動させ、設定ファイル含め全て削除すると治ります。参考:「IE7が起動しない。強制終了、またはハングアップしてしまった時の対処法」
- さらに重い症状の場合は、IEの再インストールが必要。
一旦アンインストールしたい場合は、マイクロソフトの関連ページを参考にする
- 症状が軽い場合は、IEのキャッシュクリアやCCleaner実行で治ります。
IE6を再インストール・修復する場合
詳細は「Outlook Express 6 および Internet Explorer 6 を再インストールまたは修復する方法」を確認すること。以下、画像含め一部を転用。
「ファイル名を指定して実行」でsfc /scannowと入力。
WindowsのインストールCD/DVDが必要になる場合があります。
さいごに
月例のWindowsUpdateの度に「Avira 更新できない」なんて検索が増えますので、殆どの人がPC再起動で正常に戻ると思います。。。
追記終わり。以下、過去に書いたもの
No Valid license file availableのメッセージが出てアップデート拒否される
ここの所、いつもアップデート失敗するな。。。とは思っていたのですが、そこに記されているメッセージを気にしたのは本日。そこに書かれているメッセージは
「NoValid license file available」
=ライセンスが正しくないので利用できません
私は何かフリーで使用する規約を破っていたのかな?
と、思い返しても、規約を破るような事をした覚えは無い。
「一人で複数のライセンスは不許可だったっけ?」と慌てて規約を規約を読み返しても
「商用利用不可。個人非営利に限り無料利用可」としか書いていない。
複数利用についての項目をライセンス原文で探しても
以下利用規約の原文の一部:
A digital license code can therefore also contain the license for more than one product.
訳)デジタルライセンスコードはそれ故1つ以上の製品への許可を含みます
注)「それ故」の部分はこの前の文章のデジタルライセンスコードの仕組みの説明のモノにかかる。
上記を読む限り、複数利用はOK。
じゃぁ、何が原因なの?
AviraAntivirusは、各自でライセンス更新が必要
結構困り果てましたが、Avira Antivirusは定期的に自分でライセンスファイルの更新を行わなければならないみたいです。
AntiVir Tips & FAQs - 困ったときは/アップデートできないときは
どうやら http://www.free-av.com/en/pages/22/faq.html から「hbedb.key」というファイルをダウンロードし、自身のAvira Antivirusをインストールしたフォルダに上書きしないとダメな模様。
追記:上記リンクは死んでいる模様。新しいリンク
http://www.free-av.jp/en/download/download_servers.php
上記も死んだ模様。Avira Antivirの再インストールが手っ取り早いようです(上書きインストールでOK)
意外と簡単に解決しましたが、お気に入りのウィルスソフトだっただけに焦りました(^_^;
恐らく使用登録する際に送られてきた英文メールや、インストールする前の「利用規約」書いてあったっぽい。「ただの一般的な利用規約でしょ」と流し読みしてたツケが回ってきたみたいです。
教訓:英語でも利用規約はやっぱりよく読みましょう。