VMware上で仮想PCを作成した時、Aドライブ(FDD)が認識されてしてしまい、これが微妙に邪魔になる事があります。

VMware上のXPマシン
VMware上のXPマシン
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Aドライブが「フロッピーディスクドライブ」かつ「リームバブルディスク」として登場しています。

VMware上のハード構成を確認してみると・・・
管理画面上ではフロッピーディスクは存在していない
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管理画面上ではフロッピーディスクドライブは存在していません。
もちろんホスト側にもFDDはありません。

このように実機にもVMware上のハード構成にもフロッピードライブが無い場合でも、仮想OS上のBIOSでフロッピードライブが設定されている場合があります。
こういう状態の時にAドライブを消すには、仮想PCのBIOS上でFDDをDisabledにする必要があるようです。

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以下、その手順メモ。

VMwareでBIOS画面にアクセスする方法

サイト内以下ページで解説しています
VMwareをCDブート、USBブートする/VMwareのBIOS画面を出す

  • POST通過時間を長くする
    ・・・・・仮想OSを作成したフォルダ内の「*.vmx」ファイルに「BIOS.BootDelay ="2000"」という一文を付け足す(数値はミリ秒)
  • BIOSに入る
    ・・・・・POST通過中にF2 キー

BIOS画面に入る

「Legacy Diskette A:」の項目を「Disabled」に
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「Legacy Diskette A:」の項目を「Disabled」に変更する。

 

BIOS上での変更を反映させ、仮想マシンを再起動します。
Aドライブが消えた
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これでAドライブは消えました。

注意事項

VMware上にOSをインストールする際の「簡易インストール」など、VMwareは一部の機能をFDドライブを利用してバッチを走らせます。
この変更を行った場合、VMwareの一部機能が正常に作動しない場合があるので注意しましょう。

このページの情報は 以上です。