VMwareで仮想プリンタが使えなくなった場合の対処方法-その3

サイト内過去記事

の続きです。
またまた VMware 内の仮想PC (Windows XP) がプリンタを認識できなくなってしまいました。

そして、以前 (上記その1、その2) の手順ではプリンタを認識させることが出来ず、復旧にかなり手間取ったので覚え書きです。

補足

基本的には以前と同じ手順で復旧できました。しかし、問題が発生する度に復旧手順が面倒になって行きます。。。

今回の復旧手順

「お前は何をやっているんだ？」とツッコミが来そうな手順ですが、以下の手順が必要でした。※「1.」と「5.」のsettings.ini 書き換えは不要かも。

settings.ini を書き換える
- VMwareを終了した状態で行う
- 「%programdata%\VMware\VMware Workstation」フォルダを開く
  
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  「settings.ini」ファイルがあるので開く。
- 「printers.enabled = "FALSE"」という一文があるので、
  「printers.enabled = "TRUE"」と修正する。
  - メモ: 以前「TRUE」にしたのに元に戻っていた
「環境設定画面」で「仮想プリンタを有効にする」
- VMware の「環境設定画面」は以下からアクセスする
  
  ▲クリックで拡大
- 「デバイス」欄をチェック
  
  ▲クリックで拡大
  ここのチェックが外れているとVMware側でプリンタが使えない。
  - メモ: 以前有効にしたのに元に戻っていた

ここまでは過去記事「その1」「その2」と同じ手順。
今回は、これに加えて以下が必要でした。

ゲストOSのUSB設定を変更する
- 「仮想マシン設定の編集」を開く
  
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  ゲストOSが Windows XP の場合、通常ここは「USB2.0」になっている。
  これを「USB1.1」に変更する。
ゲストマシンを起動する、USB設定を戻す
- ゲストマシンを起動した状態で以下を行う
  
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  先ほど変更した「USBコントローラ」の設定を「USB2.0」に戻す。
- 変更が終わったらゲストマシンをシャットダウンする
settings.ini を元に戻す
- VMwareを終了した状態で行う
- 「%programdata%\VMware\VMware Workstation」フォルダを開く
  $%programdata%\VMware\VMware Workstation$
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  先ほど変更したものを元に戻す
  「printers.enabled = "TRUE"」
  　→「printers.enabled = "FALSE"」
ゲストOSを起動してプリンタをつなぐ
- 先にプリンタを繋いでからVMwareを起動してもOK
  
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  デバイス欄にプリンタが登場する事を確認する

ここまでの手順で、ようやくプリンタが認識されるようになりました。

参考用メモ

▲クリックで拡大
今回も、認識された後は右側の設定だった。
- 左は2016年5月以前は右側の状態だった
- 右側の状態のプリンタアイコンは今回は消えていた (2回目に問題発生した時は存在していた)

原因はプリンタポートではなく、USBポートっぽい？

この問題は「プリンタが認識できない」ではなく、「USB機器が認識できない」という状態になっていたのかもしれないです。
数か月後に再び問題が起きそうな気配が満々なので、その時はUSB機器がきちんとにんしきできるかどうか、そこからチェックしてみようと思います。

何が起きているのか？

どうやら、いつの頃からか「VMware Workstation をアップデートする」もしくは「ホストPC (Windows 10) をメジャーアップデートする」度に、ゲストPC側のUSB設定が初期化されている感じもします。それとも、XPもしくはVMwareのシステムがどこかおかしくなっているんだろうか･･･？

どうやらOSまたはVMwareにアップデートがあったタイミングで、この問題を定期的にチェックする必要がありそうです。

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