Windowsマシンをリセットやリカバリ、リストアしたり、工場出荷時の状態に戻したり・・・と言った手順を行った際、古いシステムファイルが「Windows.old」として残っちゃう事があるんですねえ。
ウイルス感染した場合は、リカバリ後も「Windows.old」フォルダ内にウイルスが残っている事になります。
「Windows.old」はとっとと削除するか、環境復元したい場合はWindows.oldフォルダ内のウイルスを削除しましょう。
Windows.oldの削除方法
他サイトさんで非常に詳しい手順紹介があるので、そちらの紹介のみとします。
裏技shop DDさんの「Windows8.1アップグレード後に不要になったWindows.oldフォルダの削除方法!」が参考になります。
リンク先の手順画面
▲手順は非常に詳しく、「コンピューター」を開くというステップから解説されています。
Windows8.1へのアップグレードの場合を例に解説されていますが、Windows7以降(恐らくVistaもOK)は上記ページの手順をそのまま実行すればOKです。
上記ページの注意点
光学ドライブの付いていないノート・タブレットPCの場合は「Windows ESD インストールファイル」の削除はしないようにしておきましょう。
これを消すとリカバリが出来なくなってしまいます。
Windows.old フォルダーから以前の Windowsを復元する
Windows.old フォルダーを使用して Windows 7 ベースのコンピューターを以前の Windows インストールに復元する方法
「Windows.old」フォルダーからウイルスの脅威を消し去ることが出来た場合は、上記リンク先のような手順で元のPC環境を復元させる事も可能です。
(かなり面倒な方法になります。)
Windows.old フォルダー内のウイルスの削除方法
リカバリ後のPC環境から、普通に「Windows.old」フォルダ内のウイルスチェックは出来るはずです。
※ただし手元に手頃な環境が無かったため、検証できず。
この場合の注意点
もしウイルスを見つける事が出来た場合、保存場所やファイル名などを必ずチェックしましょう。
svchostなど、Windowsのシステムファイルと同名のウイルスが発見された場合は、「Windows.old」から環境を復元するのは諦めましょう。
あとがき
リカバリ後に「Windows.old」が残っちゃう現象は、メーカー製のPCの場合や、最近流行の「光学ドライブの無いPC」で良く発生するみたいです。
私はWindows PCをリストアする際、OSに標準で実装された機能を使う事がないので、今まで全然気が付きませんでした。。。